学校法人明治大学
明治大学の駿河台キャンパスでは、「山の上ホテル」に関連する2つの展示「明治大学と山の上ホテル—文化の薫りの継承」・「山の上ホテルを愛した作家たち—川端康成・三島由紀夫」を開催中です。
いずれも観覧無料です。
■「明治大学と山の上ホテル—文化の薫りの継承」
2024年11月、学校法人明治大学は山の上ホテルの土地・建物を取得しました。この歴史的建築物は、1937(昭和12)年に佐藤新興生活館本部ビルとして本学校友・佐藤慶太郎氏(1890年卒業)の私財によって建設され、1954(昭和29)年より山の上ホテルとして営業されました。本展示では、山の上ホテルの足跡と佐藤慶太郎の業績を、本学とのかかわりをまじえながらご紹介します。
<会期>
2025年3月25日(火)~10月27日(月)、観覧無料
※明治大学博物館及び明治大学阿久悠記念館の開館時間中にご覧いただけます。
https://www.meiji.ac.jp/museum
※大学行事の都合にて、展示室を閉室することがあります。
【休館日】日曜日・祝日(4月29日、7月21日、9月23日、10月13日を除く)、8月10日(日)~16日(土)
<会場>
明治大学 駿河台キャンパス リバティタワー23階 岸本辰雄ホール
(東京都千代田区神田駿河台1-1)
<主催>明治大学大学史資料センター
[佐藤慶太郎氏について]
1868(明治元)年に現在の北九州市に生まれ、1887年に明治法律学校に入学。病気による学業の中断もあり代言人試験は断念したものの、1890年に卒業。その後、石炭流通と炭鉱経営によって巨万の富を築いた。佐藤はカーネギーを尊敬し、慈善事業に尽力して東京都美術館を佐藤の寄付のみで開館する等、彼の経営哲学を実践した。

■「山の上ホテルを愛した作家たち—川端康成・三島由紀夫」
山の上ホテルは、「文人の宿」として多くの作家たちに愛されたことで知られています。本展示では、「山の上ホテル」を愛した多くの文豪の中から、互いに親交が深かった『川端康成と三島由紀夫』に焦点を当てました。明治大学が所蔵する特色あるコレクション「日本近代文学文庫」より彼らの初版本や直筆署名本など、貴重な資料を展示します。
<会期>
2025年3月26日(水)~10月30日(木)、観覧無料
※図書館の開館時間中にご観覧いただけます。
https://www.meiji.ac.jp/library/calendar/all_opening_calendar.html
【休館日】5月30日(金)、6月30日(月)、8月10日(日)~16日(土)、24日(日)~25日(月)、9月30日(火)
<会場>
明治大学 駿河台キャンパス リバティタワー1階 中央図書館ギャラリー
(東京都千代田区神田駿河台1-1)
<主催>明治大学図書館

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・無料公開講座「『山の上ホテル』が育んだ文化 —文学と文化の交差点」 を明治大学リバティアカデミーが4月19日(土)に開催