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【大阪工業大学】消防防災活動にドローンを役立てる

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学校法人常翔学園

本学ホームページ連載「研究力」№8を配信 ネットワークデザイン学科 樫原茂准教授

 大阪工業大学(学長:井上晋)は、本学の時代に先駆ける研究をホームページの「研究室VOICE!」内で紹介する連載「研究力」の8回目を本日配信しました。今回はネットワークデザイン学科 樫原茂准教授の、消防防災活動においてドローンを使い、被害状況を素早く把握するなどの利活用に向けた研究です。

1. 教  員:樫原茂准教授(かしはら・しげる)

2. 所  属:ネットワークデザイン学科(4月からは実世界情報学科)

3. テ ー マ:消防防災活動にドローンを役立てる

4. U R L:https://www.oit.ac.jp/japanese/voice/pickup/8_IN-kashihara.html

樫原准教授
電波を探知できるセンサーを取り付けたドローン。山中の行方不明者の捜索を想定した実験で、スマートフォンやゲーム端末が発する電波を手掛かりに捜索する可能性を探った

【研究の概要】

 樫原准教授がドローンを消防防災活動に生かす研究を始めたのは、2011年の東日本大震災がきっかけです。大災害を目の当たりにし、自分にできることは何かと考えました。ちょうどその頃、プログラムで制御できるドローンが登場し始めていたので、自身の専門分野であるモバイルネットワークと組み合わせることから災害時に役立つ技術が生み出せるのではないかと研究に着手しました。

 現場で活用するには現場の課題を正しく理解することが大切です。そこで、本学と高知市消防局とで協定を結び、共同研究を進めています。山中の行方不明者の捜索を想定した実験では、上空からの撮影に加えて、電波を手掛かりにする方法を試しました。多くの人がスマートフォンやゲーム端末などを携帯していることから、それらの機器が発する電波を利用できると考えたからです。この実験により、電波情報を活用することで捜索範囲を絞り込むことができ、より迅速な救助につながる可能性が明らかになりました。


【WEB連載「研究力」】

 ● 会話形式の平易な文体に図や動画を多用し、先端の研究を分かりやすく説明

 ● 本学の200研究室から毎月1教員を紹介

 ※ 以下にこれまでの「研究力」のタイトルとURLを紹介しています

【「研究力」バックナンバー】

住みやすさを創造する「建築環境工学」 

工学部 建築学科 河野良坪教授

https://www.oit.ac.jp/japanese/voice/pickup/1_A-kono.html

未利用熱を有効活用「熱電発電」の新素材を開発 

工学部 応用化学科 村田理尚准教授

https://www.oit.ac.jp/japanese/voice/pickup/2_K-murata.html

石油を作る微細藻類に遺伝子解析からアプローチ 

工学部 環境工学科 河村耕史准教授

https://www.oit.ac.jp/japanese/voice/pickup/3_V-kawamura.html

サステナブルな野外フェスを音環境から考える 

工学部 機械工学科 吉田準史教授

https://www.oit.ac.jp/japanese/voice/pickup/4_M-yoshida.html

ナノ技術で血栓のできない人工血管に挑む 

工学部 生命工学科 外波弘之准教授

https://www.oit.ac.jp/japanese/voice/pickup/5_U-tonami.html

連鎖する災害の因果をテキストデータから読み解く

情報科学部 データサイエンス学科 坂平文博准教授

https://www.oit.ac.jp/japanese/voice/pickup/6_ID-sakahira.html

公共交通は「人を運ぶ」だけなのか? 

工学部 都市デザイン工学科 西堀泰英准教授

 https://www.oit.ac.jp/japanese/voice/pickup/7_C-nishihori.html

出典:PR TIMES

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