株式会社ヤックル
生活習慣病の重症化予防を推進する、健康診断後の受診率向上をシステムを通じて支援

株式会社ヤックル(所在地:東京都港区、代表取締役社長:布川佳央)は、ITを活用したヘルスケア事業を展開する株式会社エヌ・エイ・シー・ケア(本社:東京都千代田区、代表取締役:山崎直人、以下「エヌ・エイ・シー・ケア社」)と、「健康パートナーシップ」をこのたび締結いたしました。「ヤックル」は、生活習慣病の重症化予防プラットフォームから、保険適応のオンライン診療を提供し、2024年6月1日より法人の健康経営を実質的な医療提供を通じて支援しています。今回の「健康パートナーシップ」により、生活習慣病の早期治療、治療継続支援による健康寿命の延伸をより確実な形で提供できるようになります。
「健康パートナーシップ」締結の背景
両社がそれぞれ強みとする事業・サービスや顧客基盤は補完関係にあり、本業務提携によって双方のサービスの充実および顧客の拡大を図ります。具体的には、エヌ・エイ・シー・ケア社が提供する健康管理システム「Be Health」の受診勧奨通知画面から当社のオンライン保険診療を受診できる動線を確保することで、受診勧奨対象者が速やかに受診しやすい環境を提供し、健康経営に取り組む顧客へ医療機関受診率の向上を価値として提供することを目指します。
Be Healthを通じて生活習慣病の医療機関受診率を向上

健康管理システム「Be Health」によって機会損失を解消

産業保健に寄り添い10年以上使いやすさと柔軟性を追求した健康管理システム「Be Health」は受診勧奨通知の機能を有し、健康状態に対して最も向き合うそのタイミングで医療機関の受診を促すことができる為、今回の「健康パートナーシップ」によりこれまで以上の受診率が期待できます。
健康診断実施後の課題
有所見率は年々上昇しており、2023年は58.7%。労働者の約6割が健康診断で「異常あり」となっています。高齢化に伴い、高血圧症、脂質異常症、糖尿病、高尿酸血症といった生活習慣病の予備群が増えています。また、2012年で終了となった「労働者健康状況調査」では「要再検査を放置している人」が約半数もいると記されています。


「忙しい」「めんどくさい」が7割
生活習慣病は初期段階では自覚症状がほとんどない為、自己保健意識が上がりにくい傾向にあります。それに加え、通院負担や納得感が低い場合に健康診断後の受診率の改善に限界が出てきてしまいます。「早期治療開始」「治療継続」はこれまで多くの企業人事部門を悩ませてきました。
オンライン保険診療だからこそ得られる受診率向上の期待

ヤックルのオンライン保険診療は18−22時の終業後のタイミングで手軽に医療機関の受診が可能なため、40〜50代を中心に全国から未治療や治療自己中断患者が、受診患者全体の55%以上を占める実績があります。
企業健康経営にオンライン保険診療を取り入れる事でこれまで受診が難しかった多くの従業員が受診しやすい環境を提供できます。
エヌ・エイ・シー・ケア社について
エヌ・エイ・シー・ケア社は、ヘルスケア分野においてITの活用をベースとしたソリューションやサービスを提供する「ヘルスケア事業」を展開しています。ヘルスケア事業では、企業向け健康管理システム「Be Health」や、健診データ変換ツール「Unifier(ユニファイヤ)」などを提供しており、これまで「Be Health」は業種を問わず多数の企業に、「Unifier」は大手健診代行機関等に導入され、活用されています。
また、国が「データヘルス計画」を推進する以前から、健診結果データの分析及び有効活用に着目したサービスを展開しており、自治体や各種保険者などで実績を積んでいます。主なサービスに「特定健診未受診者受診勧奨サービス」「特定保健指導参加勧奨サービス」等があります。
【会社概要】
社名:株式会社エヌ・エイ・シー・ケア
設立:2024年3月1日
代表者:代表取締役 山崎直人
所在地:〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町4番1号 ニューオータニ ガーデンコート7階


株式会社ヤックル
代表者:代表取締役 布川佳央
所在地:東京都港区虎ノ門二丁目2番1号グロース虎ノ門5階ANOBASHO内
資本金及び資本準備金の合計額:257,952,186円
設立:2019年1月4日
事業内容:生活習慣病の重症化予防サービス「ヤックル」の運営
オンライン保険診療機会の提供