ミーカンパニー
「導入から5年」を見える化。全国の病院における電子カルテの導入・更新年月を時系列で把握できる新データセット。「いつ導入されたか」がわかることで、「いつ動くか」が見えてくる。
ミーカンパニー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:前田 健太郎 以下 「当社」)は全国の病院における電子カルテの導入・更新年月を可視化できるデータセットの提供を開始しました。
本データは、電子カルテメーカーをはじめとする医療ICT企業に向けて、更新提案のタイミング予測や営業活動の優先順位付けを可能にする実務的なツールとしてご活用いただけます。

5年後のリプレイスを、先回りで捉える
電子カルテは導入から5〜7年で更新が検討されると言われています。
SCUELでは、医療機関のホームページに掲載された「お知らせ情報」をもとに、2020年に導入された病院173施設を特定。これらの病院は、2025年現在、更新期を迎えている可能性が高く、営業の注力対象として注目されます。

電子カルテの更新期に入る病院がどこなのか——。
そのヒントは、過去の導入実績にあります。
当社は、病院ホームページ上のお知らせ等から、SCUELが独自に収集・整理した導入情報をもとに、2020年〜2024年に電子カルテを導入・更新した病院について、病床規模・診療科・地域別に件数を集計しました。2025年〜2028年に更新時期を迎える可能性があるエリアやボリューム感を把握する参考資料としてご活用いただけます。
電子カルテの更新期レポート(無料公開中)
「過去の導入実績から見る、リプレイス需要の実像」
収録内容:
・病床規模別の電子カルテ新規導入・更新件数(2020〜2024年)
・診療科別の電子カルテ新規導入・更新件数(2020〜2024年)
・都道府県別の電子カルテ新規導入・更新件数(2020〜2024年)
電子カルテメーカー各社の営業戦略や商談準備に役立つ、定量データをコンパクトに整理しています。
※本レポートは、SCUELが病院ホームページ等の公開情報をもとに独自に収集・分析したものであり、医療機関全体を網羅するものではありません。傾向把握や参考情報としてご利用ください。
なぜ、このようなデータが提供できるのか
SCUELは、5年以上前から医療機関のWebサイトに掲載される「お知らせ」情報を収集・蓄積し、
構造化して提供する独自のサービス「SCUEL NEWS」を運営してきました。これらの非構造化データをAIで解析することで、「どの病院が」「いつ」「電子カルテを導入・更新したか」を時系列で把握できるデータベースを構築してきました。
また、SCUELでは病院の医業収益・経常利益などの財務指標のビッグデータ解析も行っており、
経営体力を加味した営業判断にも活用可能です。
提案しても、与信が通らない——
営業現場の“課題”にも対応。
近年、病院の財務状況が悪化し、提案が通っても最終的に与信審査で見送られるケースが発生しています。SCUELのデータは、そうした“見えづらいリスク”も踏まえて営業を設計できる点で、単なる導入リストではなく、病院の財務情報や入院/外来患者数の推移、病棟の築年数などをもとに病院の電子カルテ等への投資を把握し、「確度あるアプローチ」を支援する情報基盤として機能します。
主な活用シーン
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導入から5年以上経過した病院の抽出・リプレイス営業対象の絞り込み
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地域別の更新傾向の把握
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営業リードのスコアリング
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経営状況に応じたアプローチ内容の最適化
データフォーマット
SCUELの電子カルテ導入・更新年月データセットは、汎用性の高いCSV形式で提供されるため、お客様がすでにお持ちの病院マスタに容易に統合できます。特別なシステム開発や複雑な連携作業は不要です。
電子カルテ導入年月データセットの料金
当社ホームページよりお問い合わせください。
ミーカンパニー株式会社について
ミーカンパニー株式会社は、2010年設立以来、医療機関・薬局・介護・障害福祉データベース「SCUEL®(スクエル)データベース」を構築してきました。「データでこれからの日本の医療・介護を支えること」を事業理念とし、高鮮度で精緻なデータベースの提供を通じて、地域包括ケアシステムの実現や、患者と医療、家族と介護をつなぐことを推進します。