オープン株式会社
~高度化するサイバー犯罪や内部不正対策として、セキュリティ体制を強化~
オープングループ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:高橋 知道)の子会社であるオープン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役執行役員社長:石井 岳之、以下「オープン」)は、「RoboRoboコンプライアンスチェック」が不正アクセスなどのリスク軽減を目的としてMFA(二段階認証)を導入したことをお知らせいたします。
■MFA導入の背景と目的
近年、サイバー犯罪は手口が巧妙化し、ビジネスメール詐欺(BEC)やサプライチェーン攻撃などを通じて企業の重要データや個人情報が狙われるケースが急増しています※1。こうした不正アクセスは、従来のパスワード管理だけでは防ぎきることができないのが実情です。
加えて、退職従業員による機密情報の持ち出しや不正アクセスといった、内部からの情報セキュリティリスクも深刻化しています。独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が行った「情報セキュリティ10大脅威」に関する調査では、2025年版の組織向け脅威の第4位に「内部不正による情報漏えい等」が含まれており、2016年の調査開始以降、10年連続10回目のランクインとなっています※2。
内部不正の中でも特に、退職後も以前使用していた認証情報を用いてシステムへの不正アクセスを行う行為は、企業の情報資産に重大な脅威をもたらす可能性があります。
これらの対策として重要になるのが、MFA(多要素認証)です。パスワードに加えて生体認証やワンタイムパスコードなどを設定することで、不正ログインのリスクを減らすことが可能になります。
MFAは、ログイン時に複数の認証要素を組み合わせて確認を行う仕組みです。MFAを設定することで、ユーザーアカウントの安全性を確保することができ、安心してサービスを利用することが可能になります。
※1:令和6年におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について
https://www.npa.go.jp/publications/statistics/cybersecurity/data/R6/R06_cyber_jousei.pdf
※2:独立行政法人情報処理推進機構「情報セキュリティ10大脅威 2025」
https://www.ipa.go.jp/security/10threats/10threats2025.html
■RoboRoboコンプライアンスチェックが採用するMFAについて
RoboRoboコンプライアンスチェックでは、Microsoft社が提供する「Microsoft Multi-Factor Authentication」に対応しています。従来から提供しているIPアドレス制限機能と併用することで、アカウントの安全性が飛躍的に向上し、内部不正などのリスクの軽減に貢献します。
■今後の展望
RoboRoboコンプライアンスチェックでは、本施策を通じてセキュリティレベルの向上を図るとともに、お客様により安心・安全なサービスを提供できるよう、継続的な機能改善に取り組んでまいります。
■RoboRoboコンプライアンスチェックについて

RoboRoboコンプライアンスチェックは、取引先の法令違反や社会規範に反する活動がないかを自動でチェックができるクラウドサービスです。生成AI/LLMを活用し独自開発した「AI注目度判定」「記事要約・解析」により、業務担当者の効率的な意思決定を支援します。
詳細はサービスサイト:https://roborobo.co.jp/lp/risk-check/ をご覧ください。
【会社概要】
■オープン株式会社(https://open.co.jp/)
・本社所在地:東京都港区西新橋3-3-1 KDX西新橋ビル 3階
・設立 :2013年7月
・代表者 :代表取締役執行役員社長 石井 岳之
・資本金 :3,000万円
・事業内容 :スマートロボット(RPA、AI)を活用した情報処理サービス、コンサルタント事業、
アウトソーシング事業、デジタルマーケティング、オンライン広告事業
※本リリースに掲載する社名または製品名は、各社の商標または登録商標です。