東京メトロ
沿線地域の魅力的なまちづくりや東京圏の国際競争力の強化に貢献します
東京地下鉄株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役社長:山村 明義、以下「東京メトロ」)と東武鉄道株式会社(本社:東京都墨田区、代表取締役社長:都筑 豊、以下「東武鉄道」)は、有楽町線延伸区間(豊洲・住吉間)が、同区間の開業(2030年代半ば)に合わせて、半蔵門線(住吉・押上間)及び東武スカイツリーライン※1・伊勢崎線・日光線と相互直通運転することについて基本合意いたしました。
この直通運転により、国際競争力強化の拠点とされ、豊洲市場などの観光拠点も擁する臨海部から、東京スカイツリー®のある押上を経て、東武スカイツリーライン・伊勢崎線・日光線が直通でつながり、臨海副都心と東京・埼玉東部のアクセス性が飛躍的に向上します。所要時間の短縮や乗換回数の減少など、交通利便性・速達性を向上することにより、両社沿線地域の魅力的なまちづくりや東京圏の国際競争力の強化に貢献するとともに、新たな鉄道需要を開拓していきます。
なお、運行計画については、東京メトロ・東武鉄道及び相互直通ネットワーク各社との協議の上、改めてお知らせいたします。
1.相互直通運転 概要
・列車編成 : 10両編成
※直通運転区間や運行計画は今後検討
2.延伸及び直通運転効果の例
・アクセス利便性向上
〇豊洲 → 春日部
所要時間:約61分※2→約53分
(約8分短縮)
乗換回数:2回 → 0回
〇草加 → 東陽町
所要時間:約40分※3→約29分
(約11分短縮)
乗換回数:2回 → 0回
〇豊洲 → 押上
所要時間:約22分※4→約14分
(約8分短縮)
乗換回数:2回 → 0回
3. 混雑緩和効果※5
・日比谷線 : ▲7%
・千代田線 : ▲3%

※1 東武伊勢崎線 浅草~東武動物公園間の路線愛称名
※2 月島駅で大江戸線、清澄白河駅で東武スカイツリーライン直通(急行)の半蔵門線に
乗り換えた場合
※3 草加駅から東武スカイツリーライン(急行)に乗り、北千住駅で日比谷線、茅場町駅で
東西線に乗り換えた場合
※4 月島駅で大江戸線、清澄白河駅で半蔵門線に乗り換えた場合
※5 現時点における想定値(新線開業による効果を含む)