株式会社CyberomiX
第114回日本病理学会総会(令和7年4月17日〜19日、仙台)で、「空間トランスクリプトーム解析」に関する話題の提供を行います。
株式会社CyberomiX(サイバーオミックス、以下「当社」)は、仙台で行われる日本病理学会総会にて、教育講演(4/17)およびランチョンセミナー(4/19)で空間トランスクリプトーム解析における話題を提供します。また、会期中に展示ブースを出し、各種無料相談を行います。
■<指定演題>先端的分子病理学講習会
日時:令和7年4月17日 13時40分〜14時10分(予定)
場所:A会場(仙台国際センター 会議棟2F 大ホール)
演者:渡辺 亮(当社代表)
演題:空間トランスクリプトーム解析が明らかにするゲノム変異および遺伝子発現の多様性と腫瘍内不均質性
分子レベルでの病理診断に関する知識・技術の習得を目指す講習会(病理専門医領域講習)である「先端的分子病理学講習会」にて、当社が培ってきた技術や経験に基づいた教育講演を弊社代表が行います。
従来の病理解析では、形態に基づいて組織を構成する細胞種の同定やそれらの状態を類推してきましたが、近年の空間トランスクリプトーム解析は、組織切片における空間情報を活かしながら遺伝子発現プロファイルを明らかにすることで、分子レベルでの細胞の機能を明らかにすることが可能となっています。本講習会では、空間トランスクリプトーム解析の原理および各プラットフォームの特徴を概説します。また、当社が独自に開発した「病理切片上で遺伝子発現プロファイルとともにゲノム変異を解析する手法」であるSingular Spatial GenomiX®を紹介します。
■<講演>ランチョンセミナー
・日時:令和7年4月19日 12時〜12時50分(予定)
・場所:E会場(仙台国際センター 会議棟2F 桜2)
・座長:渡辺 亮(当社代表)
・演者:西原 広史 先生(慶應義塾大学)
・演題:ゲノム診断の今と未来 ー空間トランスクリプトーム解析とともに ー The Future of Pathological Diagnosis with Spatial Transcriptome Analysis ー
がんのゲノム診断の第一人者である西原広史先生をお招きし、弊社が開発した技術であるSingular Spatial GenomiX®で同一腫瘍内におけるゲノム変異の不均質性を解析した事例を紹介します。なお、来場者の方には、当社メインラボのある京都・上七軒の和菓子老舗の老松様に作っていただいた「さいぼちゃんスイーツ」をプレゼントする予定です。


■<展示>企業ブース
・日時:令和7年4月17日〜19日
・場所:展示会場(仙台国際センター 展示棟 展示室)
当社が展開する先端ゲノム解析の受託サービスを紹介するとともに、実験やデータ解析の無料相談も行います。当社のマスコットであるさいぼちゃん®のキャラクターズグッツやシングルセル解析の書籍が当たるガラガラ抽選会も行っております。

■当社について
株式会社CyberomiX(サイバーオミックス、京都市上京区)は、国内の先端ゲノミクスのKey Opinion Leaderの一人である渡辺亮(元京都大学iPS細胞研究所主任研究員・特定拠点助教/医学研究科特定准教授)が創業した会社です。渡辺は、マイクロフルイディクスを用いたシングルセル遺伝子発現解析を世界で初めて実施した一人です。また、世界初のヒトiPS細胞から作製した細胞の移植では、シングルセル遺伝子発現解析を含む手法で安全性評価の責任者を務めました(NEJM, 2017)。当社は、この流れをくみ、「Beyond Academia」を社是の1つとし、最高の技術をアカデミアや企業の研究者に届ける受託サービスを展開しています。シングルセル解析や空間トランスクリプトーム解析では、最大で月300検体以上を解析するなど、創業以来、黒字の経常利益を維持し、直近の2年間で売り上げを5倍(月平均ベース)に伸ばしております。並行して、これらの経験を横展開したがんや腎臓病の診断薬や医薬品の開発を行っています。
■参考サイト
・空間トランスクリプトーム解析プラットフォームVisium HDの世界ファーストロットを用いた研究成果発表(PRタイムズ)
・当社代表による当社の想い「April Dream」(PRタイムズ)
・当社マスコット「さいぼちゃん」や京都西陣の文化を伝える弊社X/Twitterアカウント
■問い合わせ先
株式会社CyberomiX
ブランディング&マーケティング担当 安田・森本
marketing@cyberomix.com