一般社団法人Green innovation

脱炭素社会の実現を牽引する次世代のイノベーターの育成を目指し「Green Innovator Academy」を企画・運営する、一般社団法人Green innovation(代表理事:菅原聡、理事/共同代表:坂野晶)は、世界の政治や経済のリーダーたちが一堂に会するダボス会議を主催する世界経済フォーラムが選ぶ2025年度「ヤング・グローバル・リーダーズ」に、Green innovationの理事/共同代表を務める坂野晶(さかのあきら)が選出されたことを発表しました。
世界経済フォーラムは公衆衛生、経済開発、テクノロジー、持続可能性など、さまざまな分野に携わり、世界でその活躍が期待される40歳未満のヤング・グローバル・リーダーズを毎年選出、発表しています。2025年のヤング・グローバル・リーダーズには、世界各国から114名、日本からは坂野を含め4名が選出されました。
選出に対して、坂野晶は次のように語っています。
「このたび、ヤング・グローバル・リーダーズ(YGL)に選出いただき、大変光栄に感じています。世界経済フォーラムとの関係は、2012年に遡ります。Global Shapers Communityのメンバーとして2012年から2022まで同世代の国内の若手リーダーたちと地域での活動をしながら、グローバルの若手リーダーとの交流や協業をはじめ、国際会議の開催などさまざまな取り組みを行い、彼女・彼らを通じてゼロ・ウェイストの取り組みも広がりを見せています。2019年には世界経済フォーラム年次総会(通称ダボス会議)の共同議長を務める栄誉も経験しました。また、同2019年にはGlobal Shapers CommunityのFoundations Boardに就任。2020年にはGlobal Futures Councils on Japanにも参画しました。これらフォーラムが提供する多様なネットワーク、知見と視座を広げられる機会は、私がローカルで活動しながら世界のアジェンダと足元の草の根の取り組みを繋げていく「通訳者」であり実践者となる大きな助けとなっています。そしてまさに、Green Innovator AcademyはこのGlobal Shapersの仲間を中心に立ち上げた取り組みでもあります。これからは、YGLコミュニティの価値を最大限享受しながら、今だからこそ、それらをpay it forwardできる立場で、フォーラムのミッションでもある “Improving the State of the World” に着実に貢献していきたいと思います。Green Innovator Academyも今年度からさらに新たな挑戦への拡大を予定しています。より多くの仲間とともに、さらなる挑戦ができることを楽しみにしています。」
<選出者略歴>
坂野 晶(さかの あきら)
一般社団法人Green innovation 理事/共同代表
一般社団法人ゼロ・ウェイスト・ジャパン 代表理事
株式会社ECOMMIT 上席執行役員Chief Sustainability Officer
1989年生まれ。大学で環境政策を専攻後、モンゴルのNGO、フィリピンの物流企業を経て、日本初の「ゼロ・ウェイスト宣言」を行った徳島県上勝町の廃棄物政策を担うNPO法人ゼロ・ウェイストアカデミーに参画。理事長として地域の廃棄物削減の取組推進と国内外におけるゼロ・ウェイスト普及に貢献する。2019年世界経済フォーラム年次総会(通称:ダボス会議)共同議長。2020年より一般社団法人ゼロ・ウェイスト・ジャパンにて循環型社会のモデル形成・展開に取り組む。世界経済フォーラムにより組織されるコミュニティGlobal Shapersに選出。2021年に一般社団法人Green innovationの理事・共同代表に就任。脱炭素社会の実現を牽引する次世代のイノベーター育成に取り組む。
<世界経済フォーラム「ヤング・グローバル・リーダーズ2025」>
<一般社団法人Green innovation>
業界・分野・世代を超えた協働で未来をつくるイノベーションを生み脱炭素社会を実現する、をミッションに掲げ、「業界・分野・世代を越えた」コミュニティを形成し、長期的なイノベーションを生み出すための活動に取り組む。脱炭素社会の実現を牽引する次世代のイノベーター1,000人の育成を目指す「Green Innovation Academy」を企画・運営している。