株式会社カネカ
日本政府館・ORA外食パビリオンで循環型バイオものづくり技術として紹介
株式会社カネカ(本社:東京都港区、代表取締役社長:藤井 一彦)は、大阪・関西万博の日本政府館(以下、日本館)の趣旨に賛同し、協力企業・協賛企業として、カネカ生分解性バイオポリマー Green PlanetⓇ(以下、Green Planet)を用いた各種企画に協力します。
日本館は、「いのちと、いのちの、あいだに」をテーマとし、いのちを繋ぐ「循環」を「プラントエリア」「ファームエリア」「ファクトリーエリア」の3つのエリアで表現されます。「ファームエリア」では、ボンベに詰められたCO2を原料にGreen Planet製の器がつくられるイメージ(※)が展示され、「プラントエリア」では、同じGreen Planet製の器が水槽内で微生物によって分解されCO2と水に戻っていくイメージが展示されます。


また、Green Planet製クリアファイルを物品協賛し、日本館で来場者に進呈します。Green Planetはバイオマス原料やCO2から生産することが可能であり、土壌や海を含む多様な環境中に生育する微生物によって分解されCO2と水になって自然に還る循環型の素材です。プラスチックによる環境汚染問題の解決に貢献できる素材を手にすることで、日本からはじまる循環のバトンをつないでいただきます。


その他、一般社団法人大阪外食産業協会(所在地:大阪市浪速区、会長:中井 貫二)が出展するORA外食パビリオン「宴~UTAGE~」のSDGs展示コーナーにて、6月8日~6月21日の期間、プラスチックによる海洋汚染問題や、カーボンリサイクルに貢献する素材としてGreen Planetを展示します。
当社は、「カネカは世界を健康にする。KANEKA thinks “Wellness First”.」という考えのもと、ソリューションプロバイダーとしてグローバルに価値を提供しています。今回の出展を通して、自然から生まれて自然に還る素材としてGreen Planetの取組みをより多くの方に見学・体験してもらい、資源循環がもたらす「いのち輝く未来社会のデザイン」に貢献してまいります。
(※)NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の事業「グリーンイノベーション基金事業」に採択されたテーマ「CO2からの微生物による直接ポリマー合成技術開発」の一環として協力します。
2023年3月22日 ニュースリリース
「CO2からの微生物による直接ポリマー合成技術開発」がNEDOグリーンイノベーション基金事業に採択 https://www.kaneka.co.jp/topics/news/2023/nr2303221.html