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【調査レポート】主要オンラインマスメディア購入意向度調査2025「消費者はオンラインメディア接触によってどの程度、商品・サービスの購入・利用意向が促されているのか?」

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株式会社VOSTOK NINE

~主要47メディア、8カテゴリ(動画/SNS/ニュース/音楽音声/新聞雑誌系/カルチャー・ライフスタイル/漫画アプリ/ソーシャルゲーム)にて、全国4,000人を対象に購入意向度調査を実施~

広告メディアプランニングに特化したプランニングファームである株式会社VOSTOK NINE(本社:東京都渋谷区、代表取締役:三宅 規仁、読み:ヴォストークナイン)は、「購入・利用のきっかけとなる主要オンラインマスメディア調査2025」を全国4,000人(内、有効回答者数3,518人)を対象に実施し、その調査結果をお知らせいたします。

なお、同様の調査を2024年同時期にも実施しており、今回で2年目の実施となります。

本レポートでは、2025年の調査結果に加え、2024年との比較を通じて各メディアにおける消費者の購入意識の変化について、調査結果と考察も踏まえながらお伝えいたします。

調査実施の背景

当社VOSTOK NINEは、メディアプランニング(6媒体広告投資プランニング)領域のあらゆる業務を広告代理店向けに提供するプランニングファームです。

当社では「オンラインメディア信頼度調査」(対象メディア約50媒体)を定期的に実施しているほか、「どういったメディアへの接触により商品・サービスの購入・利用意向が促されているのか?」についても定点調査を行っております。

情報接点としてのデジタルメディアは今や当たり前の存在となり、消費者の意思決定にも大きな影響を与えています。消費者のメディア接触傾向や関与は複雑化しており、また、各メディアに接触している際の気持ちも様々です。そのため、「購入のきっかけになるメディアに広告出稿すれば、売れる」という単純な話ではありませんが、それを知る事は少なからず広告投資先を選定する上での指標になると考えています。本調査の結果を「一つの視点」として、活用いただければ幸いです。

本調査リリースでは、全調査内容から一部の結果を抜粋し報告しておりますが、主要オンラインメディア47媒体を9カテゴリ別、更に性別・年代別に分析した結果,(2024年・2025年比較を含む)は、当社のnoteにて詳しく解説しております。

note:https://note.com/vostoknine/n/nba3f8ff5a187

詳細および質問等につきましては下記までお問合せ下さい。

mail:hello@vostoknine.jp

目次

調査結果の概要

  • 全年代で、デジタルメディアを通じて「購入意向が高まる層」は増加

  • 特に30代、40代の購入意向度の増加が顕著

  • 加えて、シニア層においても購入意向度は増加

  • 「動画」「SNS」「ニュース」「音楽・音声」カテゴリでは特に、「購入意向が高まる層」が増加

  • 2025年から調査項目に加わった「漫画アプリ」「ソーシャルゲーム」においても、40%以上が「買いたくなったことがある」と回答

調査項目

【1】調査対象メディア利用者全体の購入意向度について(2024年・2025年比較)

  1-1:メディア利用者全体(性別・年代別)   

  1ー2:メディア利用者全体(性別×年代別)             

【2】カテゴリ別からみる、購⼊意向度について(2024年・2025年比較)

【3】メディア別からみる、購⼊意向度について(2024年・2025年比較)

  3-1:「動画」カテゴリにおけるメディア別の購入意向度

  3-2:「SNS」カテゴリにおけるメディア別の購入意向度

【4】年代別×カテゴリ別の購入意向度について (2025年度調査)

【5】主要SNS詳細×性別・年代別における購入意向度について (2025年度調査)

  5-1:SNSメディア×性別

  5-2:SNSメディア×年代別

【6】考察:オンラインメディアの購⼊意向度、2024年・2025年比較

【1】調査対象メディア利用者全体の購入意向度について(2024年・2025年)

1-1:メディア利用者全体(性別・年代別)


●性別
本調査対象メディア全体の男女別平均を見ると、男女ともに「欲しくなる層」は40%を超えています。また、この1年で男女ともにデジタルメディアを通じた購買意向が約10%増加していることも明らかになりました。

