株式会社AQ Group
国内外で高く評価された技術力で、豊かな暮らしと地球環境に貢献
株式会社AQ Group(本社:埼玉県さいたま市西区、代表取締役社長:加藤 博昭)の純木造8階建て本社ビルがこのほど、日本木材青壮年団体連合会主催の「第28回木材活用コンクール」日本木材青壮年団体連合会会長賞(優秀賞)を受賞しました。木造建築企業であるAQ Groupの集大成ともいえる純木造8階建て本社ビルは今回の受賞により、竣工から1年で5つ目となる表彰。弊社の木造建築技術と地球環境への貢献は、国内外の様々な団体から高い評価を受けています。
普及と木材業界の発展に寄与。
木材活用コンクールは弊社のつくば支店に続く2回目の受賞


2010年に「公共建築物等木材利用促進法」が制定された後、2021年に「脱炭素社会の実現に資する等のための建築物等における木材の利用の促進に関する法律」として改正されたことで、木材の利用は公共建築物だけでなく一般建築物にも広がりをみせています。さらに昨今では、地球規模の課題であるカーボンニュートラル実現のため「木材活用」というキーワードはトレンドとなっています。
年間2,000棟規模の木造戸建て住宅を提供しているAQ Groupは、2024年3月に純木造8階建て本社ビルを竣工。日本伝統の木造軸組工法をベースとしつつ、業界でも類を見ない高倍率耐力壁の開発・活用や、一般流通材の組み合わせなどによって誕生した当ビルは、世界三大デザイン賞に数えられる「iF DESIGN AWARD2025」をはじめ、多数の表彰をいただいております。このほど当ビルが受賞したのは、日本木材青壮年団体連合会が主催する「木材活用コンクール」。「木材活用コンクール」は木材の新たな利用と普及の可能性を模索し、木材業界の活性化に寄与することを目的として1997年に創設されたもの。弊社としては2017年に開催された第21回木材活用コンクールにおいて、つくば支店(現・AQ Group北関東支社茨城支店)が「(公財)日本住宅・木材技術センター理事長賞」を受賞しており、今回で2回目の受賞となります。



■木材活用コンクール日本木材青壮年団体連合会会長賞
住所:埼玉県さいたま市西区三橋五丁目976番地1
構法:木造軸組工法による耐震構造
面積:延床面積 6,076.52㎡、建築面積909.41㎡、
施工面積:6,165.95㎡(吹抜含)
高さ:最高高さ 30.93m、基準階 階高 3.8m
用途:事務所
新社屋木材使用量:1,695㎥ (国産材率:36.6% )
木造建築の可能性に挑戦し続けるAQ Group。
本社ビルは竣工から1年で、すでに5つ目の表彰!
弊社は「アキュラホーム」、「AQレジデンス」、「AQ HAUS」という3つの注文住宅ブランドを展開する木造ハウスメーカ―です。一方、近年では4階建て以上の木造マンションや無柱大空間の木造倉庫といった中大規模木造建築にも着手。ハウスメーカ―の枠を越えた「木造建築企業」として、研究と挑戦を続けています。
2022年には純木造5階建て実物大耐震実験を実施しました。震度7クラスの地震波を計6回加振し、どこまで加振すれば損傷するのかという今までにない実証データを取得。その結果を基に完成させたのが「普及型純木造ビル」川崎5階建てモデルです。その後、米国で実施された10階建て木造ビル耐震実験「NHERI TallWood Project」に参画。同プロジェクトは、NSF(米国科学財団)が資金提供する複数の研究機関によるものであり、USFS(米農務省森林局)など複数の産業界パートナーとの協力によって実施されました。
この世界最大級の実験を経て、純木造8階建て本社ビルは完成しました。当ビルは竣工からわずか1年ですが、「木材活用コンクール」の受賞により、すでに5つ目の表彰を獲得。木造建築の可能性に挑戦し続ける弊社の建物は、多方面で注目され、高い評価を得ており、その技術は3つの注文住宅ブランドに惜しみなく活かされています。これからも、様々な表彰を獲得している木造建築の技術力で、あらゆるステークホルダーに「豊かな暮らし」を提供し、同時に「地球環境への貢献」も展開してまいります。
