ServiceNow Japan合同会社
※本資料は、2025年3月12日(米国時間)付けで米国ServiceNow, Inc. が発表した報道資料の抄訳版です。
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開発から導入まで、ServiceNowスタジオがアプリ、AIエージェント、ワークフローのイノベーションを加速
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ServiceNow CRMソリューションに対する顧客からの需要に応え、セルフサービスポータルを通じた注文管理を簡素化
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AI主導の自動化によって組織全体のワークフロー管理を簡素化することでサービス可観測性を向上
ServiceNow(NYSE: NOW)は本日、自動化、ガバナンス、インテリジェントなワークフローを進化させ業務運用の複雑さを解消し、組織の変革を実践するAIプラットフォームYokohama Platformリリースを発表しました。このリリースによって、アプリケーション開発の加速、ワークフローのパフォーマンス向上、顧客体験の質の向上すべてを、最高レベルのガバナンスとセキュリティを維持したうえで実現します。アプリケーション開発期間の短縮とガバナンスの徹底を目的とした統合型ワークスペースを提供するServiceNowスタジオから、設定や発注など顧客の利便性を高めるセルフサービスポータルの機能拡張まで、これらのイノベーションを通じた複雑さの解消と効率性向上が可能になります。また、サービスオブザーバビリティ機能が提供するAI主導の洞察を得ることでビジネスレジリエンスを確保し、組織全体の可視性を求めて高まるニーズに、セキュアな一元化プラットフォームで対応することが可能です。
Gartner®の2024年デジタルワーカー調査によると、「60%を上回るデジタルワーカーが基本的な自動化機能で作業を効率化し、分析に基づいたカスタマイズのダッシュボードを意思決定に活用している」(※)とされています。ServiceNowでは、Yokohama Platformのリリースによって複雑で非効率なワークフローを解消し、的確な意思決定を促して体験と生産性の向上につなげていくことができると見込んでいます。
ServiceNowのプラットフォームおよびAI担当エグゼクティブVPであるジョン・シグラー(Jon Sigler)は次のように述べています。「ServiceNowはAIを活用した自動化によって可能性を再定義し続けています。エンドツーエンドのワークフローにインテリジェンスを組み込むことで、組織はサイロの解消と迅速な意思決定、そしてシームレスな業務運営を大きく推進していけるはずです。ServiceNowはYokohama Platformリリースを通じて、組織がスマートなイノベーションとシームレスな拡張に向かい素早く行動に移していけるようサポートします。ServiceNow Platformは、人、プロセス、データを単一の行動システムに統合し、複雑さを明確化することで、組織のスムーズな変革を支えています。」
ノーコードからAIエージェントまで、組織のスムーズな自動化を推進するServiceNowスタジオ
現在のビジネス成果を決めるのはスピードと規模です。ただし、断片化されたツールではイノベーションが妨げられ、ソリューションのサイロ化はガバナンスやワークフローの不整合といった問題を引き起こしかねません。チームをつなぎ、ワークフローを自動化して、セキュリティを組み込んだ、組織が求める要件を満たすAI主導のソリューションを構築してこそ、チャンスは訪れます。
ServiceNowスタジオは、ServiceNow Platform上の開発を大きく変えるノーコード、ローコード、プロコードの開発者を対象とした、AI主導の統合型開発環境です。ServiceNowスタジオにはNow Assistが組み込まれているため、直感的で使いやすいツールを活用して、アプリケーション開発にかかる時間の短縮、コラボレーションの強化、効率的な自動化が可能になります。クロススコープ編集により開発者はすべてのメタデータを1か所で管理することで複数のプロジェクト間をシームレスに切り替え、開発者の使いやすさを重視したアップデートセット管理を活用し自信を持って変更を実装することができます。また、今回のServiceNowのイノベーションではAIエージェントの機能が拡張され、AIエージェントスタジオとの統合によって、開発者はアプリとAIエージェント群の両方を1つの環境で設計できるようになりました。同時にWorkflow Data Fabricとのシームレスなデータ統合が可能になったことで、確認、承認、申請の変更といった一連のプロセスが自動化され、組織全体でガバナンスの徹底とデータ接続が確保されます。ServiceNowスタジオは、ツール、ベストプラクティス、AI主導のワークフローを一元化することで、組織の自動化と効率的なコラボレーションを推進し、イノベーションを現実的なインパクトへと変換します。
