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高橋一生主演で連続テレビドラマ化決定。坂上泉『渚の螢火』がドラマ情報解禁に合わせて文庫化!

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株式会社双葉社

 今年の秋から、WOWOW「連続ドラマW 1972 渚の螢火」として高橋一生さん主演でテレビドラマ化が決定した坂上泉さん著『渚の螢火』が双葉文庫から刊行されました。

 1972年5月15日の沖縄本土復帰。この日までに島内で使用されているドル札を円に変換すべく回収作業が行われていました。そんなある夜、銀行の現金輸送車が襲われ、回収していたドル紙幣100万ドル(当時のレートで3億円以上)が奪われます。本土復帰というタイミングで起きた事件に琉球政府および琉球警察上層部は事件を秘密裏に解決するよう特別捜査班を組織します。その班長である真栄田太一を中心に事件を捜査していきますが──。戦中、戦後と日本とアメリカの間で翻弄され、多くの犠牲を払ってきた沖縄の姿を描きながら、サスペンス小説としてエンターテイメント性にもすぐれた坂上泉さんの小説がついに文庫になりました。

 ぜひ、この機会にご一読ください。

・あらすじ

1972年春。本土復帰を控えた沖縄では、それまで使用されていたドル札を円に交換する必要があるため、島中の現金を回収していた。そんな最中、現金輸送車が襲われ100万ドル(当時のレートで3億円以上)が奪われてしまう。本土復帰の直前であり、高度な外交問題に発展する恐れがあるため、琉球政府および琉球警察上層部は日米両政府に秘匿したまま、極秘裏に事件を解決するよう指示をする。任務をうけた真栄田太一警部補は、様々な葛藤を抱えながら事件解決に挑むが……昭和史ミステリーの新鋭が描くノンストップサスペンス。

沖縄を象徴する主人公が事件の捜査に当たり、アメリカ占領下、沖縄の地に積み重ねられていった理不尽、矛盾を目の当たりにする。(中略)そんな物語の最高潮に沖縄返還その日をぶつけることで、本作は円環の輪を閉じるのだ。実にスマートな終盤戦である。(谷津矢車「解説」より)

・著者プロフィール

坂上泉(さかがみ いずみ)

1990年、兵庫県生まれ。東京大学文学部日本史学研究室で近代史を専攻。卒業後、一般企業に勤務するかたわら2019年「明治大阪へぼ侍 西南戦役遊撃壮兵実記」で第26回松本清張賞を受賞。同作を改題した『へぼ侍』(文藝春秋)でデビュー。二作目となる『インビジブル』は第164回直木三十五賞候補に。同作は、第23回大藪春彦賞、第74回日本推理作家協会賞【長編および連作短編集部門】を受賞した。

・ドラマ情報

2025年秋予定

WOWOWにて放送・配信

【原作】

坂上泉

【出演】

高橋一生 ほか

【脚本】

常盤司郎 倉田健次

【監督】

平山秀幸

【音楽】

安川午朗

【プロデューサー】

高江洲義貴 廣瀬雄

【制作プロダクション】

東北新社

【制作著作】

WOWOW

【公式サイト】

 WOWOWオンライン

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年4月9日 16時00分)

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