日本アルコン株式会社
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1日使い捨てタイプの“生感覚レンズ(注2)”「トータル ワン」に待望の乱視用が新登場。近視用、マルチフォーカル、乱視用が揃い、「トータル ワン」ブランドのラインアップが完成
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レンズコアとレンズ表面の含有率を変化させた”水のグラデーション”構造(注3)*1、2でワンランク上の快適な装用感(注2)*3を実現
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アルコン独自の「プレシジョンバランス8|4デザイン」により、クリアで安定した見え方と快適なつけ心地を両立(注2)*3
日本アルコン株式会社 (本社: 東京都港区、代表取締役社長:ステファン・アイゲンマン、以下「日本アルコン」) は、1日使い捨てコンタクトレンズ「トータル ワン® 乱視用」を2025年4月18日(金)より全国発売開始します。
これにより、国内外で高い評価を得る1日使い捨てタイプの“生感覚レンズ®(注2)”「トータル ワン®」に近視用、マルチフォーカル、乱視用が揃い、「トータル ワン®」ブランドのラインアップが完成します。

レンズコアとレンズ表面の含水率に差をつけた“水のグラデーション構造”*1、2
「トータル ワン® 乱視用」は、レンズコアとレンズ表面の含水率を変化させた“水のグラデーション構造” *1、2を採用しています。目やまぶたに触れるレンズ最表面の含水率がほぼ100%なので、うるおいたっぷりでやわらかく1、2、ワンランク上の快適な装用感*3を実現します。

涙液に含まれている成分「フォスファチジルコリン」を含有
レンズには涙液に含まれている成分「フォスファチジルコリン」を含有し、必要に応じて涙と調和し、涙の蒸発を防ぐサポートをする*4、5、「スマーティアーズTM テクノロジー」を採用しています。これにより長時間つけていてもうるおいを保ちます(注2)。

