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オフィスビル「バイオフィリアプレイス 南青山」がグッドデザイン賞を受賞

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大東製糖株式会社

生き生きとしたファサードとヒューマンスケールの居場所を評価

大東製糖株式会社(千葉県千葉市美浜区 代表取締役:木村成克)が株式会社新居千秋都市建築設計(東京都目黒区 代表取締役:新居千秋)に設計を依頼して開発したオフィスビルBIOPHILIA PLACE MINAMIAOYAMA[バイオフィリアプレイス南青山]が、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する2024年度のグッドデザイン賞を受賞しました。施工は戸田建設株式会社が担当。コンセプトを「バイオフィリア*プレイス」とし、通風、採光、植栽などを創造的に取り入れ、自然との共生やコロナ以降の多様化する働き方に対応する環境づくりを評価されました。

*「人は自然とのつながりを求める本能的欲求がある」という概念

【建物概要】

名称:BIOPHILIA PLACE MINAMIAOYAMA 

場所:東京都港区南青山2-5-8

竣工:2023年4月1日

プロジェクトオーナー :大東製糖株式会社

設 計:株式会社新居千秋都市建築設計

施 工:戸田建設株式会社

仕様:1 階が店舗、2 ~ 5 階までがテナントのオフィスビル

敷地面積:422.01㎡ 建築面積:282.14㎡ 

延床面積:1,050.65㎡ 

構造:鉄筋コンクリート造 階数:地上5階

◆コンセプト背景

プロジェクトがスタートしたのはコロナ禍の2020年5月。従来の働き方が変容していくなかで、オフィスビルをつくることは未来の働き方を見通すことでした。テレワークやオンライン会議などが進む中で、Face to Faceでなければいけないことは何だろう? 「人と人がアイデアを持ち合い触発される場所」、その結論に至りました。多数が入居する超高層オフィスに埋没するのではなく、スペースを縮小し、個性があり、やすらぎや自分の好きな場所を作りたいという成長期に差し掛かった事業者をターゲットに選定。快適な環境や自然とともにとの想いから、バイオフィリアのコンセプトが生まれました。

◆デザインのポイント

南面の外壁の凸凹部により、風が分散されて和らぎ、風の強弱で取り入れる場所を選べる設計。飛び出した屋根が庇となることで、日射を遮り熱負荷の軽減を図りました。隣地は新居千秋都市建設設計が約20年前に設計した集合住宅で、そこから緑や外壁の凹凸を連続させることで街並みをつくりました。内部は、超高層オフィスビルのワンスパン程度のスケール感で柱の無い約12m角の内部空間を形成し、内部レイアウトを自由に使えることを目的にしています。

またオフィスはミュニケーションの場所という考えのもと、南面は凸凹利用してアルコーブを作り、外部との関係性を変えることで、多様な居場所をつくりました。

◆審査員の評価

前面ファサードの凹凸によって、日の当たり方が様々なヒューマンスケールの居場所が、窓の近くやテラスとして多く生まれている。それだけでも非常に魅力的だが、四方向に窓を確保したことで十分な通風を確保しつつ、ファサードの凸凹が風を和らげる効果もあり、室内に心地よい風を取り込むことができるという。天空率を最大限活用し、環境シミュレーションも掛け合わせることで、生き生きとしたファサードと人の居場所が実現されていることを評価した。緑が繁っていくと、凸凹のファサードと相まって、より有機的な表情になってくると想像している。

【物件に関するお問い合わせ】

株式会社ナピネス    千葉市美浜区新港44番 担当/木内

TEL043-302-3108

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2024年11月5日 17時19分)

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