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かもめミライ水産が、福島・浪江でサバの出荷式を実施

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日揮HD

-完全閉鎖循環式の陸上養殖技術を活用-

日揮ホールディングス株式会社(代表取締役会長兼社長CEO:佐藤 雅之、以下「日揮HD」)は、陸上養殖分野での技術開発と生産実証、および生産した魚の販路構築を手掛ける日揮グループの「かもめミライ水産株式会社」(代表取締役:大澤 公伸、以下「かもめミライ水産」)がこのたび、福島県浪江町の完全閉鎖循環式陸上養殖施設「陸上養殖イノベーションセンター」で生産したサバ(ブランド名「福の鯖」)を初めて出荷しましたので、お知らせいたします。

福の鯖(登録商標第6653701号)ロゴ。「ば」の濁点部分には福島県のシルエットと、浪江町のシルエットを使用した

本日(4月10日)同町の「道の駅なみえ」で実施した出荷式には、日揮グループから日揮HD 代表取締役副社長 寺嶋 清隆、国内EPC事業会社である日揮株式会社 代表取締役社長執行役員の山口 康春、かもめミライ水産 大澤代表等が出席。大澤代表による事業内容の説明に続いて、浪江町 吉田 栄光町長、経済産業省 福島原子力事故処理調整統括官 新居 泰人様、復興庁 福島復興局長 志田 文毅様より来賓ご挨拶を頂き、また、公益社団法人 福島相双復興推進機構、公益財団法人 福島イノベーション・コースト構想推進機構、福島県相双地方振興局にも来賓として出席頂きました。出荷式の締めくくりに出席者全員で「福の鯖」を試食し、町の新たな特産品創出に期待する声が上がりました。

写真(左から):復興庁 志田 福島復興局長、経済産業省 新居 福島原子力事故処理調整統括官、浪江町 吉田 町長、かもめミライ水産  大澤 代表取締役、日揮HD 寺嶋 代表取締役副社長執行役員、日揮株式会社 山口 代表取締役社長執行役員
試食風景

 さらに、かもめミライ水産は出荷式参加者のうち希望者を対象とした、陸上養殖イノベーションセンターの施設見学会も実施しました。施設見学会では、日揮グループが持つエンジニアリング技術を活かして現在開発を進めている、魚の生産支援を行う「統合環境制御システム」の開発状況、および本システムの確立に向けた課題や開発スケジュールなどについて説明し、理解を深めていただきました。

公開された水槽(マサバ)
開発中のシステムデモ画面

なお、初出荷のサバは2024年春に導入し、パートナー企業である「いわき魚類株式会社」を通じて福島県内外の飲食店や小売店、宿泊施設などに届けられる予定です。

かもめミライ水産は今後も、安定した生産に向けてシステムの開発・更新に努めるとともに、日揮グループとして、長期経営ビジョン「2040年ビジョン」で掲げたパーパス”Enhancing planetary health”のもと、陸上養殖の普及を通じて海洋資源を保護しながら、人と地球の健やかな未来を創ることに貢献していきます。

 

<完全閉鎖循環式陸上養殖施設の概要>

立  地: 福島県浪江町北産業団地

敷地面積: 約7,900㎡

延床面積: 約2,700㎡

構  造: 鉄骨造平屋建て

品  目: マサバ

 

<かもめミライ水産株式会社の概要>

代表者 : 大澤 公伸(日揮 未来戦略室)

設立日 : 2021年8月30日

資本金 : 1億円

所在地 : 福島県浪江町

事業概要: 陸上養殖分野の実証生産および技術開発

出資者 : 日揮95%、いわき魚類5%

 

<ご参考:関連プレスリリース>

https://www.jgc.com/jp/news/2022/20220520.html

https://www.jgc.com/jp/news/2022/20221004_02.html

https://www.jgc.com/jp/news/2023/20230117.html

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年4月10日 16時10分)

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