LINEヤフー株式会社
LINEリサーチ、全国の中高生を対象に、通話に関する調査を実施
LINEヤフー株式会社(以下、LINEヤフー)では、同社が保有する700万人以上の国内最大級のアクティブな調査パネルを基盤とした、スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」を運営しています。
「LINEリサーチ」では、全国の中高生を対象に、通話をする頻度や相手、また、友だちとの通話時間や話題などについて調査しましたので、結果をお知らせします。

※調査結果の詳細はLINEリサーチの調査メディア「リサーチノート」でご覧いただけます。
https://lin.ee/J6aW6KV/bvbv/pr
※本リリース内のグラフ画像につきましては、「プレスリリース素材ダウンロード」より、ご確認ください。
■中高生の半数弱が【週に1日以上】音声通話をしている

中高生に予約や問い合わせの電話ではなく、家族・友だち・知り合いなどへの電話として、普段音声通話(※1)をどのくらいするか聞きました。
※1 ビデオ通話(映像付きの通話)は除き、固定電話・スマホの標準電話・LINEの無料通話などの【音声通話】について、グループ通話もすべて含む。
中高生全体でみると、【週に1日以上(※2)】音声通話をする人が4割台後半となりました。男子中高生では5割強、女子中高生では4割強で、男子中高生のほうが音声通話の頻度が高いようです。
グラフにはありませんが、女子中学生の1割台半ばが「まったくしない」と回答。また、女子高校生の約2割が「月に1日より少ない」と回答しました。
※2 「ほぼ毎日」「週に4~5日」「週に2~3日」「週に1日」の合計
■普段よく通話をする相手は男子で「同じ学校の友だち」、女子で「母親」が1位

普段音声通話をする中高生に、ビデオ通話(映像付きの通話)は除き、よく音声通話をする相手を聞きました。
全体では、「同じ学校の友だち」が最も高く、5割台半ばでした。2位は僅差で「母親」、3位は「父親」でした。
男子中学生では、「同じ学校の友だち」が7割台半ばで1位となり、「母親」「父親」が続きます。
4位「同じ趣味の友だち」、5位「幼なじみ・近所の友だち」も2割弱と高めの割合でした。男子中学生は、同じ学校以外の身近な友だちとも通話しているようです。
一方、女子中学生では「母親」の割合が男子中学生より高く、6割台半ばで1位になりました。3位の「父親」も4割強でほかの層と比べて割合が高く、家族とも電話でよくコミュニケーションをとっている様子がうかがえます。
男子高校生をみると、「同じ学校の友だち」が5割強で1位でした。「母親」「父親」が続きますが、男子中学生より割合が低くなっています。また、「別の学校の友だち」が2割強とほかの層より高めでした。
一方、女子高校生では「母親」が6割強で1位です。家族が上位にランクインしているのは女子中学生と同じですが、「恋人(彼氏・彼女)」の割合がより高くなっていました。
■友だちとの音声通話、女子は1回あたり「2時間以上」が3割弱

友だちと音声通話をする中高生に、ビデオ通話(映像付きの通話)は除き、1回あたりのだいたいの通話時間を聞きました。
男子中高生では「5分未満」、女子中高生では「2時間以上」が最も高く、それぞれ3割弱でした。
女子中高生は音声通話の頻度は高くないものの、通話時間は男子中高生より長い傾向にあるようです。
■中高生が音声通話で話題にするのはどんな内容?

男子中学生では「趣味(ゲーム、アニメ、スポーツ、音楽など)のこと」が6割強で1位となりました。2位以降は、「勉強のこと」「約束や連絡に関すること」「友だちのこと」「学校で起きた出来事(授業や先生など)のこと」が4割台で続きます。
一方、女子中学生では「友だちのこと」「約束や連絡に関すること」「趣味のこと」が5割強でTOP3となりました。
高校生の傾向をみると、男子高校生は「趣味のこと」が5割台半ばで1位でした。一方、女子高校生では「学校で起きた出来事のこと」が6割弱で1位となりました。男女ともに2位は「約束や連絡に関すること」でした。女子高校生では「友だちのこと」が2位と僅差で3位でした。
女子中高生は男子中高生と比べて各項目の割合が高く、さまざまなことを話題にしているようです。
また、女子高校生は「学校で起きた出来事のこと」「恋愛のこと」「進路・将来のこと」の割合が女子中学生より高くなっていました。
■中高生のビデオ通話の頻度は低い

最後に、「ビデオ通話」についても調査しました。中高生に、予約や問い合わせではなく、家族・友だち・知り合いなどに、普段ビデオ通話(※3)をどのくらいするかを聞いてみました。
※3 スマホ/LINEのビデオ通話、Zoomのビデオ通話など【映像付きのビデオ通話】について、グループ通話もすべて含む。
中高生ともに「まったくしない」が4割台で最も高く、次に「月に1日より少ない」が続きました。中高生で比較すると中学生のほうが「ビデオ通話」をする頻度がやや高くなっています。
また、音声通話では【週に1日以上】が4割台後半でしたが、ビデオ通話では約1割と頻度に違いがみられました。
【調査について】
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の中学生、高校生の男女
実施時期:2025年2月19日~2025年2月21日
有効回収数:1037サンプル
※性別年齢構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合があります
【「LINEリサーチ」について】
「LINEリサーチ」は、企業における事業開発・マーケティング活動の最大化を目的にした、スマートフォン時代のリサーチプラットフォームです。700万人以上のアクティブモニターのうち10〜29歳が50%を占め※、学生や若年向けの出現率の低い調査も実施可能です。また、従来型の調査パネルと異なり、リサーチ興味度の薄い層にもコンタクトが可能なため、より一般的な意見を収集できます。LINEのプッシュ通知で配信するため、ユーザーがリアルタイムで回答しやすいだけでなく、スマートフォン上で回答しやすい画面設計を行っていることで、効果的に調査を実施することが可能です。
※2025年2月時点
「LINEリサーチ」公式サイト:https://www.lycbiz.com/jp/service/line-research/
「LINEリサーチ」では、四半期に1回行っている流行調査結果、また、過去に実施した調査の無料レポートを提供しています。ご希望の方は以下URLをご覧ください。
調査レポート・資料請求フォーム:https://biz.line-research.line.me/pr_dl