日本国際ボランティアセンター（JVC）
スーダン国軍と即応支援部隊（RSF）の戦闘が勃発してから2年。スーダンで活動するNGO4団体が4月13日（日）に共同記者会見を行い、声明を発表します。一般参加者とのバナー制作アクションも実施します。
2023年4月15日にスーダン国軍と即応支援部隊（RSF）の戦闘が勃発してから2年。「世界最大の避難民危機」[1]と言われるスーダンでは1,280万人[2]が避難を余儀なくされ、2460万人[3]以上が深刻な食料不安に陥っています。
1万8,800人[4]以上の民間人が殺害されたとされ、民間人への略奪や性暴力が蔓延しています。特に西ダルフール州ではRSFによって特定の民族を標的にした大量殺戮が行なわれ、「民族浄化」と指摘されています。
2025年3月5日、スーダン政府はRSFによるジェノサイド行為に加担したとして、RSFを支援するアラブ首長国連邦を国際司法裁判所（ICJ）で提訴しましたが、日本ではほぼ全く報道されていません。
ぜひスーダンの人々の声を聞いていただき、広く伝えていただきたく、現地で活動するNGOが共同記者会見を行います。
JVCスーダン現地職員モナ・ハッサンの自宅はいま
初めて知る方にもわかりやすく、スーダンで何が起こっているのか、私たちに何ができるのかをお伝えします。また参加者の方々にメッセージを書いていただき、大きなバナーを作るアクションも実施します。
[1][4] UN, Sudan, ‘the most devastating humanitarian and displacement crisis in the world’
https://news.un.org/en/story/2025/02/1160161
[2] WHO, Public Health Situation Analysis: Sudan conflict (10 March 2025)
https://www.who.int/publications/m/item/public-health-situation-analysis–sudan-conflict-(10-march-2025)
[3] IPC, Sudan: Acute Food Insecurity Situation – Updated Projections and FRC conclusions for October 2024 to May 2025
https://www.ipcinfo.org/ipc-country-analysis/details-map/en/c/1159433/
【戦闘から2年 スーダンに注目して！】NGO共同記者会見＆メッセージバナーアクション
◆日時：2025年4月13日（日）午後2時〜3時30分
◆場所：IKE・Biz としま産業振興プラザ 6階 第3会議室（池袋駅メトロポリタン改札から徒歩7分）
◆プログラム（予定）
NGOからの発表
・スーダンの基本情報と現状、声明発表
・現地駐在員の報告（ZOOM中継）
・現地スーダン人スタッフのメッセージ
在日スーダン人の声（モハメド・オマル・アブディン氏）
質疑応答 ※事前質問フォームあり
メッセージバナーアクション
◆参加費：無料
◆参加の事前申込みは必要ありません ※会場定員50名
◆事前質問をこちらのフォームより受付しております。
◆アクセシビリティ：文字起こしアプリUDトーク・筆談あり。多目的トイレ、授乳室あり。車いすバリアフリー施設。
◆呼びかけ団体：特定非営利活動法人難民を助ける会（AAR Japan）
特定非営利活動法人日本国際ボランティアセンター（JVC）
公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパン
特定非営利活動法人ロシナンテス
（五十音順）
◆問い合せ先：
特定非営利活動法人日本国際ボランティアセンター
TEL : 03-3834-2388
E-mail : n-gejima@ngo-jvc.net（担当：源島）
◆日本国際ボランティアセンター（JVC）
1980年に日本人によって設立され、現在はスーダンを含む世界で地域開発や人道支援など多岐にわたる支援を実施しています。「問題の根本原因の解決」をポリシーに、ただものをあげたりするのではない、現地の人の力を引き出す支援を重視しています。
・団体名：特定非営利活動法人日本国際ボランティアセンター
・所在地：〒110-8605 東京都台東区上野5-22-1 東鈴ビル4F
・代表者：熊岡路矢（代表理事）
・創立：1980年2月27日
・主な活動国：イエメン、コリア、スーダン、パレスチナ、ラオス、日本
・公式サイト：https://www.ngo-jvc.net/