JLL
東京のホテル投資に対する強い需要を示す事例
(以下は、2025年4月15日にシンガポールから発表されたリリースの抄訳版です)
東京 2025年4月17日 – 総合不動産サービス大手JLL(本社: 米国シカゴ、CEO & プレジデント: クリスチャン・ウルブリック、NYSE: JLL)のホテルズ&ホスピタリティグループは、アングロ・フォーチュン・キャピタル・グループに対して、「Wander Tokyo Shibuya」の売却取引を支援したことをお知らせいたします。
2019年5月にオープンした「Wander Tokyo Shibuya」は、池尻大橋駅から徒歩2分、渋谷スクランブル交差点や渋谷スクランブルスクエアなどの主要観光スポットから徒歩圏内に位置するホテルで、全92室の客室に加え、無料で漫画が楽しめるロビーラウンジを備えています。渋谷エリアは土地所有権に関する規制が厳しく、ホテルの供給が限定されていることから、渋谷エリアのADR(平均客室単価)は銀座と並び、東京都内最高水準に達しています。
STRのデータをもとにJLLが実施した分析によると、東京におけるミッドスケールホテル市場のRevPAR(客室当り売上高)は2024年通年で著しい成長を記録し、さらに2025年2月には前年同期比で23%増となり継続して好調な結果となりました。この成長は、2025年2月に前年同期比95%増を記録した中国人観光客数の急激な回復が追い風となったと考えられます(出所:日本政府観光局)。
アングロ・フォーチュン・キャピタル・グループ プリンシパル ベンジャミン・チョー氏は次のように述べています。「『Wander Tokyo Shibuya』は、私たちが2022年後半以降に日本で実施した7件の投資の最初の取引であり、当社のチームが実行したバリューアッド戦略の成功事例です。今後も日本のホテル市場への投資と開発を行っていく予定であり、今回の売却で、より先進的なプロジェクトに注力することが可能になります。当社は、有望な将来を見据え、適正かつ公平に計画を実行するよう努めています。本取引において、誠実かつ卓越したパフォーマンスを発揮してくれたJLLとパートナーシップを組むことができたことを大変うれしく思います。」
JLL日本 ホテルズ&ホスピタリティ事業部 マネージングディレクター ヘッド オブ インベストメントセールズ の阿部 有希夫 ジェームズは、次のように述べています。「日本のホテル投資市場は、引き続き市場への強い関心と活発な投資がみられます。これは、観光需要の増加に支えられた好調な投資業績に加えて、円安や比較的低い借り入れコストに後押されており、日本のホテル市場の魅力を高めています。」
JLLについて
JLL(ニューヨーク証券取引所:JLL)は、不動産に関わるすべてのサービスをグローバルに提供する総合不動産サービス会社です。オフィス、リテール、インダストリアル、ホテル、レジデンシャルなど様々な不動産の賃貸借、売買、投資、建設、管理などのサービスを提供しています。
フォーチュン500®に選出されているJLLは、世界80ヵ国で展開、従業員約112,000名を擁し、2024年の売上高は234億米ドルです。企業目標(Purpose)「Shape the future of real estate for a better world(不動産の未来を拓き、より良い世界へ)」のもと、お客様、従業員、地域社会、そして世界を「明るい未来へ」導くことがJLLの使命です。JLLは、ジョーンズ ラング ラサール インコーポレイテッドの企業呼称及び登録商標です。https://jll.com