特定非営利活動法人Sea Turtle Ecology Lab

特定非営利活動法人Sea Turtle Ecology Lab(理事長:菅沼弘行、以下 STEL)は、このたび、環境省が推進する「ネイチャーポジティブ(※1)」の実現に向けた生物多様性保全の取り組みに賛同し、「ネイチャーポジティブ宣言」を表明しました。
STELは、絶滅が危惧されるウミガメの生態を科学的に解明し、ウミガメを絶滅から未来へつなぐだけではなく、活動を通じて得られた知見を科学的根拠として共有し、海洋生態系の回復や生物多様性の保全に貢献していきます。
(※1)自然を回復軌道に乗せるために、生物多様性の損失を止め反転させるための緊急の行動をとることを意味する国際的な考え方で、日本も2030年までの実現を目標に掲げています。
◯STEL「ネイチャーポジティブ宣言」ページ:https://www.stel.or.jp/nature-positive/
ネイチャーポジティブ実現に向けた宣言
今の地球は過去1,000 万年間の平均と比べて10倍~100倍もの速度で生物が絶滅していくなど、いわゆるマイナスの状態にあります(※2)。
「ネイチャーポジティブ(自然再興)」とは、2050年までに自然と共生する世界の実現を目指し、自然を回復軌道に乗せるために、生物多様性の損失を止め反転させるための緊急の行動をとることを意味する国際的な考え方であり、日本も2030年までの実現を目標に掲げています。
この目標を実現するためには、企業や地方公共団体をはじめとする、さまざまな主体が連携して取り組むことが不可欠だとされています。
STELはこの趣旨に賛同し、「ネイチャーポジティブ」の実現に貢献することを宣言する「ネイチャーポジティブ宣言」を、2025年3月21日付けで表明しました。
(※2)『ecojin(エコジン)』「連載ecojin’s EYE:ネイチャーポジティブ」(環境省ウェブマガジン)(https://www.env.go.jp/guide/info/ecojin/eye/20240214.html)より引用

STELの取り組みと貢献
世界中のウミガメは絶滅が危惧されています。
STELは、国内外の研究者や団体、そして企業や一般の人々と協力し、現場での調査を基に、ウミガメを多様な視点から科学的に捉えていきます。
そしてウミガメの生態を解明していくことで、ウミガメを絶滅から未来へつなぐだけではなく、活動を通して得られた知見を科学的根拠として共有し、海洋生態系の回復や生物多様性の保全に貢献していきます。
〈参考〉『J-GBF(2030生物多様性枠組実現日本会議)ネイチャーポジティブ宣言』ウェブサイト(https://www.jgbf-npdeclaration.iucn.jp/)

特定非営利活動法人Sea Turtle Ecology Lab(略称:STEL)
世界のウミガメは絶滅の危機にあります。
わたしたちは、国内外の研究者や団体、個人の方々とともに、ウミガメの生態を明らかにし、ウミガメを将来に残す活動をしていきます。
そして会員の皆さまとともにウミガメについて考え、「ウミガメ学」を創造します。
わたしたちは科学的な裏付けをもとに、世界のウミガメを絶滅の危機から未来へとつなぎます。
〈団体概要〉
設立:2024年2月5日
理事長:菅沼弘行
URL:https://www.stel.or.jp/
「ウミガメ会」開催中!
ウミガメについて考える勉強会・セミナーを定期的に開催しています。ウミガメの謎を解明する旅へ一緒に踏み出しましょう!
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会員同士の交流の場、情報共有の場などとして、ウミガメについて考えていく場を提供しています。
ウミガメを知ろう!(講演会案内)
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〈お問い合わせ〉
下記お問い合わせフォームよりご連絡ください。
https://www.stel.or.jp/contact/