株式会社五鈴精工硝子
ガラスの可能性を広げたい
半導体製造に欠かせない露光装置やレーザー加工技師の目を守る保護メガネ用ガラス等、高機能な光学ガラスフィルターを開発・溶解(製造)する株式会社五鈴精工硝子(本社:大阪府泉佐野市、代表取締役社長:西川貴生、以下「五鈴精工硝子」)。
当社は、大阪・関西万博の「共創チャレンジ」に参加いたしております。万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」、このテーマを実現し、SDGs達成に貢献するために参加者が主体となって理想の未来社会を創り上げていくことを目指す取り組みである「TEAM EXPO2025」のプログラムのひとつです。

当社が創業120年を迎え、未来に向けた新たな歩みを始める年に未来社会をテーマにした万博が開催されることに縁を感じ、プログラムに参加いたしました。
長きにわたり培った光学レンズ・ガラス製造の技術と知見に加え、有害物質不使用での製造を続ける当社だからできる「ガラスの可能性」を広げる2つの取り組みを掲げております。
●リサイクルガラスが緑を育てる
植物の育成に必要に必須とされる元素が当社の製造するリン酸系ガラスの材料と重なっているものが多いこと、リン酸系ガラスが水に弱い特性をもつことから着想を得ました。有害物質不使用の製品のため、土壌汚染などの心配もなく、当社だからできる取り組みです。

●殺菌率向上に光を!
当社が製造する紫外線透過ガラスの成型性が高く、大量生産可能な技術を活用することで安心安全な殺菌技術を高めていく取り組みです。UV-Cの短波長の紫外域を透過する成型可能なガラスを使ったレンズを用いることで、消費電力を抑えるLEDで運用しながらも水銀灯に劣らないパワーを実現できます。こちらも有害物質不使用の当社だから使用場所や用途を広げることができ、食品やペット、水などの多様な分野で利用いただけます。

今回のチャレンジ参加を機にガラスやレンズの未来について考え、有害物質を使用しない当社だから広げることができる光の可能性を信じ、120年となる本年を新たな一歩を踏み出す始まりとして未来社会に貢献できる企業であり続けたいと思います。
なお、上記取り組み以外にも120周年の取組みを当社コーポレートサイトにてご紹介させていただいておりますので、ご一読いただけますと幸いです。
連絡先
会社名:株式会社五鈴精工硝子
本社所在地:〒598-0048 大阪府泉佐野市りんくう往来北1-53
電話番号:072-458-6680(営業)
担当部署:営業部