さらに、新しい生成AIスキルを活用すれば、テスト、最適化、実装といった開発プロセスの自動化がこれまで以上に加速します。RPAボット生成は、自然言語を使用したボットの生成を可能にし、開発の民主化を促進します。アプリ要約は、アプリの説明をAIが生成した要約で補完し、重複の確認やアプリの実装準備が整っているかを評価する機能です。自動テストフレームワーク(ATF)生成を使用すれば、自動生成されたテストシナリオでアプリケーションのテスト工程を円滑に進めることができるため、品質、信頼性、パフォーマンスの向上につながります。ServiceNowは、開発プロセスの深層までAIを直接組み込む新しいスキルを継続的にリリースし、開発チームの迅速かつインテリジェンスなアプリケーション構築、テスト、最適化を支えています。
シームレスな販売サイクルを確立する注文管理ソリューションのスマート化
従来のCRMシステムは、現在の消費者が期待する体験をリアルタイムかつシームレスにエンドツーエンドで提供するために必要な柔軟性と効率性が十分ではありませんでした。営業やサポート部門には手作業での注文処理や繰り返しの問い合わせの対応といった負担がかかり、納期の遅れや顧客満足度の低下などにつながることも少なくありません。
こうした課題に対処するのが、ServiceNowのセールスと注文管理(SOM)です。ServiceNowのAIプラットフォームに構築されたSOMは、製品の構成、価格設定、見積もりを注文管理から完了まで一体化することで、販売サイクルの短期化と業務の効率化を図り、シームレスで積極的なサービス提供を可能にします。
セルフサービスコマースポータルは、顧客がいつでも製品の構成や発注、注文状況の追跡をできるようにし、組織の収益拡大を促します。どの段階でも営業担当やサポート部門が関与する必要はありません。購入プロセスの摩擦を軽減することで、注文放棄を回避し、取引件数を増加させ、迅速な収益獲得を可能にします。注文から完了、サポートまでを単一プラットフォームに一元化することで、他にはないコネクテッドな(つながった)体験を提供できると同時に、チームが顧客との関係構築に注力できるようにします。
インテリジェントな可観測性によるサービス運用の強化
ServiceNowのIT Operations Management(ITOM)の一部として展開するクラウド可観測性は、組織全体の可観測性エコシステムを統合し、洞察に基づく行動につなげる単一ソリューションです。いくつもの監視と観測ツールに依存して、複雑化を招き、問題を可視化できなくなるケースも多くあります。サービスオブザーバビリティ機能は、あらゆるソースから情報を集約し、AI主導の洞察を抽出して、根本原因を迅速に特定します。ビジネスインパクトの定量化と、問題が大きくなる前に解決が可能になります。サービスオブザーバビリティ機能により、ITチームが既存のソリューションとシームレスに連携できるAI主導の統合型ハブが提供されます。AI主導の自動ワークフローが組織のダウンタイムを削減し、憶測による判断を排除して、サービス運用をビジネス成果につなげることが可能です。リアルタイムのインテリジェンスを引き出し、組織の問題解決を事後対応から事前対応に移行できるようサポートします。
働き方を再定義するプラットフォーム
ServiceNowはYokohamaリリースを通じ、ビジネス変革のためのAIプラットフォームとしてリーダーシップを強化し、現実的なビジネスインパクトをもたらすスケーラブルでインテリジェントな自動化とワークフローを提供します。また、開発の短期化と可観測性の強化を目的とし、販売と注文管理を効率化するツールを提供することで、組織の生産性向上と業務効率化をサポートし続けています。
これらのイノベーションと、本日発表されたAgentic AIのさらなる進化により、組織はダイナミックな環境の中でより高いレジリエンスを実現できるようになります。
提供時期
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本日発表されたすべての機能は利用可能です。ServiceNow Storeを確認ください。
追加情報
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ServiceNowはYokohama Platformのリリースの一環として、Agentic AIの重要なアップデートについても発表。
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AIエージェントのイノベーションについては、こちらをご覧ください。
※ Gartner, 2025 Strategic Roadmap for Digital Workplace Applications, Christopher Trueman, Nikos Drakos, et al., 2 January 2025 (Accessible to Gartner subscribers only)
GARTNERは、Gartner, Inc.および/または米国とその他の国におけるその関連会社の商標およびサービスマークであり、本書では許可を得て使用しています。All rights reserved.
以上
ServiceNowについて
ServiceNow(NYSE: NOW)はAIを人々のために活用しています。私たちはイノベーションのスピードに順応し、信頼・信用できるヒューマンセントリックな(人中心の)アプローチを遵守して製品とサービスを展開することで、あらゆる業界のお客様の組織が変革できるよう支援しています。ServiceNowのビジネス変革のためのAIプラットフォームは、人、プロセス、データ、デバイスをつなぎ、生産性を高め、ビジネスの成果を最大化します。
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