カテゴリー

フルサト・マルカホールディングス、SaaS・業務システムとのデータ連携にセゾンテクノロジーの「HULFT Square」を導入

  • URLをコピーしました!

株式会社セゾンテクノロジー

~EDIなどの業務自動化と連携スクリプトの開発工数を最大80%削減~

株式会社セゾンテクノロジー(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員:葉山 誠、以下セゾンテクノロジー)は、フルサト・マルカホールディングス株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:古里 龍平、以下フルサト・マルカホールディングス)のSaaSや基幹システムなどの業務システムと、受発注・在庫データなどとのデータ連携に「HULFT Square」が導入されたことを発表します。

グループ各社のデータを集約して業務を自動化するデータ連携基盤を整備、各システムとの連携に必要なスクリプト開発工数も従来比で最大80%削減しました。活用用途の一つであるEDIでは、約70社の取引先との年間約67万件もの受発注明細を処理しています。

「HULFT Square」を活用したフルサト・マルカホールディングスの構成図

目次

背景

フルサト・マルカホールディングスは、建設資材から機械・工具、セキュリティを中心とした幅広い事業を展開してきたフルサトグループと、産業機械を中心にグローバルに展開していたマルカグループが2021年10月に経営統合し設立されました。統合後は、機械・工具事業、建設資材事業、建設機械事業、IoTソリューション事業を4つの柱としたポートフォリオ経営を展開しています。

グループ全体を統括するブランドである「UNISOL」と、「『叶えたい』が、あふれる社会へ。」をビジョンとする理念体系を定め、ミッションである「感動提案で今を拓き、変化の先まで伴走する。」に基づき事業を推進。10年後のありたい姿に向けたロードマップを実現するべく中期経営計画を推し進めており、「『その手があったか』を、次々と。」をスローガンに、ユニークなアイデアで現場が抱えるさまざまな課題に自ら向き合い、一番に選ばれるソリューション・パートナーを目指しています。

フルサト・マルカホールディングスは、2021年にフルサトグループとマルカグループの経営統合によって誕生した経緯により、グループ各社が保有する基幹システムの統合や最適化に加え、老朽化やブラックボックス化への対応が求められていました。

基幹システムの統合や刷新に合わせてデータ連携の仕組みなども新たに導入する必要がある一方で、近年進めているデジタル推進のなかで、グループ会社ごとにSaaSや外部サービスの活用も進んでいました。そこで、基幹システムの刷新を機に、データ連携のハブとなる連携基盤を整備し、全事業会社のデータ一括管理と同時に業務の最適化に貢献できる仕組みづくりの検討を開始しました。

「HULFT Square」採用の理由

フルサト・マルカホールディングスでは、SaaSを中心とした外部サービスと業務システムのデータ連携を実現するため、データ連携プラットフォームの選定を進めました。

「HULFT Square」は、メールやサーバー、クラウドストレージと基幹システムおよびSaaSとの受発注・在庫データ連携や、データ連携に必要なデータ加工処理、ノーコード開発や国内サポート、またエンジニアによる導入時の評価検証支援などが評価され、導入を決定しました。

「HULFT Square」を導入した理由として、フルサト・マルカホールディングスは次の点をあげています。

  • 自社で自走可能なノーコード開発と、日本語のGUIや評価検証支援など充実した国内サポート

  • 専用コネクターやAPIによる各種サービスへの接続に加えデータ連携に必要なデータ加工処理など一連のプロセス自動化

  • スクリプト課金と異なり新たな接続先の接続スクリプト追加でも料金が変動しない課金体系

導入の効果

フルサト・マルカホールディングスでは、「HULFT Square」の導入によりEDI領域だけでなく、インターネットFAXサービスのPDFファイルやメール添付のファイルなどの証憑をオンラインストレージに保管するなど、改正電子帳簿保存法の対応についても「HULFT Square」を活用しています。

また、プログラム開発の経験が少ないメンバーでも「HULFT Square」を活用しており、トレーニングをしながら自走開発ができるノーコード開発のメリットと、開発環境と本番環境で同じスクリプトが実行できるため、プロセスの簡略化やリリースまでの期間が短縮されています。サービス連携におけるスクリプトの開発工数では従来比で最大約80%削減されました。

今後は受信側のEDI領域だけでなく、仕入れ先への注文書や顧客への納期回答など、送信側の仕組みの拡張や、生成AI活用の前段階となるデータ生成や回答精度を高めるためのRAG*1などで、「HULFT Square」の活用を進めていく予定です。

なお、「HULFT Square」を活用したフルサト・マルカホールディングス様の導入事例は次のURLをご参照ください。

・iPaaSによるノーコード開発で開発工数を最大80%削減

 EDIを含めた拡張性の高いデータ連携基盤を整備

 https://www.hulft.com/casestudies/unisol-gr

*1 RAG(Retrieval-Augmented Generation):検索拡張生成とも呼ばれ、大規模言語モデル(LLM)に新たに外部の情報を組み合わせ、生成AIの検索精度を向上させる技術

***

HULFT Squareについて

「HULFT Square」は、DX実現に必要な「データ活用するためのデータ準備」や「業務システムをつなぐデータ連携」を支援する日本発iPaaS(クラウド型データ連携プラットフォーム)です。オンプレミス・クラウド・SaaSなどの環境に分散し管理されているさまざまなデータを、業務システム間、業種、国・地域をまたぎデータを連携させることができます。さらに、このデータ連携を実現させるために「HULFT Square プラットフォーム構想」を立て、「Sustainability」「Vertical」「Horizontal」「Multi Network」「Open Data」「Global」の6つのカテゴリに関わるデータ連携を、パートナー様との協業やセゾンテクノロジー独自のサービスと組み合わせることにより実現していきます。

 

セゾンテクノロジーについて

「世界中のデータをつなぎ、誰もがデータを活用できる社会を作る」をミッションに、安全・安心の基盤となるデータ連携製品や IT サービス、金融や流通業をはじめとする多種多様な業種向けのシステム開発・運用をグローバルに展開しています。長年にわたり環境の変化に即応してきた強みを活かし、現在はクラウド型データ連携プラットフォーム(iPaaS)「HULFT Square」など先進事業の拡大に注力するほか、未来を切り拓くテクノロジーの実装に向けた取り組みを強化しています。

商標関連

  •  その他の会社名、製品名、サービス名等は、各社の登録商標または商標です。

出典:PR TIMES

本プレスリリースの内容や詳細についてのお問合せは以下までご連絡ください。

企業プレスリリース詳細へ (2025年4月16日 10時00分)

大手通販サイトのあらゆる商品の価格を比較、最安値を検索!

まずはお好きなキーワードや商品名を入力して探してみましょう
×
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次