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“一人ひとりの音で紡ぐ『喜びの歌』を、世界へ”「Earth Pieces」が横浜マラソン2025のチャリティプログラムに選出。ミラノ公演の実現に向けて、ランで共創するパートナーを募集。

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認定NPO法人スローレーベル

チャリティラン×国際音楽プロジェクト。「Earth Pieces」が横浜マラソンを出発点に、2026年冬季パラリンピック開催中のミラノ公演へ挑戦。

2024年4月に横浜で開催された「Earth Pieces vol. ワールドプレミア」終演後。その日に集った人でしか生み出せない1日限りの合奏に、プレイヤーとオーディエンスが一体となる。

認定NPO法人スローレーベル(神奈川県横浜市)が展開する参画型音楽プロジェクト「Earth Pieces(アース・ピースィーズ)」が、2025年に開催される「横浜マラソン」のチャリティラン寄付先団体に選出されました。

これを出発点に、2026年3月に予定されている冬季パラリンピック開催中のイタリア・ミラノでの公演「Earth Pieces in MILANO」の実現に向けて、走ることで、共創してくださるパートナーを募集します。

目次

実施の背景

「Earth Pieces」は、2024年に横浜トリエンナーレのパブリックプログラムとしてワールドプレミアを果たした、日本発の参画型音楽プロジェクトです。プロ‧アマ、障害の有無、世代、国籍、文化的背景を問わず、それぞれの“音色”で参加できる全く新しいコンセプトの体験型音楽会として、ワールドプレミアでは音楽経験のない人も含めた28名が『喜びの歌(第九)』を合奏しました。

中央:両手を広げて指揮をする音楽家の蓮沼執太。空き瓶、タップダンス、ジャンベ、カリンバなど、従来の『喜びの歌(第九)』には登場しない楽器の演奏者たちの音もアンサンブルとしてまとめ上げていく。

「リハーサルなし・一日完結型」という従来の音楽会の常識を超える形式が『日テレNEWSカルチャー』をはじめ、複数の報道番組や新聞各紙でも大きく取り上げられ、注目を集めました。

実際の報道の様子は、以下の動画でもご覧いただけます。
異例の『第九』音楽会 合奏練習は1日限り 子育てに介護…様々な事情抱え参加 「一生の宝物に」
▶︎https://youtu.be/ZMOxK6oFbgc?si=g7-RstECKRSIEo4u

2025年2月には、イギリス・ロンドンで「サステナブルな文化イベントの未来」をテーマに、世界中の音楽・フェスティバル・ライブイベント関係者が集う国際カンファレンス「GEI17(Green Events & Innovations Conference)」において、アクセシビリティとサステナビリティの両立をめざす先駆的な取り組みの一つとして紹介されました。

パンデミックを経て世界的に深刻化する孤立やメンタルヘルスの課題に対し、「音楽を通じた共創体験」を通じて社会的つながりを取り戻し、アクセシビリティ(人権)とサステナビリティ(環境)の両視点からアートの力で社会変革をもたらすプロジェクトとして進化を続けています。

ミラノ公演の概要

AllegroModeratoの演奏会

2026年3月、冬季パラリンピックが開催されるミラノ市内のパブリックステージにて、120名の障害のあるミュージシャンが所属する協同組合型音楽学校「AllegroModerato(アレグロモデラート)」と「Earth Pieces in MILANO」を計画しています。音楽監督の蓮沼執太を中心に、ワールドプレミアから継続参加する日本のサポートミュージシャンと、世界中から新たな公募プレイヤーを募って、障害・言語・文化の壁を越えてともに奏でる舞台をつくりあげます。

ワールドプレミアの様子:蓮沼の合図に応じて、ウインドチャイムを奏でる脳性麻痺のプレイヤー。
ワールドプレミアの様子:動物の印をつけたオリジナル楽譜で演奏に参加するダウン症のプレイヤー。

今回は特に、インクルーシブ教育先進国であるイタリアの知見と実践を取り入れながら、本プロジェクトの鍵となる「音楽の設計図」の深化にも取り組みます。「音楽の設計図」とは、視覚・聴覚・身体的多様なニーズに対応し、誰もが合奏に参加できるよう工夫された独自の音楽ツールで、楽譜・デモ音源・ジェスチャーなどで構成されています。さらに公演後は、イタリアで得た学びやノウハウを日本の教育現場へ広く還元することを視野に、指導者向けのテクノロジー開発にも着手していきます。

Luca Baldan(AllegroModerato ディレクター)からのコメント

誰もがアクセスできる舞台を創り出そうとするスローレーベルの構想は、私たちがこれまで追求してきた“すべての人にひらかれた音楽のあり方”と深く通じ合うものです。AllegroModeratoは、地域の行政機関や文化団体との連携を通じて、このビジョンの実現に向けた準備を着実に進めています。スローレーベルとの共演を通じて、障害の有無を超えて人々が音楽でつながる挑戦を、ミラノから世界へ届けます。

プロジェクトの今後の展開

2026年のミラノ公演を皮切りに、『Earth Pieces』は、2030年の国連総会において、世界に広がる分断や対立を越え、人と自然、そしてテクノロジーが共鳴する新時代の『喜びの歌』を奏でることを目指します。

この象徴的な舞台でのアクションと、その実現に向けたプロセスを通じて、日本文化が育んできた「多様性と調和」の価値観を国際社会と共有し、人と地球のウェルビーイングに永続的に貢献できるコミュニティの形成と、文化的エコシステムの構築を進めてまいります。

栗栖良依(SLOW LABEL芸術監督)からのコメント

走ることも、奏でることも、誰かと“共にする”ことで、自分の限界を越える力になります。
「Earth Pieces」は、“当たり前”を疑い、“越えられない”と思われてきた壁に挑み続けるプロジェクトです。今、資本主義そのものの価値観が問い直されている時代に、私たちはアートの力で、新たな循環を生み出すことを目指しています。この挑戦の旅に、ランナーの皆さまにも加わっていただけたら嬉しいです。

チャリティランナー募集方法・概要

横浜マラソン2025 チャリティランナーとして、エントリー時にご寄付いただけます。

募集期間:2025年4月9日(水)10:00〜6月25日(水)23:59(先着)

詳細・お申込み:https://yokohamamarathon.jp/charity/

※個人の皆様からのご寄附は、所得控除または税額控除の対象となります。


認定NPO法人スローレーベル

アートの力で多様性と調和のある社会の実現を目指し、国内外で多数の市民参加型プロジェクトを展開。東京2020パラリンピック開会式ではアクセシビリティを監修。
https://www.slowlabel.info/

AllegroModerato

インクルーシブな音楽教育とプロフェッショナルな舞台機会を提供するイタリア・ミラノの協同組合型音楽学校。音楽を通じた社会参加と表現の場づくりを実践し、国際的にも注目を集めている。
https://allegromoderato.it/

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年4月8日 12時58分)

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