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【高崎商科大学×不二家】地方大学と業界大手が初のコラボプロジェクト始動。

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高崎商科大学・高崎商科大学短期大学部

学生が挑む!郷土を映すカントリーマアムの商品開発

高崎商科大学(群馬県高崎市、学長:築 雅之)は、2024年5月7日より株式会社不二家(以下「不二家」)の商品企画部とタッグを組み、群馬土産カントリーマアムの商品開発に挑んでいる。

【プロジェクト概要】

高崎商科大学の学生27名(会計学科3年生3名、経営学科3年生12名・2年生6名・1年生4名)および高崎商科大学附属高校(総合ビジネス科・総合ビジネスコース)20名と不二家商品企画部が、群馬土産を共同開発。開発するのは、ロングセラーブランド『カントリーマアム』の群馬版

国民から愛されるカントリーマアムに群馬のポテンシャルを掛け合わせ、ここでしか買えない希少性の高い地域ブランドとして際立たせるとともに、いわゆるバラマキ土産の特性を生かし、群馬の魅力を拡散することで観光振興に寄与することが狙いです。

【プロジェクト期間と活動内容】

2024年5月7日(火)~2025年8月(予定)

現時点までのプロジェクト進捗

本プロジェクトでは、上記の活動に加え、7月から11月にかけてフィールドワークを実施。学生は、チームごとに県や市町村、農産物の生産者や地元企業などへ現地調査に赴き、主体的にエビデンスを収集。自社商品への誇りや企業努力、農産物活性化に向けた情熱など、たくさんの熱意を吸収したことが大きなエネルギーとなり、自信を持って提案できる企画に磨き上げた。

試食調査
ラウンドミーティング
中間報告会

また、11月22日に行われた企画提案プレゼンテーションは、不二家本社とZOOMで繋ぎ、ハイブリット形式で実施。取締役をはじめ、最前線で活躍する9名のプロフェッショナルが審査員として参加した。現地審査員は1チームずつ丁寧にフィードバックをおこない、「根拠やデータが明確でどの企画も採用できる、皆さんのアイデアをしっかりお客様に届けられるよう商品化していく」と総括した。

審査員を務める不二家社員
大学生による本番プレゼン
高校生による本番プレゼン

【指導教員および参加学生のコメント】

指導:商学部 経営学科 東英和教授

元(株)AOKIホールディングス代表取締役社長・元(株)快活フロンティア代表取締役社長

「3つの課題・3つの連携・学内の3つの担い手」

本プロジェクトは、群馬の観光振興という大きな目標のもと、「収益・利益とブランド向上」「地域振興」「学び」という3つの課題に取り組んでいます。そして、このプロジェクトを推進するために「企業」「地域」「大学」の3つの組織が連携しています。また、大学内部でも「学生」「職員」「教員」の3者が、調査、取材、アドバイス、管理などの役割を担っています。各組織が持つ柔軟な発想、地域の魅力的なリソース、企業のノウハウなどを活用することで、大きな目標の達成につなげています。

個人的には、大学での商品開発は初めての経験でしたが、学生や職員、地域の自治体・企業の方々、そして不二家の皆様のご協力を得られたおかげで、3つの課題に取り組むことができました。

最終的に、3つの連携と学内の3つの担い手によって開発された新商品が、多くのお客様に喜ばれることを期待しています。

櫻井 翔太(21歳)

高崎商科大学 商学部 会計学科3年/群馬県立高崎商業高等学校 出身

「本質を見る力」

本プロジェクトでは「本質を見る力」を養いました。

プロジェクトが進むにつれ、カントリーマアムがもつ「お土産」としての本質を見失ってしまうことがありました。他のチームのアイデアがすごく良いものに感じ、自分たちももっといい企画を考えなければという焦りがあったからです。そうしたとき、チームのメンバーと共に初心に立ち返り、新たなアイデアを考えるよりは、まずは今ある企画をより深めるよう心がけました。

商品開発プロセスを通して、本質的な価値や目的を常に意識する思考を身に付けることができ、今やるべきことを冷静に考えることで、周りに流されることなく物事を判断できるようになりました。

本プロジェクトの参加をきっかけに食品メーカーへの関心が高まり、インターンシップも積極的に応募しています。不二家のインターンシップにも参加し、選考にもエントリーしました。このプロジェクトを通じて得た経験や学びは、今後のキャリア形成においても大きな財産になると感じています。

坂本 璃乃亜(21歳)

高崎商科大学 商学部 経営学科3年/群馬県立伊勢崎高等学校 出身

「多くの人から愛される商品を作りたい」

初めのうちは苦難の連続でした。アイデアがまとまらずコンセプトが定まらないことや、提案したいフレーバーの原料供給が伴わず企画を断念することもありました。また企画書の作成においては、商品に対する熱意や原料の特性を十分にアウトプットできず、悩む場面も多くありました。しかし、メンバーと意見を交わし、原料を提供してくださる企業と直接お話をする中で、少しずつ形になっていきました。不二家の方々の前でプレゼンを終えた瞬間の、あの達成感は今でも忘れられません。

この活動を就職活動の面接で話すと、面接官から強い関心を持っていただけました。この経験を通して、自分の強みである挑戦心や粘り強さを十分に伝えることができ、自信を持って就職活動を行えています。そしてこの経験を活かし、将来は商品開発に携わる仕事に就き、多くの人から愛されるロングセラー商品を作りたいと思っています。

【今後の展望】

採用された企画は来年度の販売に向け、商品化が進んでいます。

どんな商品が“群馬土産”となるのか、今後の学生の取り組みにもご期待ください。


社会連携センター(xTUC)

高崎商科大学では、これまでの地域連携、企業連携、高大連携においてそれぞれの側面で進めてきた活動を、本年4月に新たに発足した社会連携センター(通称:xTUCクロス・ティー・ユー・シー)が担うこととし、一本化しました。今後も時代の変化とともに「地域・企業・高校」など様々な連携活動をおこないながら「社会・研究・高校」への貢献活動に取り組んでいく予定です。

担当:北村


高崎商科大学・高崎商科大学短期大学部

〒370-1214 群馬県高崎市根小屋町741
TEL : 027-347-3399(代表) 
公式サイト:https://www.tuc.ac.jp/

担当:青柳

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年4月17日 12時30分)

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