Tebiki株式会社
デスクレスワーカー向け現場支援システムを開発・販売するTebiki株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:貴山敬)が提供する動画教育システム「tebiki現場教育」が、株式会社アーケム(本社:東京都港区、代表取締役 Global CEO:草野 暁)のアメリカ国内の生産拠点に導入されたことをお知らせします。

■ 導入の背景と効果
株式会社アーケムは、株式会社ブリヂストンが保有していた化成品ソリューション事業を前身として、2022年に設立された会社です。ウレタン素材を使用した製品を製造・販売しており、現在では日本を含めた世界6カ国、全17拠点でグローバルに生産を行い、同社のうち9拠点で生産する自動車用シートパッドは、多くの自動車に装着されています。
同社のシートパッド事業におけるアメリカ国内の生産拠点(テネシー、オハイオ、ニューヨーク)では、現地で働く作業者が英語で書かれた作業指示書を読み、実際に作業を実施する際にトレーナーからフィードバックを受けるという体制で教育を行っていましたが、母国語が英語でない作業者もおり、作業品質のバラつきが課題でした。また、海外では転職が一般的であり、作業者の離職率が高いことに加えて、スーパーバイザーも入れ替わりがあり、特に人に依存しない標準的・効率的な教育体制を整備する必要があるといった課題もありました。
そこで、言語の壁を越えて教育内容を標準化でき、海外工場へ直接行かなくても日本拠点のノウハウを動画のマニュアルで共有できるツールとしてtebiki現場教育を導入しました。
同社では、シートパッドの製造ラインにおける金型への部材のセットや製品の脱型、金型の清掃といった自動化されていない作業に関する動画マニュアルを用意し、製造工程に設置しているモニターで作業者がいつでも動画を閲覧できる環境を整備しました。その結果、作業品質のバラつきが低減するなどの効果が出ています。英語のみならず、母国語がスペイン語やビルマ語の多様な人材が活躍できる環境が整備でき、現場でのコミュニケーションの円滑化にもつながっています。
また、tebiki現場教育のインターフェースが多言語対応したことによって、従来はブラウザの翻訳機能による翻訳のため、各種ボタンの正しい意味を推測しながら操作することがあったものの、多言語対応後は各種ボタンの意味が正しく理解できるようになり、動画作成にかかる時間が大幅に短縮できています。

インタビュー全文はこちら:https://tebiki.jp/case/archem.html
■ 動画教育システム「tebiki現場教育」
「tebiki現場教育」は、製造業を中心に、物流・飲食・介護・各種サービス業などのデスクレスワーカーが働く現場向けの動画教育システムです。
当社代表の食品工場長としての経験を土台に開発された「tebiki現場教育」は、難しいシステム操作を現場に強いるのではなく、作成から編集まで誰でも最新動画技術を直感的に使いこなせるUIが特長です。現場のOJTをスマートフォンで撮影するだけで、音声認識技術で字幕が自動生成され、シーンの削除や静止などの動画編集、音声吹き込みや図形挿入、自動翻訳が可能。さらに、動画閲覧データを自動分析して誰がどこまで習熟したかを可視化し、スタッフの習熟度管理をリアルタイムに行うことができます。
サービスサイト:https://tebiki.jp/

■ Tebiki株式会社について
「現場の未来を切り拓く」をミッションに掲げ、デスクレスワーカー向けの現場支援システムを開発・提供しています。
簡単に動画マニュアルが作成でき、閲覧データや習熟度を可視化できる動画教育システム「tebiki現場教育」や、現場帳票の雛形作成から蓄まったデータの可視化・分析まで可能な電子帳票システム「tebiki現場分析」を提供しており、現場における安全・品質・効率といった現場KPIの改善に貢献しています。
代表者名 :貴山 敬
事業内容 :デスクレスワーカー向け現場支援システム tebiki の開発・提供
企業サイト :https://tebiki.co.jp/
採用ページ :https://tebiki.co.jp/recruit.html
※ 本リリースに記載されている会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です