株式会社みずほポシェット
4人に1人以上の親が「お金トラブル」経験あり!高まる“令和っ子のお金トラブル”リスク
幼少期のお小遣いの使い方は将来の貯蓄額に影響!?差異はなんと約250万円
金銭感覚を持ってほしいと思いながらも教える自信がない親は4割超
株式会社みずほポシェット(代表取締役社長:小原綾子 本社:東京都千代田区、以下みずほポシェット)は、2025年4月24日(木)よりお金や経済について親子で楽しく学べるアプリ お金のおけいこアプリ 『PochettePlus』 を提供開始します。本アプリのローンチに先立ち、20~50代の男女800名を対象に、「令和っ子のお金トラブルと金融経済教育に関する意識調査」を実施しましたのでお知らせします。
【調査サマリー】
TOPIC❶“令和っ子のお金トラブル”の経験と対策
■4人に1人以上の親が子どものお金トラブルの経験アリ!
■お金のトラブルは親子喧嘩の原因にも。お金トラブルきっかけの親子喧嘩は8割以上
■「今の方が子どものお金トラブルリスクは高まっている」と感じる親は6割以上。
自覚する一方で4割以上が対策できていないと回答
■リスクが高まった理由1位は「子どもへのデジタルデバイスの普及」。
令和ならではの環境がリスク増加の要因に
TOPIC❷“計画派” VS “無計画派” 幼少期のお金をやりくりする力の有無と貯蓄額の相関
■幼少期のお金をやりくりする力の有無で将来の貯蓄額に影響が!
■幼少期のお小遣いの使い方“計画派”の現在の貯蓄額は“無計画派”よりも約250万円高い結果に
TOPIC❸子どもの金融経済教育の実態
■約半数の親が子どもに金融経済教育を「できていない」と回答
■子どもが将来自立するために持って欲しい知識、2位の「外国語」(61.0%)を大きく上回り、「金銭感覚」(88.5%)がトップに
■約9割の親が「金銭感覚」を重要視する一方で、「金銭感覚」について教えられる自信はないと4割以上が回答
【調査概要】
株式会社みずほポシェット調べ
■調査名 :「令和っ子のお金トラブルと金融経済教育に関する意識調査」
■調査方法:インターネット調査
■調査対象:全国26歳~54歳男女800名(小中学生の子どもを持つ母親400名を含む)
■実施期間:2025年3月
■調査実施:株式会社エクスクリエ
※図表の構成比(%)は小数点第2位以下を四捨五入しています。
TOPIC 1
■4人に1人以上の親が子どものお金トラブルの経験アリ!
■お金のトラブルは親子喧嘩の原因にも。お金トラブルきっかけの親子喧嘩は8割以上
■「今の方が子どものお金トラブルリスクは高まっている」と感じる親は6割以上。
自覚する一方で4割以上が対策できていないと回答
■リスクが高まった理由1位は「子どもへのデジタルデバイスの普及」。
令和ならではの環境がリスク増加の要因に
小中学生の子どもを持つ母親を対象に、子どものお金トラブルについて調査。子どもに対して、お金に関するトラブルが起きたことがあるかについて聞いたところ、4人に1人以上(28.0%)の親があると回答。さらに、お金トラブルによって子どもに怒ったり言い合いになったりしたことがあるのは8割以上(83.0%)と非常に高い結果となりました。


親子喧嘩にまで発展した“お金トラブル”。原因について聞いたところ、「お金や買ったものの大切さを理解していない」(43.0%)が最も多く、次いで「子どものお金に対する無計画な使い方」(41.9%)、「なんでも欲しいものを購入したがる/親にねだる」(23.7%)という結果になりました。お金の大切さや重みに対して親子間で理解のギャップがあると、喧嘩にまで繋がってしまう可能性が高まることがわかりました。

こうした状況を踏まえ、「自身が小学生~中学生だった頃と比べ、今の子ども達がお金に関するトラブルに合うリスクは高まっていると感じているか」聞いたところ、6割以上(64.5%)が「(高まっていると)感じる」と回答。その理由としては「子どもへのデジタルデバイス(スマホ・ゲーム機)の普及が進んだため」(55.0%)「子どもが簡単にアクセスできるサービスが増えたため」(49.6%)「キャッシュレスなどが原因で、お金の大切さが分かりづらくなってしまったため」(45.7%)が上位に挙がっており、令和ならではの環境によってトラブルリスクが高まっているようです。


