一般社団法人まなびぱれっと
~コミュニティマネジメントを活用した学校・学級のオープンスペースでの空間設計を支援する新サービスを導入~
教育の未来を創造する、新たなステージへ
一般社団法人まなびぱれっと(所在地:東京都港区、代表:小泉 志信)では、新規事業として学校現場における空間設計の伴走事業を始めています。その事業が文部科学省が推進する「CO-SHA Platform(コーシャプラットフォーム)」プロジェクトに採用されました。
「CO-SHA Platform」は、小中学校の学校設置者や教職員を対象とした共創型プラットフォームで、教育施設の整備や活用を支援しています。この取り組みは、共創(CO-creation)、アイデアの共有(Sharing ideas)、そして「校舎」を融合させた、次世代の教育環境づくりを目指すものです。
公式情報はこちら:
https://www.mext.go.jp/co-sha/
事例紹介
まなびぱれっとは、東京都の板橋区板橋第十小学校において、学年ごとに設置された「オープンスペース」の空間設計の伴走を行いました。このスペースは、児童の主体的・能動的な学び(アクティブラーニング)を促進する目的で設置されましたが、学校空間設計におけるノウハウが不足していました。
そのため、まなびぱれっとでは、教員へのインタビューや専門家との意見交換を通じて、各学年の発達段階に応じた空間コンセプトから運用についての設計を行いました。また、コミュニティマネジメントの理論を基に教員向けワークショップを実施し、オープンスペースの効果的な活用方法についても研修を実施しました。


学年ごとの空間コンセプトと成果
板橋区立板橋第十小学校では、以下のコンセプトを基に学年別に最適な空間設計作りを行いました。
1年生:「必要に応じて効果的に使える場」
2年生:「子どもが自分で学び方を選択して学習する」
3年生:「発表×創造」
4年生:「創造」
5年生:「対話」
6年生:「対話と集中」

この成果発表は2024年2月5日に実施されたCO-SHA Platform(コーシャプラットフォーム)第3回ミートアップイベントにて発表を行いました。
★CO-SHA Platform(コーシャプラットフォーム)第3回ミートアップイベントでの発表の様子
https://youtu.be/zQXHEtAD9Fw?feature=shared&t=688
今後について
全国展開の可能性
板橋区立板橋第十小学校での事例をもとに、他校への展開を計画中です。定期的な効果検証やデータ収集を通じ、日本全体の教育現場に新たな価値を提供します。また、コミュニティマネジメントのスクール事業を通して、学校現場における空間設計のプロを育成できる仕組みを構築していきます。
お問い合わせ先
まなびぱれっと HP:https://manabipalette.com/
まなびぱれっと Instagram:https://www.instagram.com/manabi.palette/
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