●年代別
全年代で「欲しくなる層」の増加が見られます。特に30〜40代の増加率が顕著で、この1年で約1.4倍に拡大していることが分かります。

また、シニア層においても「欲しくなる層」が増加しており、デジタルメディアが意思決定に与える影響は、世代を問わず広がっていると考えられます。

1ー2:メディア利用者全体(性別×年代別)

さらに、性別×年代で詳しく見ると、30代男性と40代女性において「欲しくなる層」が大きく増加していることが分かります。

【2】カテゴリー別からみる、購⼊意向度について(2024年・2025年比較)

9つのカテゴリー、「動画」「SNS」「ニュース」「音楽・音声」「スポーツ」「新聞・雑誌系サイト」「カルチャー‧ライフスタイル」「漫画アプリ」「ソーシャルゲーム」において、カテゴリー別に見ると、「動画」「SNS」「ニュース」「音楽・音声」の利用者において「欲しくなる層」の割合が増加しています。

また、2025年から調査対象となった「漫画アプリ」「ソーシャルゲーム」においても、利用者の40%以上が「欲しくなったことがある」と回答しました。

一方、「スポーツ」「新聞・雑誌系」「カルチャー・ライフスタイル」サイトでは、購入(利用)意向の向上効果は限定的であることが分かりました。

【3】メディア別からみる、購⼊意向度について(2024年・2025年比較)

3-1:<動画>カテゴリにおけるメディア別の購入意向度

2024年と変わらず、「YouTube」が頭一つ抜けた状態となっており、2025年は77.0%の購入意向度の結果となりました。 続いて、「TVer」60.5%、「Netflix」54.2%と購入意向度は高まっており、昨年と同様の傾向ですが、今回から調査対象メディアとなった「Amazonプライム・ビデオ」も、視聴者の60%以上が「欲しくなったことがある」という回答結果となりました。

3-2:<SNS>カテゴリにおけるメディア別の購入意向度

主要SNSにおいても、昨年と同様の傾向が続いており、「Instagram」「X」「TikTok」の利用者が「欲しくなったことがある」と感じていることが分かります。

【4】年代別×カテゴリ別の購入意向度について(2025年度調査)

年代別×カテゴリー別に見ると、全年代において「動画」サイトが特に強く、購入意向を喚起していることが分かります。

そのほかの特徴を年代別に見ると、20代は「SNS」「ソーシャルゲーム」、30代は「漫画アプリ」「SNS」、40代は「漫画アプリ」「ニュース」、50代〜60代は「ニュース」「音楽・音声」サイトで購入意向が喚起されていることが分かります。

【5】主要SNS詳細×性別・年代別における購入意向度について(2025年度調査)

●性別
性別に見ると、女性は「Instagram」が、男性は「Instagram」と「X」が特に強く、購入意向を喚起していることが分かります。

●年代別
「Instagram」は、20歳〜39歳の利用者のうち60%以上が「購入意向が高まったことがある」と回答しており、なかでも20代に限ると70%以上が「買いたくなる層」に該当します。

SNSカテゴリーにおいては、2025年も引き続き「Instagram」「X」「TikTok」が全年代にわたり、強く購入意向を喚起していることが分かります。

【6】考察:オンラインメディアの購⼊意欲度、2024年・2025年比較

「購入のキッカケとなるオンラインマスメディア調査」2025年版、今回の調査結果から、デジタルメディアが消費者の購買意欲に与える影響は昨年2024年と比較して、さらに強まっていることが明らかになりました。

特に30代・40代の購入意向の高まりが顕著であり、またシニア層においてもデジタルメディアの影響力が増していることが確認されました。
メディアのカテゴリー別に見ると、「動画」「SNS」「ニュース」「音楽・音声」メディアの利用者は、特に各メディアによる購入(利用)意向を喚起されています。

なお、2025年調査より調査対象となった「漫画アプリ」と「ソーシャルゲーム」においても、同様に強い影響を持つ事が分かりました。

広告メディアプランニングにおいて、”単なるリーチを軸としたメディア選定だけでは、消費者の気持ちを動かすまでには至りずらい” という現状を踏まえると、消費者の購買心理やメディアの特性を踏まえた広告戦略を構築することが、今後のメディアプランニングにとってますます重要になってくることは必然だと考えられます。

