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ABEJA、顧問に京都大学大学院情報学研究科教授 谷口 忠大氏が就任

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ABEJA

~ AIロボティクスの研究開発および実装における取り組みを強化 ~

 

 人とAIの協調により「ゆたかな世界を、実装する」株式会社ABEJA(本社:東京都港区、代表取締役CEO:岡田 陽介、以下「ABEJA」)は、京都大学大学院情報学研究科教授 谷口 忠大氏と顧問契約を締結し、顧問に就任いただきましたことをお知らせいたします。

 ABEJAは、「ゆたかな世界を、実装する」を経営理念に掲げ、ミッションクリティカル業務へのAI導入支援のため、基盤システムとなるABEJA Platformの開発・導入・運用を行う「デジタルプラットフォーム事業」を展開しています。ABEJA Platformは、ミッションクリティカル業務における堅牢で安定した基盤システムとアプリケーション群であり、生成AIをはじめとする最先端技術による運用が人とAIの協調により実現可能です。ABEJAは、2012年の創業時よりABEJA Platformの研究開発を進めており、顧客企業からの信頼のもと、数多くの導入を進めることで「テクノロジーの力で産業構造を変革する」ミッションに取り組んでいます。また、「イノベーションで世界を変える」ビジョンに基づき、2012年からディープラーニング、2018年から大規模言語モデル(LLM)、2019年から量子コンピューティングなどの前衛的研究開発を積極的に行っており、研究開発成果を順次ABEJA Platformに搭載することで、社会実装に貢献してまいります。

 このたび、ABEJA顧問に就任いただきました谷口氏は、長く機械学習技術の応用に関する研究に従事されています。近年では、京都大学大学院情報学研究科に「谷口研究室」を構え、記号創発システム分野における理論に基づく計算機実験、シミュレーション、実ロボットを用いた研究まで幅広く、言語や記号の創発を知能の核とする研究を展開しています。谷口氏の研究トピックは、記号創発ロボティクス、コミュニケーション創発、マルチモーダル言語理解、認知アーキテクチャ、人間を系に含んだシステムなど広範にわたり、人間と共生するAI・ロボットの創成に向けた研究を推進する第一人者でいらっしゃいます。

 ABEJAにおいては現在、AIロボティクスの実装および対応領域の拡大を視野に、クラウドやエッジなどの環境、データ学習、モデルの構築、推論シミュレーションなど最先端の技術に関する研究開発を複合的に進めております。ABEJAが担うミッションクリティカル領域にAIロボティクスを実装するためには、ABEJA Platformが採用している人とAIの協調(Human in the Loop)が必要不可欠です。

 谷口氏は、記号創発システム論をさらに一歩進め、現在、集合的予測符号化という概念を提唱し、言語や社会より上位の主体が人間というシステムの上に立ち現れる描像を「システム3」と名付け、そのシステムの中で人とAIがどのように共生していくか議論を進めていらっしゃいます。

 ABEJAは、谷口氏にABEJAの顧問としてご参画いただき、AIロボティクス領域の前進に向けてご助言をいただくことで、イノベーティブなシナジーを創出できると考えております。

 ABEJAは、引き続き、ミッションクリティカル業務におけるABEJA Platformの開発・導入・運用を通して、産業構造の変革を推進します。

■谷口 忠大氏 コメント 

 このたび、株式会社ABEJAの顧問に就任することを大変光栄に思います。ABEJAが掲げる「ゆたかな世界を、実装する」という理念は、私が推進してきた「記号創発システム」というシステム論において描いてきた、人間が意味の世界の中で生き、AIやロボットと共に暮らしていく次世代共生社会の考え方と深く共鳴します。近年のAIの発展は、単なるパフォーマンス向上を超えて、人間社会全体に影響を与えています。AGIに近づくAI技術の流れの中で重要なのは、単独のAIが高い能力を発揮することのみならず、それが人間といかに相互作用し、より良い技術やサービスを生み、調和的な社会を生み出していけるかという視点です。生成モデルの進化が単なる情報処理を超え、ロボット基盤モデルとして身体を持つロボットに宿り、それがまた実世界での適応や学習を可能にしていくという流れは、人とAIがより高度に共創する社会の基盤を形成すると考えています。ABEJAとの協働を通じて、実践的な知見と学術的な知見を融合させながら、新たなフェーズへと進んでいけることを楽しみにしております。

■谷口 忠大氏 プロフィール 

 

京都府京都市出身。1978年生まれ。京都大学大学院情報学研究科 教授,立命館大学総合科学技術研究機構 客員研究教員(教授)、パナソニック ホールディングス株式会社 シニアテクニカルアドバイザー。ビブリオバトル協会代表理事、Tomorrow Never Knows 理事。

2006年京都大学工学研究科博士課程修了。2008 年より立命館大学情報理工学部助教。2010年4月より同准教授、2017年4月より同教授、2017年4月よりパナソニック客員総括主幹技師兼務、2024年より現職。計測自動制御学会学術奨励賞、システム制御情報学会奨励賞、論文賞、砂原賞など各種学会賞を受賞。元IPA未踏IT人材発掘事業開発者。書評ゲーム「ビブリオバトル」の発案者としても知られる。計測自動制御学会、日本人工知能学会、システム制御情報学会、日本神経回路学会、日本認知科学会、日本ロボット学会などの会員。IEEE Cognitive and Developmental Systems Technical Committee主査。

■ 株式会社ABEJAについて

ABEJAは、「ゆたかな世界を、実装する」を経営理念に掲げ、ミッションクリティカル業務へのAI導入支援のため、基盤システムとなるABEJA Platformの開発・導入・運用を行う「デジタルプラットフォーム事業」を展開しています。ABEJA Platformは、ミッションクリティカル業務における堅牢で安定した基盤システムとアプリケーション群であり、生成AIをはじめとする最先端技術による運用が人とAIの協調により実現可能です。ABEJAは、2012年の創業時よりABEJA Platformの研究開発を進めており、顧客企業からの信頼のもと、数多くの導入を進めることで「テクノロジーの力で産業構造を変革する」ミッションに取り組んでいます。

本 社:東京都港区三田一丁目1番14号 Bizflex麻布十番2階

設 立:2012年9月10日

代 表:代表取締役CEO 岡田 陽介

事 業:ミッションクリティカル業務へのAI導入支援のため、基盤システムとなるABEJA Platformの開発・導入・運用を行う「デジタルプラットフォーム事業」

URL :https://abejainc.com

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年4月7日 15時34分)

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