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タカミヤが未稼働資材を次世代足場へリサイクル  建設業の環境負荷低減とコスト削減に貢献する新プロジェクト「サステナブルプロジェクト」を開始

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株式会社タカミヤ

足場をはじめとする建設業界のプラットフォーマーとして、業界課題に革新的なソリューションを創造しつづける株式会社タカミヤ(以下タカミヤ、大阪本社:大阪市北区、東京本社:東京都中央区、代表取締役会長兼社長:髙宮一雅)は、建設業界における人手不足やコスト高、環境負荷等の課題を解決する統合ソリューション「タカミヤプラットフォーム」を提供しています。その取り組みの一環として、資源の循環と環境負荷低減を目的とした新プロジェクト「サステナブルプロジェクト」を2025年4月15日より開始しました。

本プロジェクトにより、未稼働の建設資材の有効活用を促し、CO2排出削減と業界の持続可能な発展に貢献します。

■ 建設業界が抱える課題

建設業界では、資材の過剰ストックや管理の非効率性が長年の課題とされてきました。特に足場資材は種類が多く互換性が低いため、不要になった資材の処理が難しく、使われずに眠った状態の足場も多いのが現状です。業界内で使用されずに眠る枠組足場は約50%にものぼり、それらは保管コストやメンテナンス費用を企業に課すだけでなく、新たな資材の製造によるCO2排出も引き起こしています。

枠組足場の稼働率が上がらない主な理由は以下の通りです。

  • 足場の整備が追い付かないため、稼働が上がらない。

  • 足場部材の種類が多すぎて、出番の少ない部材が稼働の足を引っ張る。

  • 自社資材だけで対応すると、閑散期に稼働が下がる。

■ サステナブルプロジェクトとは?

サステナブルプロジェクトは、稼働していない足場資材の循環を促進し、安全性の高い足場にリサイクルする取り組みです。

本プロジェクトでは、不要な資材を顧客から回収し、それをリサイクルして電炉材*を使用したエコな足場を新たに製造する流れを構築します。建設現場で不要になった資材が適切に回収・再利用される仕組みを作ることで、資材の循環を促進し、より環境価値の高い足場を普及させ、CO2の削減に貢献します。

* 鉄の廃棄物を原料として電炉で生産された素材

■ 環境価値の高い足場:電炉材を使用した次世代足場「Iqシステム」

本プロジェクトで回収された足場は、一部電炉材で作られた次世代足場「Iqシステム」へと生まれ変わります。電炉は、同じく鉄を生産するための製鋼法である高炉に比べ、CO2排出量を約1/4に抑えることができます。

さらに「Iqシステム」は、階高190㎝、作業支柱間隔110㎝で、従来の枠組足場より広い空間で腰を曲げず快適に作業ができます。安全性が高く、エコな「Iqシステム」を建設業界に普及させることで、建設業界における環境負荷の低減と、さらには安全性の向上にも貢献します。

次世代足場「Iqシステム」の詳細についてはこちら

■ リサイクルを促す「サステナポイント」

建設現場における足場のリサイクルを促すため、当社は足場資源のリサイクルに協力いただいたなど諸条件をクリアした顧客に対して「サステナポイント」の付与を行います。サステナポイントは、タカミヤプラットフォーム内のサービスである「OPE-MANE(オペマネ)」の利用時に使えるポイントです。顧客の不要な枠組足場を当社が引き取り、さらにサステナポイントを付与することで、顧客が不要な足場をスクラップするハードルを下げ、サステナブルプロジェクトのリサイクルをさらに促進することを目指しています。

■ 「サステナブルプロジェクト」は「タカミヤ プラットフォーム」の一環

タカミヤは建設業の深刻な人手不足・コスト高などの問題に対応するため、建設ソリューション群「タカミヤ プラットフォーム」を提供しています。足場等の仮設機材の調達・運用マーケットプレイス提供やデジタル設計支援等のデジタル化にはじまり、各種安全教育サービスまで、多岐にわたるソリューションを統合しています。

「サステナブルプロジェクト」もその一環として、建設業界のコスト削減と環境負荷低減に貢献します。

主なサービス内容

  • 「OPERA」:建設DXの入口。仮設機材の24時間WEB注文などをはじめとしたプラットフォームポータルです。業務をデジタル化し、効率性を大幅に向上させます。

  • 「OPE-MANE(オペマネ)」:建設現場の機材管理委託サービスです。顧客が購入した足場機材の管理・整備を代行。足場の運用状況も確認可能です。ATMの感覚で、全国の機材Baseから足場機材を引き出して利用できます。

    「Iq-Bid」:足場のリアルタイムマーケット。次世代足場「Iqシステム」という保有資産の運用状況や市場価格を確認しながら、ユーザー同士で自由に売買できます。

  • 「タカミヤのBIM/CIM」:3Dレーザースキャナーで仮設工事の設計を効率化させることができます。また、3D図面を共有・更新活用することで、建築物の情報を一元管理します。

  • 「Tobira」:鳶職人に特化した求人サイトです。人手不足の解消を支援し、業界全体の採用効率向上が可能です。

  • 「タカミヤの安全教育」:墜落や落下時の衝撃数値の可視化など、バーチャルと実体感を融合した最先端の足場教育プログラムを提供します。

これにより、タカミヤは建設業界のコスト削減、人材不足の解消、業務効率化、環境負荷低減などを推進し、業界全体の生産性向上に貢献します。

■ 株式会社タカミヤについて

建設現場で使われる仮設機材をはじめとする、住宅用機材、構造機材、農業用ハウス、防災用ダムなど多彩な製品について、開発・製造から、販売、レンタル、施工、設計までトータルにサービスを提供しています。

技術革新を通じて付加価値の高い製品やサービスを生み出し、地下工事から超高層建物、高速道路、橋、農業、自然災害対策分野など、さまざまな「現場」の安全性・施工性を向上させ、業界の発展に貢献しています。

社名   :株式会社タカミヤ

代表   :髙宮 一雅

本社所在地:大阪市北区大深町 3-1 グランフロント大阪 タワーB 27階

     :東京都中央区日本橋3-10-5 オンワードパークビルディング12階

URL   :https://corp.takamiya.co/

設立   :1969年6月21日 

資本金  :10億 5,214万円 

従業員数 :781名(連結従業員数 1,355名)

事業内容 :仮設機材の開発、製造、販売及びレンタル、仮設工事の計画、設計、施工

出典:PR TIMES

本プレスリリースの内容や詳細についてのお問合せは以下までご連絡ください。

企業プレスリリース詳細へ (2025年4月15日 11時00分)

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