旅と学びの協議会
〜楽しく学ぶ!旅の効用の科学的な証明への挑戦〜 一次締切は4月末まで
旅と学びの協議会(事務局:ANAホールディングス株式会社)は今年で6期目を迎え、活動をさらに一緒に盛り上げてくださる仲間を募集します。第6期の活動開始はゴールデンウィーク明けを予定しており、一次締切後も、入会は可能です。

◾️産学官が連携し、現代版「かわいい子には旅をさせよ」の価値観を世の中に広めよう
旅と学びの協議会に所属する会員(企業、自治体、学校組織、研究員)が連携して、「旅の効用の科学的な検証」と「新たな旅のプログラム開発」を通して、新たな旅の価値創出を目指します。
◾️6期(2025年度)新規入会 メンバー募集内容
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第6期会員 活動時期:2025年5月GW明け~2026年3月31日
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一次締切:~2025年04月末まで ※一次締切後も入会は可能です。
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会員種別:
・正会員→法人(企業など)
・アソシエイト→地方自治体、学校教育機関※のみ
※国立・公立・私立の小学校、中学校、高等学校、中等教育学校、大学、高等専門学校、幼稚園、盲学校・聾学校・養護学校などの特別支援学校、学校法人格を有する組織もしくはその傘下にある組織・研究員(個人)→研究所・大学・シンクタンクなどに所属しており、本協議会の「研究部」メンバーとして旅と学びの科学的検証に挑戦するための活動をしてくださる「個人」。各プロジェクトへ参画し実証研究へのフォローや、その成果を会員向けにも共有するなど協議会の活動を推進してくださることを期待いたします。各々が所属する学会での発表や学会誌掲出も可能です。
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応募方法:こちらの応募フォームから申し込みください。
※なおご入会には、説明会及びヒアリング会への参加を必須とさせていただいております。ANAHD事務局より、ご指定のアドレスにご連絡いたします。
◾️詳しくは募集要項サイトをご覧ください
◾️昨年度のANAからプレスリリースはこちらからご覧になれます
◾️2024年度 旅と学びの協議会プロジェクト例
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最先端、地方の未来に学ぶ旅―過疎地域における旅行者と住民の交流が生む効果の検証
(対象:中学生から大学生まで、社会人、地域住民)
鹿児島県内で最も高齢化率が高く、本土最南端に位置する南大隅町をフィールドに、旅行者と住民の交流の機会を通して生まれる、双方の学びや変化に関する検証を行う。 -
「サイクリング×人のつながり×学びの相関性」がもたらす地域が潤うサイクルツーリズムプロジェクト (対象:中学生から大人まで)
サイクリストのエントリー層・ビギナー層・ミドル層に対して、サイクリングにおける消費購買行動システムを導入したガイド付きサイクリングツアーにおける「サイクリング×人のつながり×学びの相関性」について実証実験を行う。地域ガイドを活用したサイクリングが地域とのつながりを創出し、その地域でのサイクリストの学びや消費購買行動を促進させることによって、双方が共存・共栄できる持続可能なサイクルツーリズムの有効性について検証する。 -
事業継承の極意〜水戸発・徳川家に学ぶ人材活用と時勢適応力(対象:事業承継を考えている社長)
水戸ならではの「歴史に学ぶ」コンテンツも用意。※徳川斉昭から慶喜への承継や大政奉還で無血開城した時間軸の大きさ触れ、事業継承など抱える問題の解決のヒントにしてもらう・普段とは違う環境で経営の専門家から助言をもらい「経営のゴール」を設定する時間をご用意。(アーストラベル水戸株式会社)
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Z世代に向けたタイパ重視Z世代に向けた旅のすすめ~短期間旅の学びと意識変化の検証~
(対象者:Z世代(20歳前後の大学生を想定)
広島でのフィールドワークを実施した際、平和に関する認識が深まり、思いやりや助け合いの精神が芽生え能登地震の被災地でのボランティア活動に参加するなど、目覚ましい成長が見られた。「旅には人を成長させる何かがありそう」という仮説を立てて、Z世代を主な調査対象とし、文献とフィールドワークを通じて旅と学びについての実証研究を行う。(多摩大学 グローバルスタディーズ学部)
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撮り旅 in Vienna(対象:中学生から大人まで)
学生たちが感じるその地域の魅力を撮影・編集して地域のPR映像としてアウトプットする 地域創生・人財育成プロジェクト。自ら考え企画をし、多くの人々との交流の上で制作をしていくことで映像制作スキルを身に付け、映像から何を伝えたいのか、どうしたら伝えられるのか、2つのソウゾウ力(想像・創造)を高め企画力・コミュニケーション力・プロジェクトマネジメント力・課題解決力・情報リテラシー等の社会で必要とされる力を体験から楽しく身に付けていく。(株式会社AOI Pro. ANAホールディングス株式会社)
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本と旅(対象:小学生から大人まで)
旅の目的地やテーマから着想を得て選んだ「本」とともに旅をし、旅中で本を読み、参加者とともに語り合うことで、旅の満足度や幸福度向上、地域への関心や愛着度が高まることを仮説とし、実証を経て、「本と旅」のプログラムを開発する。(丸善雄松堂株式会社 ANAホールディングス株式会社)
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自己評価䛷旅する IDGs旅
IDGsの中の指標の自己評価をもとに自ら設定した課題について、定期的なワークと相互アドバイスにより自己評価の改善・向上を図る。試行錯誤の中から効率的に自己評価の改善が期待できるような仕組みを構築し、プログラムの確立を目指す。プログラムは企業研修・自治体研修として展開予定。(フォレスタリサーチ&コンサルティング株式会社 他)
■旅と学びの協議会とは

「旅と学びの協議会」は、ANAホールディングス株式会社が、立命館アジア太平洋大学(APU)前学長 出口治明氏、理事 東京学芸大学大学院准教授、スタディサプリ教育AI研究所所長 小宮山利恵子氏、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授 前野隆司氏、駒沢女子大学観光文化学類教授 鮫島卓氏をコアメンバーとした有識者とともに、教育工学・幸福学・観光学の視点から、旅の効用を科学的に検証し、次世代教育の一環として旅の活用を提言することを目的に2020年6月に設立した任意団体です。