株式会社Link & Innovation
東京都渋谷区のDICT CUBE TOKYOを拠点とする社会実験コミュニティ「DICT」(運営会社:株式会社 Link & Innovation)は、Web 3.0およびDAO(分散型自律組織)を活用した国際共創イノベーションを推進する取り組みの一環として、2025年度より法政大学経営大学院イノベーション・マネジメント研究科において寄付講座を開設することを発表しました。この講座では、「インキュベーション・マネジメント」をテーマとした集中講義を提供し、次世代のイノベーションリーダーの育成を目指します。

■DICT とは
DICT (Design, Innovation, Co-Creation, Technology)は、2022年に社会起業家であり社会物理学者の山本晋也によって創設されたコミュニティです。Web 3.0とDAOを基盤に、デザイン、イノベーション、共創、テクノロジーを融合させた社会実験を通じて、新しい価値創造の形を模索しています。
東京都渋谷区のDICT CUBE TOKYOを中心に、国内外の多様な拠点で活動を展開し、3年間で15社の法人を排出してきました。起業家や研究者、プロデューサー、アーティスト、クリエイターが集い、国際的な共創を推進する共鳴場として注⽬を集めています。
創設者・代表:山本 晋也
本拠地:東京都渋谷区代々木1-44-4 DICT CUBE TOKYO

■寄付講座「インキュベーション・マネジメント」の概要
今回開設される寄付講座では、インキュベーション・マネジメントに焦点を当てた集中講義を実施します。本講義は、イノベーションの創出と事業化を支援するマネジメント手法を学ぶとともに、Web 3.0やDAOといった最先端の分散的な技術やアプローチがもたらす組織運営の新たな可能性を探ります。具体的には、以下のような内容が予定されています。
● イノベーションの理論と実践:アイデア創出から事業化までのプロセスを体系的に学ぶ。
●Web 3.0とDAOの活⽤:最先端の分散的な技術やアプローチを活⽤した組織運営やコミュニティ構築の事例研究。
● 共創の実践:多様なステークホルダーとの協働を通じた価値創造の⽅法論。
この講義により、学術と実践の橋渡しを行い、産学連携によるイノベーション・エコシステムの構築を目指します。
■設立の背景と目的
今回の寄附講座開設に際し、DICTの創設者である山本晋也は、「現代社会において、中央集権的な管理モデルが限界を迎えつつある中、分散型で自律的な組織運営が求められている。今回の寄付講座を通じて、次世代のリーダーにイノベーションと共創の力を伝え、社会変革を加速させたい」とコメントしています。また、法政大学経営大学院との連携により、学術的な知見とDICTの実践的なノウハウを融合させ、新たな教育モデルの創出を目指します。
■今後の展望
DICTは、本寄付講座を皮切りに、教育分野での活動をさらに拡大する計画です。国内外の大学や研究機関との連携を深め、Web 3.0時代におけるイノベーション・マネジメントのグローバル・スタンダードを確立することを視野に入れています。また、講座を通じて生まれたアイデアやプロジェクトが、DICTのエコシステム内で具体的な事業として育まれることを期待しています。
DICTと法政大学経営大学院によるこの新たな取り組みは、イノベーションと教育の未来を切り開く一歩となるでしょう。
※本プレスリリースに関する一般の方からのお問い合わせは、下記リンクの株式会社Virgoお問い合わせフォームよりお願い致します。株式会社VirgoはDICTから派生、誕生した企業で、DICTのコンテンツ制作等、運営の一部を担っております。