Tapfun株式会社
Tapfun株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：片岸憲一、以下「当社」）は、楽天グループ株式会社（以下「楽天」）のCVC（コーポレートベンチャーキャピタル）である楽天キャピタルからシリーズAラウンドでの資金調達を実施するとともに、社外取締役として楽天の事業開発責任者を務める、執行役員の鐙一義氏が就任したことをお知らせいたします。
Tapfun株式会社 事業概要
Tapfun株式会社は、スマートフォンゲームやPCゲームが抱える課題を解決するクラウドゲーミングプラットフォーム「TapFun」を提供しています。
資金調達の目的
今回の資金調達により、当社は、魅力的なゲームタイトルのラインナップを強化し、事業のさらなる成長を目指してまいります。
楽天は、インターネット、フィンテック、通信など多岐にわたる分野で70以上のサービスを展開する企業です。このたび資本参加を受けたことで、楽天の幅広いサービスや1億以上もの楽天会員基盤から成る「楽天エコシステム（経済圏）」との連携も検討し、今後、お客様に対して新たな価値の提供を目指してまいります。
楽天の代表取締役会長兼社長である三木谷 浩史は次のように述べています。
「このたびTapfunに出資参加させていただく運びとなりました。ゲーム業界は、2028年にはグローバルで約USD250bn(約40兆円)* 規模に成長すると言われています。革新的な事業モデルをもって、日本発のクラウドゲームプラットフォーマーを目指されているTapfunの挑戦を、楽天の持つグローバルなネットワークや、AI・モバイルなどの技術を通じて、サポートさせていただきます。ゲーム業界の新たな未来を牽引されていくものと期待しています」
Tapfun株式会社 代表取締役社長 片岸憲一よりコメント
「このたび、楽天から資本参加いただきましたことを、心より嬉しく思います。
今回のご支援を最大限に活用し、当社の事業成長をさらに加速させるべく邁進してまいります。お客様に、どんなデバイスでも高品質なゲームを楽しめる”最強”のゲームプラットフォームを提供するという目標に向け、全力を尽くしてまいります」
ゲーム業界が抱える問題
スマートフォンゲームは高画質化・大容量化が進む一方で、メモリ不足、OS非対応、ストレージ負担、端末の発熱やバッテリー消耗等が快適にプレイをする上でのハードルとなっています。また、アプリを端末にダウンロードする際の不正アクセスやチートリスク、PCゲームでの、ダウンロードやインストールの手間、Mac非対応、環境依存性、PCリテラシーの必要性等、依然として課題が山積です。
さらに、クラウドゲーミングは高額な運営費用や機能対応を要する点や、主要プラットフォームの手数料が30%と高止まりしている現状も、ゲーム会社の収益性、ひいてはユーザーの満足度に悪影響を及ぼしています。
TapFunによる問題解決
当社は、ゲームユーザー向けにダウンロード不要でブラウザ上から高品質なゲームを提供することで、端末スペックやOSに依存せず、スマートフォン、PC、タブレットで快適なゲーム体験を実現します。また、ゲーム会社向けにはクラウド費用込みで低コストの手数料（18%）を設定し、収益性の向上を支援します。さらに、集客支援に特化したパブリッシングプランを通じて、効果的なマーケティングと事業成長をサポートし、業界全体の発展に貢献します。
直近の実績としては、新規ユーザーの翌月継続プレイ率および1日あたりの平均プレイ時間が、アプリ版を明確に上回る水準を記録しています。また、これまで端末スペックの制約でプレイできなかったユーザーにもゲームを提供できるようになりました。PC環境で大画面の迫力あるプレイを満喫しているとのお声をいただいており、ユーザー体験の向上や裾野の拡大に寄与させていただいていることを大変嬉しく思います。
Tapfun株式会社 概要
会社名：Tapfun(タップファン)株式会社
代表者：代表取締役 片岸 憲一
本社所在地：東京都港区南麻布4-12-25 南麻布セントレ2階
設立：2020年9月2日
お問い合わせ先：
Mail：contact@tapfun.co.jp
Tel：03-6826-0142
Form：https://corporate.tapfun.co.jp/contact
※出典元: Bain＆Company (https://www.bain.com/about/media-center/press-releases/2024/global-video-game-revenue-to-reach-$257-billion-by-2028-outpacing-combined-revenues-of-other-media-types-finds-bain–company/)