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ソフトウェア開発における「開発生産性」に関する実態調査を開始

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ファインディ

エンジニアプラットフォームを提供するファインディ株式会社(東京都品川区、代表取締役:山田 裕一朗、以下「当社」)は、ソフトウェア開発における「開発生産性」に関する実態調査を開始したことをお知らせいたします。

目次

◆調査の背景

近年、企業DXが加速する一方で、「2025年の崖」といわれるIT人材不足やシステムの老朽化などの課題が顕在化しており、エンジニア組織における開発生産性向上の重要性が増しています。加えて、生成AIの急速な普及や、それに伴うソフトウェア開発プロセスの変化など、エンジニアを取り巻く環境は大きく変化しています。このような背景を踏まえ、当社はソフトウェア開発における開発生産性に関する調査を通して実態を把握し、その現状や課題を広く共有することを目的に、本調査を開始いたしました。

調査概要

  • 調査対象: ソフトウェア開発(組み込み開発を含む)に直接関わるエンジニア、プロダクトマネージャー、プロジェクトマネージャー、エンジニアリングマネージャー、開発責任者など

  • 調査方法:インターネット調査

  • 調査期間:2025年4月2日(水)~実施中

  • 調査主体:ファインディ株式会社

  • 実査委託先:GMOリサーチ&AI株式会社

  • 調査内容:

    • 開発生産性に対する認識

    • 開発生産性に関する指標の活用状況

    • 開発生産性に関する取り組み

    • 開発環境・プロセス評価

    • 組織文化と生産性

◆開発生産性とは

開発生産性にはさまざまな考え方がありますが、共通しているのは「価値を生み出し、成果を上げるための力」を多面的に捉える点です。例えば、Googleの「DORA(DevOps Research and Assessment)」では、生産性を「個人が自身の業務をどの程度効果的かつ効率的に遂行できていると感じているか、また価値を創出しタスクを完遂できているか」を示す指標と定義しています。つまり、単なる作業量だけでなく、一人一人が仕事を前に進められているという実感が重要視されています。

また、『エンジニアリング組織論への招待 』の著者である広木大地氏が示した考え方では、生産性を3つのレベルで整理しています(※)。

「レベル1:仕事量の生産性」では、効率的な開発環境やスキル習得といった作業効率を重視。「レベル2:期待付加価値の生産性」では、施策がどれほどプロダクトの価値向上につながるかに焦点を当てます。そして「レベル3:実現付加価値の生産性」では、売上やKPIなど、ビジネスの成果として具体的にどれだけ貢献できたかが問われます。ここでは開発だけでなく、セールスやマーケティングなど組織全体で評価を行います。

このように、生産性の捉え方は「個人の実感」から「組織的な成果」まで幅広く存在します。私たちはこれらの視点を組み合わせることで、より本質的な開発生産性の向上を目指しています。

※ 開発生産性について議論する前に知っておきたいこと https://qiita.com/hirokidaichi/items/53f0865398829bdebef1

◆結果の公開

本調査の結果は、2025年5月以降に当社ホームページ等で公開予定です。

◆エンジニア組織の開発生産性可視化・向上支援SaaS「Findy Team+」について

「Findy Team+(チームプラス)」は、ファインディ株式会社が提供するエンジニア組織の開発生産性可視化・向上支援SaaSです。

経済産業省の発表では、労働人口の減少や企業DXの加速により、2030年には79万人のエンジニア人材が不足するといわれています(※)。加えて、企業はエンジニアの採用が難航したり人材が定着しないといった課題や、エンジニアのスキルが客観的に評価されず、組織内での相互理解に壁が生じるといった課題を抱えています。「Findy Team+」は開発生産性可視化・向上によりこれらを解決し、良質な開発環境・組織文化の醸成に貢献します。

特許取得の独自技術を用いて、GitHub、GitLab、Bitbucket、Backlog、Jiraなどを解析し「Four Keys」や「SPACE」といった指標やフレームワークに基づき、開発のアクティビティ・効率・クオリティやエンゲージメントなどを多面的に可視化することで、開発生産性・開発者体験向上をサポートしています。2021年10月に正式リリース以降、約850社(トライアル含む)の企業にて導入されています。

※ 経済産業省IT人材育成状況「IT人材の供給動向の予測と平均年齢の推移 」(2018年2月27日)

◆ファインディ株式会社について

2016年に創業したファインディ株式会社は、「挑戦するエンジニアのプラットフォームをつくる。」をビジョンに掲げたスタートアップです。エンジニアが不安なく挑戦できる世界共通のプラットフォームを作るために、世界中のエンジニアが使用するソースコードやイシューを管理する開発プラットフォームである「GitHub」「GitLab」「Jira」等のデータを解析し、エンジニアスキルや生産性の可視化を実現してまいりました。その技術をもとに、IT/Webエンジニアの転職サービス「Findy」、ハイスキルなフリーランスエンジニア紹介サービス「Findy Freelance」、エンジニア組織の開発生産性可視化・向上SaaS「Findy Team+(チームプラス)」、及び開発ツールのレビューサイト「Findy Tools」を展開。さらに、幅広いエンジニアを対象にした自社イベントを2017年から2024年10月時点までで累計400回以上開催し、2万人以上のエンジニアの方にイベントサイトへ登録いただいています。これらにより、国内外のエンジニア人材不足やDX内製化、人的資本経営の課題を多角的に解決しています。ITエンジニアと企業のマッチングサービスの累計会員登録数は約20万人、登録企業数は3,000社まで成長し、「Findy Team+」は、国内外のスタートアップ企業から大企業まで約850社(トライアル含む)にお使いいただいております。(※)

  • 会社名:ファインディ株式会社 / Findy Inc.

  • 所在地: 東京都品川区大崎1-2-2 アートヴィレッジ大崎セントラルタワー 5階

  • 代表者: 代表取締役 山田 裕一朗

  • コーポレートサイト : https://findy.co.jp/

(※)Findy 転職、Findy Freelance、Findy Team+、Findy Toolsの4サービス累計での登録企業数及び会員登録数です。なお、1社又は1名の方が複数のサービスに登録している場合は、そのサービスの数に応じて複数のカウントをしています。

出典:PR TIMES

本プレスリリースの内容や詳細についてのお問合せは以下までご連絡ください。

企業プレスリリース詳細へ (2025年4月14日 10時00分)

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