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モースマイクロ、MM8102 Wi-Fi HaLowチップを発表、IoTの新しい波を後押し

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Morse Micro PTY. LTD.

2025年3月14日

<<報道資料>>

Morse Micro PTY. LTD.

モースマイクロ、MM8102 Wi-Fi HaLowチップを発表、IoTの新しい波を後押し

  • モースマイクロ、法規制に準拠したWi-Fi HaLow System-On-Chip(Soc)を投入することで、欧州にコネクティビティの新時代をもたらす

  • 欧州・中東市場向けに完全に最適化された超低消費電力、長距離コネクティビティ

Wi-Fi HaLowチップベンダーの世界的リーダーであるモースマイクロ(Morse Micro PTY. LTD.、本社:オーストラリア・ニューサウスウェールズ州)は本日、欧州および中東地域におけるIoTの大規模な展開向けに特化して設計された新しいWi-Fi HaLow SoCであるMM8102を提供開始したことを発表しました。

MM8102 Wi-Fi HaLowチップ

MM8108の低消費電力版であるMM8102は、256QAM変調で1MHzと2MHzの帯域幅を提供し、LoRaWANネットワークの速度をはるかに上回る最大8.7Mbpsのスループットを実現します。MM8102 Wi-Fi HaLow SoCは、サブGHz帯のISMバンドを利用することで、従来の2.4GHz、5GHz、6GHzのWi-Fiネットワークより広い到達範囲と優れた信号透過性を実現します。MM8102は、EMEA(欧州・中東・アフリカ)における高速・長距離IoT接続の新たな基準を確立しました。さらに、MM8102は欧州および世界の規制要件を満たしており、IoT機器メーカーの開発を容易にします。

  • 欧州向けに設計され、将来を見据えて造られたMM8102

MM8102は、EMEAにおけるIoT接続の新たな標準となる製品で、以下の特長を持ちます。

  • 法規制順守:EMEA市場向けに最適化されたMM8102は、1MHzと2MHzの帯域幅、16dBmのEIRPをサポートし、デューティサイクル制限を完全にサポートすることで、EUの無線規制への完全な順守を保証します。

  • 低消費電力動作:スリープ時間を大幅に延長し、スリープモードでの超低消費電力を実現することで、バッテリー駆動アプリケーションに最適化されています。

  • EMEA向け最高性能:256-QAM変調をサポートし、2MHz帯域幅で8.7Mbpsのバーストスループットを提供します。

  • EUのデューティサイクルをサポート:EUの規制要件を満たすバーストおよび平均デューティサイクルを完全にサポートし、デューティサイクル10%時のアクセスポイントの平均スループットは最大867kbps、デューティサイクル2.8%時のIoTステーションの平均スループットは最大243kBpsを実現 します。

モースマイクロのCEO兼共同創業者のマイケル・デニル(Michael De Nil)は、次のように述べています。「MM8102を投入することで、当社は欧州におけるIoTの新時代の舞台を整えようとしています。このチップは、未来のニーズを見据えて設計されており、強力で長距離かつ低消費電力の接続性を提供しつつ、欧州の法規制への完全な準拠を保証します。IoTの量産展開に向けてWi-Fi HaLowの潜在能力を最大限に引き出すことで、開発者は複雑な環境でも活躍できる、よりスマートで効率的なデバイスを容易に開発できるようになります。本日、『Embedded World』でこの発表を行い、欧州にコネクティビティの新時代をもたらすことを大変嬉しく思います」

超低消費電力とWi-Fi HaLow規格への完全準拠を実現したMM8102は、スマートシティ、産業用IoT、スマートメーター、POS、物流、大規模なセンサーネットワークに理想的なソリューションです。その他の特徴は以下の通りです:

  • USB、SDIO、SPIホスト統合:当社が MM8102 チップで新たに提供する USB インターフェースを基に、ユーザーは既存のネットワークや新設のネットワークに Wi-Fi HaLow 技術をより容易に統合することができます。

  • 強化されたセキュリティ:リンク層の強固な保護を実現するSAE(Simultaneous Authentication of Equals)とGCMP暗号化を備えたWPA3をサポートします。

  • スケーラブルな設計:コンパクトな5 x 5 mm BGAパッケージにより、プリント基板(PCB)のサイズとコストを最小限に抑えます。

詳細は、モースマイクロにお問い合わせください。

  • モースマイクロについて

モースマイクロはWi-Fi HaLowファブレス半導体のリーダー企業であり、数多くの賞を受賞した技術によりモノのインターネット(IoT)の接続性を変革します。同社は、シドニーに本社を置き、米国、台湾、中国、インド、日本、英国に海外オフィスを構えており、次世代の長距離・低消費電力Wi-Fi HaLowソリューションの普及を推進しています。当社の先進的なMM6108と最新発表のMM8108およびMM8102チップは、市場の中で最速、最小サイズ、最低消費電力、最長伝送距離を持つWi-Fi HaLow接続を提供するチップの一つです。

モースマイクロのWi-Fi HaLowテクノロジーは、接続されたデバイスが従来のWi-Fiネットワークの10倍の通信距離、100倍の面積をカバーし、世界的に留まることを知らない勢いで普及しています。この躍進は、スマートホーム、産業オートメーション、スマートシティなど、さまざまな分野におけるIoT接続を変革させていいます。詳細は、https://www.morsemicro.com/ja/をご覧ください。

以上

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年3月14日 09時19分)

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