神田産業株式会社
段ボール製移動式医療施設のザンビア展開に向けた取組
このたび、神田産業株式会社(本社:福島県須賀川市、代表取締役:神田雅彦)は、独立行政法人国際協力機構(JICA)より採択された「SDGsビジネス支援事業(ニーズ確認調査)」の完了を受け、令和7年4月16日(水)11時より、須賀川市役所にて大寺正晃市長へ本事業の報告を行います。
本事業では、当社が開発した段ボール製の移動式医療施設「DOKODEMO CABIN(どこでもキャビン)」が、アフリカ・ザンビア共和国においてどのような社会課題の解決に貢献できるかを明らかにするため、現地の医療現場や行政機関、国際NGOとの協議や視察を通じたニーズ調査を実施しました。
その結果、農村地域における巡回診療や災害時の応急医療、妊産婦向けのシェルターなど、多様な用途に対する高いニーズが確認され、今後の事業化に向けた有望な手応えを得ることができました。


今回の市長報告は、地元須賀川のものづくり企業がグローバルな課題解決に貢献する取り組みとして、地域と世界をつなぐ意義ある機会と位置付けています。
当日はプロジェクト概要や現地での活動報告に加え、今後の事業展開構想についても説明する予定です。
また、本件については報道各社に幅広く取り上げていただきたく、ぜひ取材賜りますようお願い申し上げます。
【製品概要:「DOKODEMO CABIN」について】
「DOKODEMO CABIN」は、ハニカム構造段ボールを用いた軽量かつ高強度な仮設ユニットであり、主に以下の特徴を備えています:
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工具不要・短時間で組立可能
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優れた気密性・遮蔽性を兼ね備えた安全構造
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高い環境適応性と多用途展開
医療用途に限らず、災害時避難所、教育スペースなどへの応用も期待されています。
【ニーズ調査結果の概要】
調査により、以下のような活用ニーズが確認されました:
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農村部の妊婦が出産前に安全に滞在できる「マザーシェルター」としての利用
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巡回診療・予防接種活動時の仮設診療スペース
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洪水や感染症流行時の緊急医療ユニット・隔離施設
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医療施設内での空間ゾーニングや機能拡張用途
これらの結果を踏まえ、今後はザンビア保健省や災害対策機関との連携を進め、現地での実証導入に向けた純備を進めてまいります。
【報告概要】
日時:令和7年4月16日(水)11時〜
会場:須賀川市役所 3階 応接室1
内容:JICA事業の完了報告、プロジェクト成果・今後の展望について
出席予定者:須賀川市長 大寺正晃 様、神田産業株式会社 代表取締役 神田雅彦 他
【報告概要】
会社名:神田産業株式会社
代表者:代表取締役 神田雅彦
所在地:福島県須賀川市館取町22番地
TEL:0248-75-4165
FAX:0248-76-1793
URL:http://www.kanda-package.com
E-Mail:info@kanda-package.com
事業内容:段ボール箱の製造・梱包資材の販売
【本件に関するお問い合わせ】
会社名:神田産業株式会社
担当者:ハニリアル事業部 石澤秀忠
TEL:0248-94-2738
FAX:0248-94-2728
E-Mail:ishizawa-h@kanda-package.com