GLASS-LAB株式会社
清澄白河に工場を構える椎名切子(GLASS-LAB)が新シリーズを立ち上げました。4月には椎名切子ショールームも新たにオープン。

椎名切子(GLASS-LAB株式会社 東京都江東区/代表取締役 椎名 隆行)は、椎名切子の新シリーズ「en」をリリースし、ブランドサイトを開設しました。工場内の一角に新シリーズを含むショールームも4月に併せてオープン。ブランディングと空間のプロデュースは、株式会社スマイルズが担当しました。(東京都目黒区/代表取締役社長 野崎亙)。
■新シリーズ「en」について
「en」は、椎名切子の中でも贈り物にフォーカスしたギフトシリーズです。コンセプトは「縁をふかめる切子のギフト」。家族への特別な誕生日、友人の結婚祝い、お世話になっている人への贈り物や、外国の方へのお土産など、様々なギフトシーンに選ばれています。「en」の特徴は、グラスにそそぐと、季節を彩る日本の模様が反射してひろがること。繰り返し使っていただくことで、一緒に過ごした季節や祝いの日の情景を思い出し、贈り手と貰い手のご縁がふかまりますように。そんな願いをenに込めてます。



■新シリーズ「en」のラインナップ
日本の季節を彩る景色を、5つの模様で表現しています。
・桜


・紅葉


・花火


・金魚


・藤


■椎名切子について
椎名切子は、GLASS-LAB株式会社が制作する江戸切子ブランドです。1950年創業、椎名硝子加工所の流れをくむ、東京都江東区にある硝子加工会社「椎名硝子」からガラス加工事業が始まりました。創業者・椎名三男は江戸切子をはじめ、あらゆる硝子加工に精通しています。二代目・椎名康夫は日本でも10人ほどしかいない江戸切子の技法の一つ「平切子」の職人として現在も活躍。三代目・椎名康之は「サンドブラスト」を得意としており、0.09mmという極細の線までを描ける職人。2015年創業のGLASS-LAB株式会社代表の椎名隆行は、江戸切子の新ブランドとして、この椎名切子をプロデュースしています。江戸切子の伝統を継承しつつ、現代的なライフスタイルにあわせた新鮮な アプローチを展開しています。椎名切子(GLASS-LAB)は、「江戸東京きらりプロジェクト」のモデル事業に選定されています。
■江戸東京きらりプロジェクトについて

本プロジェクトは、江戸東京の伝統ある技や老舗の産品といった「東京の宝物」に磨きをかけ、その価値と魅力を世界に発信するプロジェクトです。本プロジェクトは、“Old meets New”をコンセプトに、伝統的な匠の技の中から新たな取組に果敢に挑戦する「モデル事業者」を「衣・食・住」の各分野から選りすぐり、新しい視点から江戸東京の伝統ある技、産品を磨き上げることでその価値を高める取組と、SNSや国内外でのプロモーション等を通じてその魅力を発信する取組を行なっています。これらの取組を通じて、東京の伝統ある産業の魅力向上と持続的発展、技の継承を目指していきます。
江戸東京きらりプロジェクト オフィシャルサイト
■株式会社スマイルズについて

事業開発からデザイン・PR・オペレーションコーディネート・空間デザイン、WEB構築に至るすべての機能を持ち、”N=1”の経験と感性を発意にすることで”なかった価値”を生み出す会社です。スマイルズは、[2小1] 東京都江東区のものづくり支援事業「江東ブランド」のブランドプロデュース事業に携わっており、弊社も江東ブランド認定企業として採択されています。江東ブランドにおけるプロデュース実績を目の当たりにしてきたところから、オファーに至りました。今回のプロジェクトは、2ヵ年計画の1年目として、新シリーズの開発とショールームのリニューアルにおける空間デザインを一緒に進めました。
Smiles Project & Company webサイト
https://creative.smiles.co.jp/
今後も「反射する江戸切子」を国内外の生活者の方に届けるべく展開を進めています。
新たにショールームを設けることでこれまで工場の一角でしか見られなかった江戸切子のサンプルを、お客様が気軽に見ていただく良い機会創出となることを期待しています。