株式会社リスミィ
同じテーマ・悩みで占いを繰り返す行動を徹底分析

チャット占いアプリを提供する株式会社リスミィ( https://lismi.jp/ )(本社:大阪府大阪市、代表:池内康浩)は、占いはしご(同時期に同じテーマや悩みについて占いを複数試す行動)の実態を調査するため、15~59歳の占いの利用経験がある男女303名を対象にアンケートを行いました。本調査では、Z世代は他世代と比較して占いのはしご経験が多く、占い結果に対してより積極的にアクションを起こす傾向があることがわかりました。
調査サマリー
今回の調査結果に関する概要は以下のとおりです。
1.悪い結果でも「気にせず受け入れる」が19.5%でトップ、Z世代の23.6%は「占いをやり直す」
2.Z世代の57.3%が占いはしごをすると回答、X世代の29.8%を大きく上回る
3.占いはしごは半数近くが2回まで、Z世代がX世代よりもやや多い傾向
4.占いはしご理由は「良い結果を求めて」が28.6%でトップ、Z世代は「正確な結果確認」が27.9%で特徴的
調査の実施概要
調査機関 :自社調査
調査方法 :インターネット調査(株式会社ジャストシステム「Fastask」)
対象エリア:日本全国
対象者 :占いの利用経験がある15~59歳の男女
調査期間 :2025年3月27日~4月3日
有効回答 :303名※
※性別・年齢層の人口分布を考慮してサンプリング、うち占い利用経験がある人が対象
主な調査結果
1.悪い結果でも「気にせず受け入れる」が19.5%でトップ、Z世代の23.6%は「占いをやり直す」
次のグラフは、過去に占いの利用経験がある人を対象に、占いの結果が悪かった場合にどのように対応するかを質問した結果です。

全体では「気にせず受け入れる」が19.5%で最も多く、次いで「前向きに捉える」が14.9%、「悪い結果は無視する」が11.2%となっています。これらの選択肢に「落ち込んでしまう・不安になる」を加えると、占い結果に対して何らかのアクションを起こさない人が全体の53.5%を占めています。
一方、「別の占いを試す」「結果を改善するための行動をとる」「友人や家族に相談する」「同じ占いを再度試す」など、何らかのアクションを起こす選択肢を選んだ人は23.8%と、比較的少数派となっています。
続いて、これを世代別に集計した結果です。なお、ここでは15~29歳を「Z世代」、30~44歳を「ミレニアル世代」、45~59歳を「X世代」と表現します。

世代別に見ても、全ての世代で「気にせず受け入れる」が最も多い回答となっています。ただし、Z世代に関しては、他の世代と比べて何らかのアクションを起こす傾向が強い点が特徴的です。
例えば、Z世代では「別の占いを試す」が12.4%、「同じ占いを再度試す」が11.2%で、両者を合わせた占いをやり直す行動が23.6%と約4人に1人の割合で見られます。これはミレニアル世代の8.9%やX世代の4.8%と比較すると、約3~5倍の高い数値です。
また、Z世代は「友人や家族に相談する」も11.2%と、ミレニアル世代の3.3%、X世代の2.4%の約3~5倍の数値で、「結果を改善するための行動をとる」についても他世代より高い数値となっています。Z世代が他の世代と比較して占い結果を受け身で受け止めるのではなく、次の行動につなげる傾向が強いことがわかります。
2.Z世代の57.3%が占いはしごをすると回答、X世代の29.8%を大きく上回る
次のグラフは、過去に占いの利用経験がある人を対象に、占いはしごの経験について質問した結果です。

全体では「たまにある」が31.0%、「よくある」が10.9%で、合計41.9%の人が占いはしごをすると回答しています。一方、「ほとんどない」が22.8%、「全くない」が27.1%で、合計49.9%の人は基本的に占いはしごはしないようです。
続いて、これを世代別に集計したグラフです。

世代別に見ると、Z世代では「たまにある」が40.4%、「よくある」が16.9%で、合計57.3%が占いはしごをすると回答しています。Z世代は占いはしごをする人が半数以上となっており、占いはしごの習慣が浸透している側面があるようです。
一方、占いはしごをするX世代は29.8%、ミレニアル世代は43.3%にとどまっており、Z世代との差が大きく開いています。特に「よくある」と回答した割合に注目すると、Z世代の16.9%はX世代の5.6%の約3倍となっています。
この結果は、前項で見たZ世代の特徴(悪い結果が出たときに占いをやり直す傾向の強さ)とも整合しています。デジタルネイティブとして育ったZ世代は、SNSやスマートフォンを通じた情報収集に積極的と考えられますが、この特性が占いをはしごするという行動につながっているのかもしれません。
3.占いはしごは半数近くが2回まで、Z世代がX世代よりもやや多い傾向
次のグラフは、占いはしごの経験がある人を対象に、その回数を質問した結果です。なお、「覚えていない」と回答した人は除外して集計しています。

