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「日本経営工学会 2025年 春季大会」特別講演にFACTORY X 代表・神谷登壇

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FACTORY X

ジャスト・イン・タイムの生みの親・大野耐一も会長を務めた、経営工学分野で最も歴史のある学会

2025年5月31日に開催される (公社)経営工学会(正式名称:公益社団法人日本経営工学会)主催の「日本経営工学会 2025年 春季大会」に、FACTORY X 代表・神谷が特別講演に登壇します。

経営工学とは、数学的・統計的手法や工学的アプローチを用いて、企業や組織の生産性を向上させ、業務の効率化を目指す学問です。その主な目的は、限られた資源を最適に活用し、コスト削減、品質向上、納期短縮などを実現することです。経営工学は、オペレーションズ・リサーチ、シミュレーション、最適化理論、データ解析といった多様な技術や手法を駆使し、実務的な課題に取り組みます。

FACTORY X 代表・神谷は将来を考えていた17歳の頃、オペレーションズ・リサーチに出会い、製造業の在庫管理に活かそうと考えました。大学・大学院への進学を考える中で、研究者の父親から「経営工学は幅広いため、学会や論文を通じて研究者の専門分野を理解した上で大学を選ぶべきだ」というアドバイスを受けたことにより、経営工学会に所属している教授たちから学ぶことを決めました。

愛知工業大学の生産管理研究室で大野教授・田村教授から安全在庫の計算方法やシミュレータの構築を学び、青山学院大学大学院の経営管理研究室で熊谷教授と日本大学の大場教授と一緒に「在庫戦略モデル」の基となる在庫価値評価モデルの独自研究に取り組みました。

そして国際学会でBest Paper Awardを受賞、また経営工学会に査読付き論文が掲載されました。

今回の登壇では、神谷が経営工学に出会った背景、大学・大学院で取り組んだ研究、研究を基にしたスタートアップ・FACTORY Xの創業、現在の取り組み、今後の展望をお話します。

目次

イベント情報

<< 公益社団法人 日本経営工学会 2025年 春季大会 >>

 日程:2025年5月31日(土)〜6月1日(日)

 会場:静岡県静岡市駿河区東静岡2丁目3−1
    クランシップ静岡 (JR東静岡駅 徒歩5分)

 公式サイト(大会案内):https://conferenceservice.jp/www/jima2025spring/

<< 登壇内容 >>

 ・ 神谷が経営工学を目指した背景

 ・ 大学・大学院で取り組んだ研究

 ・ 研究を基にしたスタートアップ・FACTORY Xの創業

 ・ 現在の取り組み

 ・ 今後の展望

「経営工学」とは

経営工学(Industrial Engineering and Management)は、企業や組織の生産性向上や業務の効率化を目的とした応用科学の一分野です。数学的・統計的な手法、工学的な設計思考、システム的な視点を活用し、現場の課題を科学的に捉えて最適解を導きます。

主なアプローチには、オペレーションズ・リサーチ、シミュレーション、最適化理論、データ解析などが含まれ、生産計画、在庫管理、品質管理、業務プロセス改善といった幅広い領域に応用されます。

経営資源(ヒト・モノ・カネ・情報)をいかに無駄なく効果的に活用できるか――その答えを、理論と実務の両面から導くのが経営工学です。

神谷の歩み・経営工学との出会いから起業まで

FACTORY X 代表・神谷は17歳のときにオペレーションズ・リサーチという学問と出会い、強い関心を抱きました。幼い頃から数字遊びやパズルなどを好んでいた神谷にとって、オペレーションズ・リサーチは数字遊びを応用して、課題を解くことのできる画期的な仕組みでした。

また、愛知県・三河のモノづくり文化に囲まれて育ったこともあり、製造業の在庫管理にこの分野を活かす可能性を感じ、システム開発を含めたアプローチに興味を持つようになりました。

大学進学にあたっては、学校の物理の先生とオペレーションズ・リサーチの本を読んだり、一緒に問題を解いてみたり。また研究者である父親のアドバイスを受け、「経営工学」という学際的な学問分野に進むことを決意。製造業の生産管理分野に対してオペレーションズ・リサーチを活用している愛知工業大学の生産管理研究室に所属し、大野勝久教授・田村隆善教授のもとで「MRPにおけるシミュレータを使った安全在庫量の最適決定」の研究に取り組みました。

学びを深める中で製造業の在庫管理は生産管理だけではなく経営に対するアプローチも必要だと考えるようになり、青山学院大学大学院の経営管理研究室に進学。在庫の持つポジティブな側面を考慮できる仕組みをつくりたいという想いから、熊谷教授(青山学院大学)および大場教授(日本大学)と共に「収益力を考慮した在庫価値評価モデル」の独自研究に取り組みました。この研究は、国際学会にてBest Paper Awardを受賞、経営工学会の査読付き論文としても掲載されました。

当時の神谷は自分でゼロから生み出した研究が評価されたことに喜びを感じる一方で、考えていることをうまく人に伝えられない葛藤も抱いていました。そこで、社会人として製造業やサプライチェーンの在庫の分析システムや最新技術に関わる経験を通して、研究成果を事業として形にするためのキャリアを積んでいきます。

そして2022年にスタートアップという存在を知り、長年取り組んできた研究を実社会に実装したいという想いが強まり、FACTORY Xを創業しました。学生時代の研究を「在庫を”戦略資源”として活用する」という視点から捉え直し、在庫戦略モデルとして体系化。現在は自動車関連企業とPoCを進めながら、実際に使える使える仕組みとして、プロダクトの実装に取り組んでいます。


お知らせ

■ 「第10回 ものづくりワールド 名古屋」FACTORY X ブース出展

2025年4月9日(水)〜 4月11日(金)にかけて、ポートメッセ名古屋にて開催される中部最大級のものづくり展示会「第10回 ものづくりワールド 名古屋」の10周年記念主催者企画「製造業向けスタートアップパビリオン」に、FACTORY Xが出展いたします。

ぜひ、お越しください。

詳細:https://www.factory-x.com/250409

■ 「SusHi Tech TOKYO 2025」 FACTORY X ブース出展

2025年5月8日(木)〜 5月10日(土)にかけて、東京ビッグサイトで開催されるアジア最大級のスタートアップカンファレンス「SusHi Tech Tokyo 2025」に、FACTORY Xが出展いたします。

ぜひ、お越しください。

詳細:https://www.factory-x.com/250508

■ 採用
フルタイム・副業を問わず、事業開発・システムエンジニアを募集しています。
その他の職種も随時採用を開始していきますので、事業に共感いただける方は気軽にご連絡ください。
詳細:https://www.factory-x.com/recruit


会社概要

会社名:株式会社FACTORY X(ファクトリーエックス)

代表取締役:神谷 喜穂

設立日:2022年9月28日

本社:愛知県岡崎市久後崎町字宮前1番地

事業内容:在庫戦略モデルの開発・展開

URL:https://www.factory-x.com/

出典:PR TIMES

本プレスリリースの内容や詳細についてのお問合せは以下までご連絡ください。

企業プレスリリース詳細へ (2025年4月9日 12時00分)

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