北斎館
小布施の北斎を象徴する「怒濤図 男浪」が、駐車場のトイレ・ゲートを彩ります。晩年の北斎が訪れて傑作を残した小布施ならではのゲートが完成しました。2025年4月24日のテープカットとともにお披露目です!

江戸の浮世絵師 葛飾北斎が晩年期に訪れ、傑作「怒濤図 男浪」を残した長野県小布施町。北斎館は、2026年に開館50周年の節目を迎えます。近年利用が増える普通車専用の北斎館東町駐車場に、「怒濤図 男浪」を壁面にラッピングしたトイレと駐車場ゲートが完成。トイレと周囲を囲む庭は、怒濤図と縁絵に見立て、草花、自然石を織り交ぜた、新たな街のランドスケープになります。このトイレは、小布施町役場から助成を受け、北斎館で建設しています。(2025年4月24日にテープカットを行います。取材等の受付・お問い合わせ等の詳細は下部に記載)
北斎館常設展示 上町祭屋台天井絵 怒濤図 男浪・女浪
晩年の北斎は信州小布施の高井鴻山を訪ね、鴻山支援のもと、傑作を数々残しています。中でも東町祭屋台・上町祭屋台に描かれた4枚の天井画は、北斎の描いた世界観が色濃く残る傑作です。北斎館では、これら天井絵のある二基の祭屋台を常設展示しています。上町祭屋台 天井絵「怒濤図(どとうず)」の「男浪(おなみ)」「女浪(めなみ)」二面と屋台の装飾は、弘化二年(1845)から翌三年にかけて北斎によって制作されたとされています。


怒濤図 男浪をダイナミックにトイレとゲートにラッピングで展開
怒濤図 男浪は、数々の波を描いた北斎の代表作です。有名な「神奈川沖浪裏」を描いたより、さらに後の晩年期に書かれたものです。この「小布施の波」を、なるべく多くの人々に知っていただき「北斎の町 小布施」の息吹を感じてもらうべく、小布施町の中心地にある北斎館東町駐車場のトイレ・駐車場ゲートにラッピングで表現しました。







東町駐車場ランドスケープ お披露目式のご案内

日時: |
2025年4月24日(木) 13:00より、テープカットを行います。(12:40より受付開始) |
テープカット: |
小布施町長 大宮透、前町長 桜井昌季(佐七)、北斎館理事長 市村次夫、北斎館館長 安村敏信 ※敬称略 |
会場: |
北斎館東町駐車場(駐車場は東町駐車場をご利用ください。ゲート周辺にお集まりください) ※雨天決行 |
参加者: |
宮本忠長建築設計事務所、北野建設、スタジオテラ、さつき苑、YOKOMAE et BOUAYAD |
取材受付: |
取材を希望される方は、4月22日(火)までに以下の宛先までお申し込みください。当日の予約なしの参加も可能です。当日、テープカット・参加者への取材も可能です。 電話:026-247-5206 メール:pr@hokusai-kan.com |
北斎館 東町駐車場 ランドスケープ制作
設計(トイレ):宮本忠長建築設計事務所
施工(トイレ):北野建設
ランドスケープ設計・設計監理:スタジオテラ
造園施工:さつき苑
画像制作(超高精細 怒濤図 男浪):NTT ArtTechnology / アルステクネ
デザイン(ラッピング用 画像):YOKOMAE et BOUAYAD
デザイン(看板):轟理歩

お問い合わせ先
一般財団法人 北斎館
TEL:026-247-5206