また、子どものお金トラブルを防ぐための対策を家庭内でできているかについては4割以上(41.8%)が「できていないと思う」と回答しており、リスクの高まりを意識していながら、対策を取れていない家庭が多いことがわかります。

TOPIC 2
■幼少期のお金をやりくりする力の有無で将来の貯蓄額に影響が!
■幼少期のお小遣いの使い方“計画派”の現在の貯蓄額は“無計画派”よりも約250万円高い結果に
続いて、大人世代に対して、幼少期のお小遣いの使い方と現在の貯蓄額について調査。幼少期の頃にお小遣いを計画的に使っていた“計画派”と無計画に使い切ってしまう“無計画派”に分けて現在の貯蓄額について聞いたところ、“計画派” ・“無計画派”で約250万円の差異があることが明らかになりました。子どもの頃にお金をやりくりする力がつけられていたかどうかが、将来の貯蓄額に少なからず影響しているといえそうです。

TOPIC 3
■約半数の親が子どもに金融経済教育を「できていない」と回答
■子どもが将来自立するために持って欲しい知識、2位の「外国語」(61.0%)を大きく上回り、「金銭感覚」(88.5%)がトップに
■約9割の親が「金銭感覚」を重要視する一方で、「金銭感覚」について教えられる自信はないと4割以上が回答
子どもの金融経済教育の実態について聞いたところ、約半数(49.3%)の親が子どものお金に関する教育を「できていない」と回答しました。

子どもが将来自立するために持って欲しい知識については、「金銭感覚(お金の大切さや付き合い方) 」が9割弱(88.5%)と最も高くなりました。2位の「外国語」(61.0%)を大きく上回る結果となったことは、昨今の複雑な社会環境による子どもの将来に対する親の不安を示した結果といえそうです。またその中で、自分で教える自信がないものについても聞いたところ、同様に「金銭感覚(お金の大切さや付き合い方)」(41.3%)が最多に。子どもの将来のためには金銭感覚を養う重要性を理解しているにも関わらず、自分では教える自信がないという課題感を持つ家庭が多いことがわかります。

<親子で楽しく学べる金融経済教育サービス お金のおけいこアプリ『PochettePlus』がリリース>
今回の調査では「子どもの自立のためには金銭感覚を身に付けてほしい」としながらも教える自信がないと回答した親が多くいました。この度、ゲーミフィケーション事業を展開する株式会社セガ エックスディー(以下「セガ エックスディー」)と〈みずほ〉の合弁会社である株式会社みずほポシェット(代表取締役社長:小原 綾子、以下「みずほポシェット」)が、こうした家庭の課題に応え、親子で楽しくお金の役割や経済を学べるアプリ お金のおけいこアプリ『PochettePlus』を2025年4月24日(木)より提供開始します。
■『PochettePlus』について
みずほポシェットは、セガ エックスディー協力のもと、親子で楽しくお金の役割や経済を学べるサービスの開発を進めてきました。
本サービスは、以下3つの機能を備えており、子どもが親との会話を通して日常生活の中でお金の学びを得られる仕組みとなっています。

お金を稼ぐ体験 |
親と相談しながら欲しいものを決め、それに向かってお手伝いをします。子どもたちは労働の対価(お小遣い)を得るために、汗を流して働くことの重要性を学ぶことができます。 |
お小遣い運用 |
子どもたちは自分で稼いだお小遣いを、親と相談した上で運用します。疑似的な運用体験を通じ、国際政治やビジネスに興味を持つことができるとともに、運用の経験を積むことができます。 |
お店経営 |
子どもたちはお店の経営をすることで、社会の仕組みを学ぶことができます。お手伝いで得られるジュエルがないと進まない設定が一部あり、経営を続けたい場合はお手伝いに戻る(=親子の会話を発生させる)工夫をしています。また、実際の企業も登場することで、現実の社会への理解も進みます。 |

■みずほポシェットについて
商号(英文名) :株式会社みずほポシェット(Mizuho Pochette Co., Ltd.)
本社所在地 :東京都千代田区大手町1–5–5
役員 :代表取締役社長 小原 綾子
取締役 新倉 康幸
取締役(非常勤) 伊藤 真人(株式会社セガ エックスディー取締役 執行役員COO)
監査役 1名
株主 :みずほイノベーション・フロンティア株式会社、
株式会社セガ エックスディー、その他
設立日 :2024年4月3日
事業内容 :親子で楽しくお金の役割や経済を学べるアプリの開発運営、
および金融経済教育に関連した事業