AUTHENTIC JAPAN株式会社
緑の雇用研修・安全対策のICT事例として紹介 林野庁・森林管理局をはじめ公的機関・民間での実績が後押し
AUTHENTIC JAPAN株式会社(本社:福岡市中央区、代表取締役社長:久我 一総 以下「当社」)の運営する、山や海での行方不明者の位置を特定する捜索サービス「ココヘリ」が、全国森林組合連合会が実施する「緑の雇用」事業フォレストワーカー集合研修において、2025年4月より教材のコンテンツとして採用されました。

本研修は、林業分野の担い手育成を目的とした人材育成事業です。ICT・スマート林業に関する安全対策のうち、山林作業中の万が一の事態に備える位置特定・捜索支援の手段としてココヘリが紹介されています。
ココヘリは、林業をはじめとする多様な現場で、安全対策の一環として導入が進んでいます。2018年より林野庁・森林管理局にて正式導入され、現在では1,800台以上が現場で運用されるなど、公的機関における継続的な実績に加え、民間の作業現場でも活用の広がりを見せています。
これまでの官民における導入実績と、林業現場における安全確保への貢献姿勢が全国森林組合連合会から評価され、今回の教材採用となりました。
林業の現場を、見えないところから支えたい
林業は、日本の森林資源を支える重要な産業である一方、過酷な自然環境の中での作業が多く、安全対策は常に大きな課題です。当社ではココヘリを通じて、そうした現場のリスクを少しでも減らす一助となることを願い、林業従事者の皆さまの命を守る仕組みを提供しています。
今回の研修教材への採用を契機として、これから林業に携わる若い世代にも、安全対策の重要性と、その一つの選択肢としてココヘリがあることを知っていただければ幸いです。
AUTHENTIC JAPAN 会社概要
AUTHENTIC JAPAN株式会社
代表取締役社長:久我 一総
本社:福岡県福岡市中央区赤坂1-6-15-4F
URL:https://www.authjapan.com/
事業内容:山岳捜索サービス「ココヘリ」などの展開
「ココヘリ」とは
「ココヘリ」は会員に専用の電波を発信する発信機を貸与し、山岳遭難時に受信機を持った民間提携ヘリコプターを始めドローンや民間地上捜索隊を出動させ、発信機と受信機の「直接通信」を用いて登山者の位置を特定することで、捜索時間を大幅に短縮できるサービスです。
遭難が発生するような山岳地帯ではスマートフォンの電波が届かないことが珍しくありません。ですが、「ココヘリ」は携帯電話の通信網に頼らない「直接通信」なので、山岳地帯での迅速な捜索が可能となります。こうした「命を守る」ことへの高い性能が登山家に強く支持され、会員数は17万人を超えるまでに達しています。
代表取締役 久我 一総の略歴
1978年、福岡県福岡市生まれ。西南学院大学文学部外国語学科英語専攻卒業。2002年パナソニックシステムネットワークスに入社し、SCM部門の責任者としてイギリスの子会社へ出向。10年後に帰国し、商品企画部門へ異動。2011年にAUTHENTIC JAPANを立ち上げ、退職。現在に至る。