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「秘密計算を用いたデータ利活用実践のためのガイドライン」中間報告文書にQueryAhead®が掲載

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株式会社ZenmuTech

情報を暗号化した上で分散管理する「秘密分散技術」によりデータの保護、データの利活用を追求する株式会社ZenmuTech(ゼンムテック、以下、ZenmuTech、代表取締役社長CEO:田口 善一、本社:東京都中央区、証券コード:338A)が提供する、秘密計算データベースプラットフォーム「QueryAhead®」が、2025年3月26日に公開された「秘密計算を用いたデータ利活用実践のためのガイドライン(以下、本ガイドライン)」の中間報告書に掲載されました。

これは、国立研究開発法人産業技術総合研究所(以下 産総研)との協業の一環で、本ガイドラインにおけるQueryAhead®の概要ならびにユースケースについてZenmuTechが執筆したものです。

        秘密計算データベースプラットフォーム「QueryAhead®」 概要

目次

■背景と概要

秘密計算は、高度な暗号理論を用いて、データを暗号学的秘匿化*¹した状態のままで、データベース処理、統計分析、AIによる分析等ができる技術です。データ保護性が非常に高いクラウドサービスや、複数組織のデータを安全に利活用できるシステムを実現する技術として、期待されています。

NTTコミュニケーションズ株式会社、国立研究開発法人産業技術総合研究所、株式会社野村総合研究所、NRIセキュアテクノロジーズ株式会社、GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社は、

内閣府「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP*¹)の第3期課題『先進的量子技術基盤の社会課題への応用促進』」の研究開発テーマである「プライバシーなどを保護しつつデータ解析ができる秘密計算などの活用」(以下 本研究)にて、さまざまなデータの安全な流通・利活用に貢献できる秘密計算の普及促進に向けて、社会実装に向けた研究開発を推進しています。

本研究において取り組む課題の中でも特に、利用者が秘密計算を用いたデータ利活用プロジェクトを立ち上げる際の指針や、利用する秘密計算システムがセキュアに実装されていることを確認する観点が未整備であるという課題の解決を目指し、これらを解説するガイドラインが作成されることとなり、その中間報告文書が2025年3月26日に公開されました。

 

ZenmuTechは、2018年より、産総研との協働で、秘密計算技術の研究・開発及び社会実装を続けています。その一環で本研究に全面協力しており、本ガイドライン「1. 概説編」の「5.4.2 秘密計算の適用例」にてQueryAhead®の概要ならびにユースケースについて執筆いたしました。

引き続き本研究への協力を通じて、秘密計算技術の安全かつ適正な社会普及に努めるとともに、安心・安全な情報の利活用で世界を変えるというビジョンの実現を追求してまいります。

*¹ SIPとは、総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)が司令塔機能を発揮して、府省の枠や旧来の分野を超えたマネジメントにより、科学技術イノベーション実現のために創設した国家プロジェクト。

2023年度から開始した第3期では、Society 5.0の実現に向けてバックキャストで14の課題を設定。

技術だけでなく事業・人材等の5つの視点から検討を行うことで、社会実装に向けた戦略的な取組を進めています。

https://www.sip.go.jp/sip/

「秘密計算を用いたデータ利活用実践のためのガイドライン」について

秘密計算を利用するさまざまなステークホルダーが必要な情報に絞って参照できるように、「1.概説編」、「2.秘密計算プロジェクトの実現プロセス編」、「3.秘密計算におけるデータ管理とセキュリティ編」の3つの文書で構成されています。

中間報告文書は下記より無料でダウンロードいただけます。

概説編:

  https://secihi.ntt.com/lp/guideline/概説編.pdf

秘密計算プロジェクトの実現プロセス編:

  https://secihi.ntt.com/lp/guideline/秘密計算プロジェクトの実現プロセス.pdf

秘密計算におけるデータ管理とセキュリティ編:

  https://secihi.ntt.com/lp/guideline/秘密計算におけるデータ管理とセキュリティ編.pdf

■ QueryAhead®について

秘密計算技術を駆使して暗号化したデータを一切復元することなく計算処理を実行。クラウドや社内サーバー、環境を問わず安全なデータの受け渡しと加工・分析が可能に。これまで難しかった機密データの積極的な利活用を推進します。

Pythonとデータ操作の一般知識があればすぐに使用可能です。秘密計算技術は暗号技術ですが暗号に関する専門知識は不要。そこは全てQueryAhead®がバックエンドで秘密計算として実行します。

https://zenmutech.com/secure-computation/


【ZenmuTechについて】 

株式会社ZenmuTech

本社所在地:東京都中央区銀座8-17-5 THE HUB 銀座OCT 804 

設立:2014年3月4日

事業内容:秘密分散技術を用いたデータ保護ソリューションの提供

証券コード:338A

URL :  https://zenmutech.com/

秘密分散技術は、データを「それ自体は意味を持たないいくつかの分散片」に分け、それぞれの分散片を別の環境で管理することで、データの保護と安全性を高める技術です。

ZenmuTechは、ZENMU-AONTの秘密分散技術をSDKとして提供するZENMU EngineやPCからの情報漏洩を防ぐ 「ZENMU Virtual Drive」をはじめとする自社製品を開発・販売し、多くの企業様にご利用いただいております。

また、秘密計算の分野では、産総研との協働による研究や社会実装に向け、秘密計算データベースプラットフォーム「Query Ahead」を提供しています。

【商標について】

本文中の社名、商品・サービス名は、各社の商標または登録商標です。

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年4月10日 10時00分)

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