三井住友トラスト・パナソニックファイナンス株式会社
Monoful Venture Partners 1号投資事業有限責任組合に出資
三井住友トラスト・パナソニックファイナンス株式会社(本社:東京都港区、取締役社長:浜野敬一「以下、当社」)は、アレス・マネジメント・コーポレーション(ニューヨーク証券取引所:ARES)が運用するMonoful Venture Partners 1号ファンド(以下、当ファンド)※ に出資(以下、本出資)しましたので、お知らせいたします。
1. 当ファンドについて
当ファンドは、物流や不動産、これらに関連する分野で成長段階にあるスタートアップ企業を対象に投資し、事業支援を行うベンチャーキャピタルです。特に、事業が初期段階を超え、成長期から成熟期に差し掛かる企業(いわゆる「ミドル・レイターステージ」の企業)を中心に支援しています。

2.出資の背景と目的
当社はこれまで、幅広い業界のお客さまと取引を行う中で、物流が多くの業界において事業の効率化や競争力向上に直結する重要なテーマであると認識してまいりました。近年、物流業界では、労働時間の規制強化や人手不足等に伴う問題、EC市場の拡大による配達需要の増加により、さらなる効率的な物流ネットワークの構築とDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進が不可欠となっております。
当社は、お客さまの物流課題に対応しながら、より高度な物流ソリューションの提供を目的として、本出資を通じ、新たな物流および関連市場における持続可能な成長モデルの創出に貢献してまいります。
当ファンドは、物流分野における最適化を目指し、ロボティクスやAI(人工知能)、フィンテック(金融テクノロジー)、EC(電子商取引)などの先端技術を活用したスタートアップ企業への投資をこれまで日本国内で進めてきました。物流業界では、新しいテクノロジーやソリューションの導入が求められており、これを実現するためには、スタートアップ企業と物流関連企業との連携が重要です。当ファンドは、こうした連携を支援し、物流分野におけるイノベーションを推進することで、より効率的で持続可能な経済圏の構築を目指しています。
当社は今後も、物流業界をはじめとするさまざまな業界のお客さまに対し、企業価値向上につながる具体的な提案を行うとともに、デジタル化や省力化の促進をサポートし、社会課題の解決に取り組んでいきます。
※ Monoful Venture Partners1号ファンドは、シンガポール法に基づき設立されたファンド及びMonoful Venture Partners1号投資事業有限責任組合(本社:東京都中央区、職務執行者:林口哲也)によって構成されています。2025年3月1日付で、本ファンドは、GLP JapanおよびGLPキャピタルパートナーズの国際事業(グレーター・チャイナでの事業を除く)ならびにその関連会社とともに、クレジット、不動産、プライベート・エクイティ、インフラストラクチャーといった資産クラスにおいて、プライマリーおよびセカンダリーの補完的な投資ソリューションを提供する、世界有数のオルタナティブ投資会社であるアレス・マネジメント・コーポレーション(ニューヨーク証券取引所:ARES)の一員となりました。
アレスについての詳細はhttps://www.aresmgmt.com/ をご覧ください。