全体では「3~4回」が48.7%で最も多く、次いで「2回」が46.0%となりました。「5回以上」は5.3%と少数派で、ほとんどの人が4回以内の占いはしごにとどめていることがわかります。また、半数近くの人が2回で終了していることからも、多くの人は適度な回数で占いはしごを終えているようです。
続いて、この結果を世代別に集計したグラフです。

世代別に見ると、Z世代では「3~4回」が51.7%と半数を超え、「2回」は43.1%とやや低い割合です。一方、X世代では「2回」が51.0%と半数を超えており、「3~4回」は46.9%となっています。Z世代とX世代を比較した場合、Z世代の方が占いはしごの回数はやや多い傾向にあるといえそうです。
なお、「5回以上」の高頻度ではしごを行う層は全体的に少数派ですが、ミレニアル世代では9.3%と、他の世代と比べて高い割合を示しています。占いを何度も繰り返すケースは、ミレニアル世代に見られやすい現象といえるかもしれません。
4.占いはしご理由は「良い結果を求めて」が28.6%でトップ、Z世代は「正確な結果確認」が27.9%で特徴的
次のグラフでは、占いはしごの経験がある人を対象に、その理由について質問した結果をまとめています。

全体では「良い結果や希望する運勢が出てほしいから」が28.6%で最も多く、次いで「より詳しい情報やアドバイスがほしいから」が23.5%、「複数の占いで正確な結果を確認したいから」が20.4%となりました。
このデータからは、自分の望む結果を得たいという期待感を抱きながら占いを利用している人が多いといえそうです。また、良い結果を求めると同時に、悩みに対する具体的な解決策や方向性を見つけようとしている姿勢もうかがえます。
続いて、これを世代別に集計したグラフです。

世代別に見ても、全ての世代で「良い結果や希望する運勢が出てほしいから」がトップとなっています。Z世代では30.9%、ミレニアル世代では30.4%、X世代では25.0%と、いずれの世代でも高い割合です。
Z世代の特徴として最も注目すべきは、「複数の占いで正確な結果を確認したいから」が27.9%と非常に高い割合を示している点です。この「正確な結果確認」の割合は、ミレニアル世代の14.3%の約2倍、X世代の18.1%の約1.5倍にあたります。
このデータからは、占いをはしごする理由には世代によって特徴的な違いがあることがわかります。Z世代は「正確な結果確認」を重視する傾向があり、これは複数の情報源から情報を集め、比較検討するデジタルネイティブ世代の特性を反映していると考えられます。
まとめ
今回の調査結果から、占いはしご行動と世代間の特徴について、以下のような傾向が明らかになりました。
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Z世代は悪い占い結果に対して何らかのアクションを起こす傾向が強く、約4人に1人が「占いをやり直す」と回答している
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若い世代ほど「占いはしご」をする傾向があり、Z世代では半数以上が「よくある」「たまにある」と回答している
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占いはしごの回数が極端に増えるケースは少ないが、Z世代はX世代よりも回数がやや多い傾向がある
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占いはしごをする理由は「良い結果を求めて」が全ての世代でトップ、これに加えてZ世代は「正確な結果確認」も重視する傾向が見られる
この結果からは、Z世代が複数の占いを比較検討し、より信頼性の高い情報を得ようとしている様子がうかがえます。これは、デジタルネイティブ世代の情報収集スタイルが、占いの分野にも表れているといえるでしょう。
YouTubeやInstagram、TikTokなど、新しいメディアを通じて占いに触れる機会が増えていることも、こうした傾向の背景にあると考えられます。これからも若い世代を中心として、占いとの新しい付き合い方は大きく進化していくかもしれません。
株式会社リスミィ
株式会社リスミィは「Listen to me!(お客様の「話を聞く」を支援する)」をミッションに、相談者と専門カウンセラーをつなぐ以下のサービスを展開しています。

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【運営会社の概要】
会社名 :株式会社リスミィ
所在地 :大阪府大阪市中央区南本町4-1-10 DPスクエア本町2F
設立 :2019年9月
代表者 :池内康浩
事業内容:スマートフォン向けアプリケーション事業
会社ホームページ:https://corp.lismi.jp/