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35mmフルサイズにおいて世界最高画素数の4.1億画素CMOSセンサーを開発

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キヤノン株式会社

キヤノンは、35mmフルサイズにおいて世界最高画素数(※1)となる4.1億画素(24,592×16,704画素)のCMOSセンサーを開発しました。超高解像が求められる監視用途、医療用途、産業用途など、さまざまな分野での活用が期待されます。

新開発の4.1億画素CMOSセンサー

■ 35mmフルサイズにおいて世界最高画素数の4.1億画素

新開発の4.1億画素CMOSセンサーの解像度は24K相当(フルHDの198倍、8Kの12倍)であるため、広視野で撮影し、任意の領域を切り出して拡大しても、解像感が損なわれない高画質な映像を取得することができます。また、超多画素のCMOSセンサーは中判以上のイメージサイズであることも多い中、本CMOSセンサーは35mmフルサイズを実現しています。そのため、フルサイズセンサー用のレンズと組み合わせて使用することが可能であり、撮影装置の小型化に寄与することが期待されます。

■ 32億8,000万画素/秒の超高速な信号読み出しを実現

一般的に、CMOSセンサーは画素数が増えるほど信号遅延が生じやすくなるなどの課題があり、超多画素CMOSセンサーの実現には高度な信号処理技術が必要です。新開発のCMOSセンサーは、画素部分と信号処理部分を重ね合わせた裏面照射積層構造の採用や回路構成の見直しなどにより、1秒間に32億8,000万画素の超高速な信号読み出しを実現し、毎秒8コマの動画を撮影することが可能(※2)です。

■ 4画素加算機能により1億画素で毎秒24コマの滑らかな動画撮影が可能

隣り合う4画素を仮想的に1画素として扱う「4画素加算機能(※3)」により、感度を向上させ、より明るい画像を取得することができます。本機能の使用時は、1億画素で毎秒24コマの滑らかな動画撮影が可能です。

キヤノンは、イメージングのリーディングカンパニーとして長年培ってきた技術を生かして、超多画素や超高感度などの特長を持つCMOSセンサーや、暗い場所でもわずかな光を検出するSPADセンサーなどを開発してきました。今後も技術開発を進め、社会の変革やさらなる発展に寄与してまいります。

〈ご参考〉

2025年1月28日(火)~30日(木)に米国サンフランシスコで開催される世界最大級の光学・フォトニクス関連の展示会「SPIE Photonics West」のキヤノンブースにおいて、本CMOSセンサーを参考出展する予定です。

※1    2025年1月21日現在。(キヤノン調べ)

※2    カラーセンサー・モノクロセンサー共通。

※3    モノクロセンサーのみ。

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年1月22日 13時00分)

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