本調査実施における当社の思い

このたびの調査から明らかになった、消費者の購入意識変容の視点は、”これからのメディアプランニング”にとって、数ある必要な視点の一つではあるものの、メディアプランニングを行うみなさまにとって役立つ情報となれば幸いです。ぜひご活用くださいませ。

※本記事の内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
引用元が「VOSTOK NINE | 購入のキッカケとなるオンラインマスメディア調査」である旨のご記載をお願いいたします。

調査概要

「購入・利用のきっかけとなるオンラインメディアに関するアンケート」調査

●質問内容:

下記のオンラインメディアで提供される情報を⾒てどの程度、商品やサービスを欲しくなったり利⽤したくなったことがあるか教えて下さい。

●調査対象メディア(2025年度) :

全47メディア++各種漫画アプリ、各種ソーシャルゲーム

YouTube / Instagram / X(エックス) / Yahoo!ニュース / amazonプライム・ビデオ / TVer / Facebook / Netflix / TikTok / LINE NEWS / radiko / Spotify / SmartNews / ABEMA / U-NEXT /

Sportsnavi / pixiv / 日本経済新聞 電子版 / ニコニコ動画 / Hulu / 朝日新聞デジタル / Pinterest / DMM.com / DAZN / 読売新聞オンライン / 東洋経済オンライン / 文春オンライン / ロケットニュース24 / LinkedIn / 日刊スポーツ / ねとらぼ / ITmedia / 日経ビジネス電子版 / Impress Watch / PRESIDENT Online / Sponichi Annex / 毎日新聞 / 産経ニュース / Disney+ / Apple Music / Amazon music / LINE MUSIC / BeReal. / 各種 ソーシャルゲーム / Google discover / 各種 漫画アプリ / Gunosy(グノシー) / ガジェット通信 / NewsPicks

●カテゴリ:

上記メディアを9カテゴリに分類

「動画」「SNS」「ニュース」「音楽・音声」「新聞・雑誌系サイト」「カルチャー‧ライフスタイル」「漫画アプリ」「ソーシャルゲーム」「スポーツ」

●回答項⽬(SA) :

よく欲しく(利⽤したく)なる / 時々欲しく(利⽤したく)なる /

あまり欲しく(利⽤したく)なった事はない / 欲しく(利⽤したく)なった事はない /

このメディアを使わない

●調査対象: 全国15歳から64歳までの男女4,000人(今回のレポートでは20歳〜64歳のみ抽出し算出しております)

●有効回答者数 : n = 3,518(全年代)

・調査日  : 2025年1月31日

・調査手法 : オンライン調査

・調査機関 : Freeasy

調査結果の集計条件

※本調査では、「調査対象メディア利⽤者」に絞り込み、集計しております。

(⾮利⽤者も含めてしまうと、「利⽤者が多いメディアがも相対的に⼤きい」という結果になり兼ねないため)

※調査対象者は「15歳以上」ですが、当社では「18歳未満」を、「直接ターゲット」かつ「購⼊意向を⾼めようとする」プランニングは広告設計において特に繊細な配慮が必要であると考えています。ゆえに当社ポリシーに反するデータ利⽤を避けるため、今回のレポートからは10歳代の調査結果を外し「20歳以上」を集計の対象としております。

※各メディア利⽤者の回答において、「あまり欲しく(利⽤したく)なった事はない」「欲しく(利⽤したく)なった事はない」の回答者を、『欲しくならない層』に、「よく欲しく(利⽤したく)なる」「時々欲しく(利⽤したく)なる」の回答者を『購⼊意向が⾼まる層』と分類しております。

※前回実施した「オンラインメディア信頼度調査」(https://note.com/vostoknine/n/nf2d853e77006 )と同様条件となる「単⼀メディアで概ね全年代に対してリーチが2〜3%以上は獲得出来るであろうオンラインメディア」かつ「(⼀般的な⼿法で)広告出稿が可能」なオンラインメディアを選定し調査しております。

※本調査数値をもって各メディアの優劣を判断するものではございません。

出典:PR TIMES

本プレスリリースの内容や詳細についてのお問合せは以下までご連絡ください。

企業プレスリリース詳細へ (2025年4月16日 09時00分)

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