クリアで安定した見え方と快適なつけ心地を両立(注2)*3

「トータル ワン® 乱視用」は独自のデザイン「プレシジョンバランス8|4TMデザイン」(読み方:プレシジョンバランス エイト バイ フォー デザイン)によって、クリアで安定した見え方(注2)*3を両立します。乱視用コンタクトレンズは、まばたきのたびにレンズが回転してしまうと見え方に影響が出るため、軸の安定性が重要です。「プレシジョンバランス8|4TMデザイン」は8時と4時の方向に厚みを持たせることで軸が安定しやすく、レンズが安定するまで平均37秒、2分後の回転偏位(平均値)が2度以内、96%がまばたき時のレンズ回転揺れが3度未満という結果が出ています*6。
乱視用コンタクトレンズユーザーのニーズ「快適性」「クリアな視界」を満たす
1日使い捨て乱視用ソフトコンタクトレンズユーザーは、「快適な装用感」や「1日中快適」「クリアな見え方」を重視しているものの、実際の装用満足度はそれぞれ26%、16%、17%にとどまっており*7、満足度が低いことが示されています。「トータル ワン® 乱視用」は、臨床試験による10段階評価(10が最高評価)で装着直後の快適性9.1、1日を通した快適性8.6、見え方の安定性8.8と高い評価を受けました*8。目の健康を維持するためには、角膜への十分な酸素供給が必要です。「トータル ワン® 乱視用」はレンズにシリコーンハイドロゲル素材を使用し、目にたっぷりの酸素を通します*9。また、UVB波を99% UVA波を90%カットするClass 1*10のUVカット機能(注4)も搭載しています。
日本アルコン 代表取締役社長ステファン・アイゲンマンは次のように述べています。「眼科患者の47%が一定の乱視を有していますが*11、日本では乱視用コンタクトレンズ処方は20%*12にとどまっています。特に近年のデジタルライフスタイルにおける眼のさまざまな不快症状(デジタル眼精疲労)の主な原因の1つとして弱度乱視の未矯正があります*13。乱視用コンタクトレンズを装用することで見え方の改善*14やデジタル視機能の向上*15、目の疲れの軽減*14がデータで示されているのにも関わらず、乱視用コンタクトレンズ使用率が低いという要因のひとつとして考えられているのが装用感に関する満足度の低さです。海外で高い評価を受けている「トータル ワン® 乱視用」をご提供することで、日本のユーザーの方々の装用感に対するニーズにお応えできるものと信じております。この機会に“生感覚レンズ®(注2)”「トータル ワン® 乱視用」を是非体感ください。」
「トータルワン® 乱視用」の取り扱い施設は、アルコンの製品ウェブサイト(https://alcon-contact.jp/products/dailies/total1-astigmatic/)にてご確認ください。
(注1)単回使用視力補正用色付コンタクトレンズ
販売名:デイリーズ トータル1®
承認番号:22400BZX00407000
(注2)装用感には個人差があります。
(注3)レンズコアと表面の含水率の測定方法は、レンズ全体の含水率の測定方法とは異なります。
(注4)UVカット機能を備えたコンタクトレンズは、UV遮断ゴーグルやサングラスなどの、UV遮断眼鏡の代わりにはなりません。
Reference
*1 Thekveli S, Qui Y, Kapoor Y, et al. Structure-property relationship of delefilcon A lenses. Contact Lens Anterior Eye. 2012;35(Suppl 1):e14.
*2 Angelini TE, Nixon RM, Dunn AC, et al. Viscoelasticity and mesh-size at the surface of hydrogels characterized with microrheology. Invest Ophthalmol Vis Sci. 2013;54:E-abstract 500.
*3 In a clinical trial to assess overall performance of DAILIES TOTAL1® for Astigmatism lenses where n=134 eyes in 67 subjects; Alcon data on file, 2021
*4 2021年アルコン調べ:REF-04781
*5 2017年アルコン調べ:REF-00141
*6 In a clinical trial to evaluate stability of axis orientation of DAILIES TOTAL1® for Astigmatism lenses where n=47; Alcon data on file, 2020.デイリーズトータルワン乱視用 臨床試験(n=47)
*7 2022年アルコン調べ:REF-25612
*8 2021年アルコン調べ:REF-13451
*9 Based on in vitro measurement of thickness profiles on unworn lenses; Alcon data on file, 2019.
*10 トータル ワン® 乱視用 添付文書記載
*11 Young G, Sulley A, Hunt C. Prevalence of astigmatism in relation to soft contact lens fitting. Eye Contact Lens. 2011;37(1):20-5
*12 Morgan PB, Woods CA, Tranoudis IG, et al. International Contact Lens Prescribing in 2022.
*13 Wolffsohn J et al TFOS Lifestyle: Impact of the digital environment on the ocular surface The Ocular Surface 28 (2023) 213-352.
14 Chaudhry M, Sah SP, Sharma IP, Mondal S. Does Offering Only the Spherical Contact Lens Trial Low Astigmats mislead the Practitioners? Int J Opthalmol 14 (8) 2021. 1281-1284.
15 Chao C, Skidmore K, Tomiyama ES, Wolfsohn JS, et al. Soft Toric Contact Lens Wear Improve Digital Performance and Vision-A Randomized Clinical Trial. Ophthalmic Physiol Opt. 2022000: 1-10.
About Alcon
アルコンでは、全世界の国の人々の視力向上をサポートしています。75年以上の歴史を持つアイケアのグローバルリーダーとして、人々の視力を向上させ、生活を改善するための幅広い製品ポートフォリオを提供しています。白内障、緑内障、網膜疾患、屈折異常などの症状を抱える人々の生活に、当社の手術とビジョンケア製品が関わっています。25,000人以上の従業員が、革新的な製品、アイケア専門家とのパートナーシップ、質の高いアイケアへのアクセスを促進するプログラムを通じて、生活の質を高めています。
アルコンの日本法人である日本アルコンは、1973年の設立以来50年以上にわたり、日本の医療従事者の皆様や患者様にアイケア製品を提供してきました。
詳細はhttps://www.alcon.co.jp/をご覧ください。
コンタクトレンズは高度管理医療機器ですので、以下の項目を必ず守った上で装用してください。
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眼科医の検査・処方を受けてお求めください。また、必ず定期的に検査をお受けください
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製品の添付文書を必ずお読みください
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装用時間は正しく守ってください(装用時間には個人差があります。眼科医の指示に必ず従ってください)
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取り扱い方法を守り、正しくご使用ください
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少しでも異常を感じたら、直ちに眼科医の検査を受けてください
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使用期間を必ずお守りください
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破損等の不具合のあるレンズは絶対に使用しないでください