株式会社インディードリクルートパートナーズ
就職内定率は61.6%で、前年同月に比べ3.5ポイント高い。内定取得企業数が2社以上の割合が、前年同月比で4.9ポイント増加
株式会社インディードリクルートパートナーズ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:淺野 健)のリサーチセンターは、学生調査モニターの大学生・大学院生を対象に「就職プロセス調査」を実施いたしました。このたび調査結果がまとまりましたので、一部を抜粋してご報告申し上げます。
<解説:リサーチセンター 上席主任研究員 栗田 貴祥>
4月1日時点の大学生(大学院生除く)の就職内定率※1は、61.6%(+3.5ポイント)※2と引き続き高い水準であるものの、前回調査の3月18日時点からは2.9ポイント増加と、やや小さい伸び幅となりました。内定率を地域別で見ると、「関東」66.6%(+4.4ポイント)、「中部」56.9%(-1.4ポイント)、「近畿」62.5%(+3.2ポイント)、「その他地域」54.9%(+5.8ポイント)でした。内定取得企業数を見ると、「2社以上・計」が55.7%と前年同月比で4.9ポイント増加し、複数企業の内定を取得している学生の割合が前年よりも増えていることが分かります。学生からは、「まだ内定をもらえていないので、不安が大きい」「周りに内定をもらっている子が多く不安である」といった内定がないことへの不安の声や、「内定にとらわれすぎて、自分自身何をしたいのかが分からなくなっている」「自分に合った企業がどこなのか分からなくなっていて、とても不安に感じている」といった声もありました。周囲で内定を取得した学生が増え、焦りを感じる方もいるかもしれませんが、これまでの学生生活や就職活動をしっかりと振り返りながら、自分のペースで活動を進めていきましょう。企業の皆さまには、入社後の早期退職の一因ともなり得るミスマッチを防ぐためにも、採用活動を通じて、学生一人ひとりと丁寧に対話をしていただければと思います。
※1 内々定を含む ※2 ( )内数値は前年同月差

調査概要
調査方法:インターネット調査
調査対象:2026年卒業予定の大学生および大学院生に対して、『リクナビ2026』にて調査モニターを募集し、モニターに登録した学生5,615人(内訳:大学生4,513人/大学院生1,102人)
有効回答数:大学生 1,004人/大学院生 379人
調査実施期間:2025年4月1日~4月4日
調査機関:株式会社インディードリクルートパートナーズ リサーチセンター
詳細は下記リンクよりPDFをご覧ください
https://www.indeedrecruit-partners.co.jp/wp-content/uploads/2025/04/20250410_Kw5V5g_02.pdf
▼インディードリクルートパートナーズについて
https://www.indeedrecruit-partners.co.jp/
▼本件に関するお問い合わせ先