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京都・東山の窯元「蘇嶐窯」  縄文をテーマにした新作チェス盤を発表する縄文展を東京日本橋で開催

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蘇嶐窯

高い文化力と豊かな創造力を持つ縄文人。戦争のない穏やかな時代に、村と村の間では黒曜石や食料の交換をしていたと考えられます。もしもその交渉の算段が竪穴式住居の中でチェスを使って行われていたらどんなに楽しいだろうと、現代人の想像力を活かして制作しました。縄文の精神を込めた器や土偶たちが、皆様の日常に愉しさを添えるアイテムになれば幸いです。

土で何かを作る」という原点の縄文時代に魅せられ、蘇嶐窯だからできる新しい縄文を表現しています。

縄文時代は、日本の先史時代の一つで、おおよそ紀元前14,000年から紀元前300年頃まで続きました。この時代は、特にその特徴的な「縄文土器」で知られています。この土器は、表面に縄のような模様が刻まれており、当時の人々が手作りで作ったものです。また、この時代には、動物や植物を神聖視する信仰があり、土偶と呼ばれる土製の像が作られました。ほとんどが女性をモチーフにしたものだと思われており、これらは、豊穣や健康を祈るために使われたと思われています。縄文時代は、日本の歴史の中でも非常に長い時代であり、自然と共に生活し、独自の文化を育んだことが特徴です。 蘇嶐窯の縄文シリーズが生まれたきっかけは、息子が中学2年生の頃、夏休みの宿題で火焔型土器を制作したことでした。それをそばで見ていた私の心に、古代の人々への尊敬の念が湧くと同時に制作意欲に火がつきました。縄文人の”自然との向き合い方や、命ある全てのものを大切にする世界観”に触れるとともに親近感を抱き、「楽しんでつくる」という原点に回帰しているのかもしれません。

チェス駒はキング=遮光器土偶、クイーン=ビーナス、ビショップ=ミミズク土偶、ナイト=イノシシ、ルーク=山形土偶、ポーン=縄文土器で構成しています。台座には縄目の文様を入れています。チェス駒のモチーフは土偶と土器

チェス駒のモチーフは土偶と土器

駒入れは縄文人が衣服を作る時に用いたアンギン編みという方法で制作しました。また、チェス盤は無垢板を用い縄文の世界観をイメージできるよう制作しました。

土偶をモチーフにした箸置きです。絶妙なところにお箸が置けます。
まだ発掘される前の地中に眠る土偶をイメージしたカップです。食洗機・電子レンジ可。

京組紐 ✖️ 京焼清水焼

縄目の紋様が付けられていることから縄文土器の名前がついたところから、焼き上げた陶器に京組紐で縄文のイメージで紋様を貼って作成した土器なども会場に並びます。

全て手作業で一つずつ制作しています。縄文時代の土味のある色味ではなくあえて釉薬をかける事で現代にも馴染むポップさを表現しています。

展示会 開催概要

蘇嶐窯 作陶展 ー縄文に想いを馳せるー

日時:2025年4月25日(金)〜5月22日(木)

会場:日本橋木屋izutuki

東京都中央区日本橋室町2-2-1

コレド室町1F(銀座線三越駅直通)

作家在店予定日時:4月25,26,27日/ 12-18時

蘇嶐窯   四代目 涌波蘇嶐・涌波まどか

蘇嶐窯   四代目 涌波蘇嶐・涌波まどか

蘇嶐窯は、京都・清水焼と福岡・小石原焼に伝わる技術をそれぞれ受け継ぐ職人が互いの技を融合し、夫婦で作陶活動をしています。蘇嶐窯の青磁は「練り込み青磁」といい、生地に顔料を練り込み釉薬を掛けることで、深みのある青を表現しています。そこに小石原焼の技法の「飛びかんな」を入れることで、削られた土の溝に釉薬が溜まり規則的な文様が浮かび上がります。こうして他にはない新しい青磁の世界を模索しています。蘇嶐窯が目指す色は、雨上がりの空のような青さです。この澄んだ青をたくさんの人に伝えたいという想いから、美しさと機能性を兼ね備えた商品作りに取り組んでいます

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年4月8日 10時10分)

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