DGBT
~コスメ・美容・健康食品ECにおける制作物のリーガルチェックと運用効率化を支援〜
デジタルビジネス総合支援を手掛ける株式会社DGビジネステクノロジー(デジタルガレージグループ会社 /本社:東京都渋谷区、代表取締役 兼 社長執行役員:清水 和徳、以下:DGBT)は、株式会社Archaic(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:横山 淳、以下:Archaic)と提携し、AIを活用したクリエイティブチェックサービス「広告チェックAI」の提供を開始します。本提携により、コスメ、美容や健康食品業界のEC事業者が直面する、広告や制作物の表現における法令遵守の課題を解決し、運用効率化と業務負担の軽減を目指します。

■提携の背景
2021年8月の改正薬機法施行をはじめ、消費者保護を目的とした法規制が近年強化されています。特に薬機法や景品表示法をはじめとする規制が厳格化される中で、事業者には従来以上に高度な法令遵守が求められるようになりました。このような環境下で、広告や制作物の表現に関するリーガルチェックが、多くの事業者にとって運用課題となっています。
リーガルチェックには多くの時間と工数を要し、迅速な運用の妨げとなるほか、規制に精通した専門人材が不足しているため、属人的な対応に依存せざるを得ない状況が続いています。さらに、ECを含む複数の販売チャネルを展開する事業者では、各チャネルに適したクリエイティブの準備が必要となり、運用負荷が一層増大しています。
デジタルガレージグループ(以下:DGグループ)はコスメや健康食品等のメーカー、EC事業者を多く顧客に持つことから、これらの業界特有の課題に対応すべく、DGBTでは「広告チェックAI」を展開するArchaicと提携しました。「広告チェックAI」とDGBTが強みとするシステム構築や業務改善提案の連携により、事業者の負担を軽減し、運用の効率化と最適化を実現します。
■「広告チェックAI」について
「広告チェックAI」は、AIを活用してWebサイトや広告、商品コピー、画像などの制作物が薬機法や景品表示法などの各種規制に準拠しているかを自動でチェックするソリューションです。事業者はWebサイトのURLを入力、または広告クリエイティブのファイルをアップロードするだけで、数分以内に法令に抵触する可能性がある表現を特定できます。これにより、リーガルチェックに要する手間と時間を大幅に削減しつつ、リスク低減と効率的な運用を実現します。
<特長>
-
対応時間の短縮
AIによる自動チェックにより、従来数時間かかっていた作業がわずか2分で完了します。
-
チェック基準の平準化
独自のビッグデータを活用し、均一かつ高精度なチェックを実現します。
-
修正案の提示
NG表現には具体的な解説と適切な代替表現の提案を提供。事業者の運用負担を軽減します。
-
監査体制の強化と負荷軽減
AIと人間の組み合わせで監査体制を強化しつつ、人員負担を大幅に軽減します。
<対応法令>
薬機法、景表法、食品表示法、健康増進法、医療広告ガイドライン、美容機器広告ガイドライン
<対応商材>
化粧品、薬用化粧品、健康食品、美容雑貨、医薬部外品、OTC医薬品、美容医療サービス、医療広告
サービスサイト:https://naviplus.dgbt.jp/koukokuai.html
■今後の展開
DGBTは「Naviplusシリーズ」など、AI技術を活用したマーケティングサービスの提供を通じ、ECサイトの購買体験を最適化しています。今回、新たに提供する「広告チェックAI」の利用拡大を推進するとともに、Archaicが展開する生成AI技術との連携や新たなサービス開発を進めることで、EC事業者の業務効率化と売上最大化を支援してまいります。
また、DGグループは、グループ戦略「DG FinTech Shift」のもと、決済プラットフォームを提供する株式会社DGフィナンシャルテクノロジーと、コマースビジネスを総合支援するDGBTの両輪体制で、コマース事業者の成長を支援しています。DGBTは、生成AIをはじめとする最先端テクノロジーを活用しながら、戦略策定から販促、購入、リピートまでのプロセスを包括的に支援し、事業者のビジネス最大化を実現します。
【DGビジネステクノロジーについて】https://www.dgbt.jp
DGビジネステクノロジー(DGBT)は、デジタルガレージグループのデジタルビジネス総合支援企業です。戦略支援、システム戦略、デジタルマーケティング、セキュリティ、データ活用など、多彩なソリューションを組み合わせ、戦略策定から販促、購入、リピートまで、コマースやデジタルビジネスのあらゆるプロセスを包括的に支援し、事業者の成長を後押しします。また、グループ戦略「DG FinTech Sift」をもとに、決済事業を展開する株式会社DGフィナンシャルテクノロジーとDGBTの両輪体制で、事業者のビジネス最大化と経営基盤の強化を支援します。
DGBTは、EC黎明期からコマースビジネスを支援してきたナビプラス株式会社、株式会社DGコマース、株式会社スクデットの3社が経営統合し、2025年4月に新会社として始動しました。
【DGフィナンシャルテクノロジーについて】https://www.dgft.jp/
DGフィナンシャルテクノロジー(DFFT)は、日本全国の加盟店の100万を超える対面および非対面拠点に対して、クレジットカード、QRコード等の多様なキャッシュレス決済ソリューションを提供しています。また、決済代行事業に加え、DGグループおよび戦略パートナーとの連携のもと、EC基盤の構築やマーケティングツール、不正検知ソリューション等を提供し、様々な事業者のキャッシュレス化・DX推進を支援する取組を推進しています。
【デジタルガレージについて】https://www.garage.co.jp/
デジタルガレージはパーパスとして「持続可能な社会に向けた “新しいコンテクスト”をデザインし、テクノロジーで社会実装する」を掲げ、社会インフラを担う国内最大級の決済代行事業者として、多様な総合決済プラットフォームを提供する決済事業を展開しています。またデジタル・リアル領域においてワンストップでソリューションを提供するマーケティング事業、国内外の有望なスタートアップやテクノロジーへリーチするスタートアップ企業への投資・育成事業などを展開しています。
【Archaicについて】https://archaic.co.jp/
『世界中の人が、AIをもっと身近に電気や水の様に当たり前の様に使うことができる世界を実現する!』をミッションに掲げ、AIの最新技術の学術的知見とグローバルなAIベンダーでの実績を持つ、ディープラーニングや人工知能システムの受託開発、および受託研究開発のスペシャリスト集団です。
Archaicはアルゴリズムをゼロから構築する僅か5%のAIビルダーで、各業界の最先端を目指す大企業のカスタムAIを制作しています。
『もっと身近な環境でAIを活用し、そのメリットを多くの方に伝えていくことで、AIのハードルが下がり、その先に日本国の産業の底上げにも貢献できるのではないか』と考えています。
d9752-56-078810917fc242b1e6ba0c21d58bef0f.pdf