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日本ファンタジーノベル大賞2021を受賞した藍銅ツバメさんの『鯉姫婚姻譚』は、本日1月29日、新潮文庫より発売です!

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株式会社新潮社

自作未発表の創作ファンタジー小説を対象とした「日本ファンタジーノベル大賞」。本賞の2021年の受賞作が、藍銅ツバメさんの『鯉姫婚姻譚』です。選考委員である恩田陸さん、森見登美彦さん、ヤマザキマリさん全員を「これ以上のラストはない!」と唸らせた傑作で、書評家の大森望さんは「異類婚姻譚史上、最高の恋」と評しています。

日本ファンタジーのノベル大賞は自作未発表の創作ファンタジー小説を対象とした公募型の文学賞で、1989年に始まりました。本賞からは、酒見賢一さんの『後宮小説』、畠中恵さんの『しゃばけ』、森見登美彦さんの『太陽の塔』などの作品が誕生しています。そして、2021年の受賞作である藍銅ツバメさんの『鯉姫婚姻譚』が、このたび新潮文庫より発売となりました。

■選考委員コメント

2021年の選考委員は、恩田陸さん、森見登美彦さん、ヤマザキマリさん。三人の選考委員全員が、本作のラストを高く評価しています。

恩田陸さん

着地もこれしかないという結末で、日本ファンタジーノベル大賞の考えるファンタジーノベルにふさわしい、と思った。

森見登美彦さん

若旦那と人魚をめぐる枠物語の締めくくりは「異類婚姻の成就」として文句のつけようのないものだ。

ヤマザキマリさん

気がついたらごく自然にこの世界に馴染み込めていた。(中略)最後の顛末は秀逸。

また、本文庫の巻末解説を執筆した書評家・翻訳家の大森望さんは、「異類婚姻譚史上、最高の恋」と評し、さらにSF的な説得力を感じてジェイムズ・ティプトリー・ジュニアの歴史的名作「愛はさだめ、さだめは死」を連想した、と書いています。

■書籍内容紹介

商いに失敗し、若くして隠居させられた孫一郎。亡父から受け継いだ屋敷に移り住むと、庭の池にはなぜか人魚が暮らしていた。彼女の名は、おたつ。

おたつに懐かれ「夫婦になってあげる」と言われた孫一郎は、結婚をあきらめさせるため、人と人ならざる者が恋に落ち、不幸な結末を迎えた話を語る。だが、二人の間には少しずつ変化が起き――。異類婚姻譚史上、最高の恋の物語!

■著者紹介:藍銅ツバメ(ランドウ・ツバメ)

1995(平成7)年生れ。徳島大学総合科学部人間文化学科卒業。2020(令和2)年、「めめ」で第4回ゲンロンSF新人賞優秀賞受賞。‘21年、『鯉姫婚姻譚』で日本ファンタジーノベル大賞2021大賞を受賞。

■書籍データ

【タイトル】鯉姫婚姻譚

【著者名】藍銅ツバメ

【発売日】2025年1月29日

【造本】文庫

【定価】693円(税込)

【ISBN】978-4-10-105591-6

【URL】https://www.shinchosha.co.jp/book/105591/

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年1月29日 11時00分)

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