東京メトロ
引退車両に新たな価値を
東京地下鉄株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役社長:山村 明義、以下「東京メトロ」)は株式会社三越伊勢丹が「ファッションを通じて新しい未来を示唆していくプロジェクト」として、2025年4月9日から4月22日まで伊勢丹新宿店で開催する「ピース de ミライ」にて、丸ノ内線02系引退車両の座席シートを活用したアップサイクル商品を数量限定で販売します。
東京メトロアップサイクルプロジェクトは2023年10月にクラウドファンディングにて第一弾商品として丸ノ内線02系の座席シートを活用した商品を販売し、多くのお客様からご好評をいただいた結果、開始後約3分で完売いたしました。
今回販売する商品は、その第一弾商品をベースに、丸ノ内線02系の座席シートと当社制服に採用される袖章タグを活用しつつ、ピース de ミライ特別バージョンとして、新たにブラックジーンズ生地を組み合わせ、数量限定で製作した「東京メトロロゴ入りペンケース」です。
丸ノ内線02系の廃車車両から採取した座席シートの生地を活用することで、当社のサステナビリティ重要課題(マテリアリティ)のひとつである「脱炭素・循環型社会の実現」に寄与することに加え、2023年度に引退した丸ノ内線02系の面影を残す貴重な商品となっています。
また、本商品は第一弾と同様にユーズドストックのデニム生地を活用したアップサイクル事業を展開する株式会社ヤマサワプレス(本社:東京都足立区、代表取締役:山澤 亮治、以下「ヤマサワプレス」)と共創し、洗浄後の座席シート生地とユーズドストックのデニム生地をヤマサワプレスの加工技術で丁寧に縫い合わせ、手作業でひとつずつ製作しています。
今後も、引退車両を活用したアップサイクル商品の企画、商品化を推進し、お客様への新たな価値の提供を目指すとともに、SDGsの達成にも貢献していきます。


丸ノ内線02系座席シート生地を活用したアップサイクル商品(第三弾)について
1.「ピース de ミライ」開催期間
2025年4月9日(水)から2025年4月22日(火)まで
2.開催場所
伊勢丹新宿店 本館6階
3.購入方法
「ピース de ミライ」特設ページよりご購入下さい。
https://www.mistore.jp/shopping/feature/shops_f3/st_piecedemirai_sp
4.販売商品
https://www.mistore.jp/store/shinjuku/shops/baby_kids/restyle/shopnews_list/shopnews_0461.html

5.「東京メトロアップサイクルプロジェクト」について
鉄道車両の更新に伴い、長年使われてきた車両の廃車は定期的に行われており、金属部分についてはリサイクル処理を実施してきました。しかしながら、座席シート等の布部材はリサイクルが困難で、資源循環の観点でも、廃材の再生可能性について課題となっていました。「そういった部材を使って、何か新しい商品ができないか」と考え、立ち上がったのが「東京メトロアップサイクルプロジェクト」です。
「引退車両に新たな価値を」をテーマとし、本来捨てられるはずだったものに新たな価値を付け加え、アップサイクルを図ることで、地下から街へと活躍の場を広げていくことをイメージし、当プロジェクトに取り組んでおります。
今後も引退車両を活用したアップサイクル商品の企画、商品化を推進し、お客様への新たな価値提供を目指してまいります。
(参考:2023年10月24日付の第一弾、2025年1月29日付の第二弾のプレスリリース)
東京メトロ初のアップサイクルプロジェクト丸ノ内線02系座席シートを活用したアップサイクル商品を販売します!|東京メトロ
アップサイクルプロジェクト第二弾制服(技術職用作業服)を活用したアップサイクル商品を販売します!|東京メトロ
6.「ピースdeミライ」について
「ピース de ミライ」は、ファッションを通じて新しい未来を示唆していくプロジェクトです。
「新しいファッションを発信したい、ファッションの高揚感を届けたい」という想いは変わらず大切にしながら、それを未来へ紡いでいく。そのためにファッション業界が抱える社会課題を自社だけでなく、企業の垣根を越えて連携し向き合うことで、業界全体が進化することを目指します。
リーバイス®のユーズドストックをはじめ、マリアケント社のサンプル生地や尾州産地素材の残反をアップサイクルする取り組みに加え、ヤマサワデニムや合成皮革(アップルレザー)などのリサイクル素材を使った取り組みも。さまざまな企業のご協力で得られた素材を「ピース」に、さらなるファッションの未来を切り拓きます。
7.株式会社ヤマサワプレス概要

8.お問合せ先について
東京メトロお客様センター https://www.tokyometro.jp/support/index.html
