STORY

“正義の象徴”を受け継いだ〈新たなキャプテン・アメリカ〉の物語。アメリカ大統領ロスが開く国際会議でテロ事件が発生。それをきっかけに生まれた各国の対立が、世界大戦の危機にまで発展してしまう。この混乱を食い止めようとする新キャプテン・アメリカことサム・ウィルソンに、〈赤いハルク〉と化した大統領ロスが襲いかかる…！だが、全ては“ある人物”によって仕組まれた陰謀だった——。

PRODUCTION NOTE

■新たなキャプテン・アメリカが盾を振るう エキサイティングな監督のスリリングなストーリー

MCU（マーベル・シネマティック・ユニバース）では、キャプテン・アメリカの正史は、第二次世界大戦を舞台にした『キャプテン・アメリカ／ザ・ファースト・アベンジャー』（11）から、『キャプテン・アメリカ／ウィンター・ソルジャー』（14）のパラノイア・スリラーの側面まで、非常に現実的な位置を占めている。そしてフィルムメーカーたちは、次の章をまさにその位置に置きたいと考えている。監督のジュリアス・オナーとプロデューサーたちは、スリラーの側面に傾倒し、監督は早い段階で映画の主要部門の責任者やキャストに、参考となる映画の古典的名作リストを共有した。その映画の金字塔には、パラノイア・スリラー「ジャッカルの日」（73）、「殺しの分け前/ポイントブランク」（67）「パララックス・ビュー」（74）、そして監督の個人的なお気に入りであるネオノワール犯罪スリラー「サムライ」（67）などが含まれる。しかし、『キャプテン・アメリカ：ブレイブ・ニュー・ワールド』は、スリラーというジャンルに現代的な解釈を明確に提示していると言えるだろう。この作品は、物語全体に巧みに織り込まれた、多層的なキャラクターと絶妙な緊張感に満ちている。視覚的に刺激的なセットや、躍動感あふれるハラハラするアクションを織り交ぜることで、監督の卓越したスキルがMCU映画の確立されたDNAと完璧に調和するという絶妙なバランスが実現している。

■敵と家族の再会『キャプテン・アメリカ：ブレイブ・ニュー・ワールド』のキャストがアッセンブル

世界中のマーベル・パラノイア・スリラーファンは、MCUの種をまき、広げていく映画とストリーミングシリーズの作品間の意外な関連性を明らかにする瞬間を期待するようになった。この伝統は、この最新作の『キャプテン・アメリカ：ブレイブ・ニュー・ワールド』でも健在であり、関連性や情報が、この宇宙の映画全体にわたる神話をさらに深める最近の映画やドラマシリーズで明らかになっている。具体的には、フィルムメーカーたちは『キャプテン・アメリカ／ウィンター・ソルジャー』で、ルイ・レテリエ監督、エドワード・ノートン演じるブルース・バナー、リヴ・タイラー演じるベティ・ロス、サディアス“サンダーボルト”ロス将軍役を演じたウィリアム・ハート、サミュエル・スターンズ役のティム・ブレイク・ネルソンなどが出演した2008年の映画『インクレディブル・ハルク』への壮大な回帰を果たし、その熱をさらに高めている。

STAFF＆CAST
＜スタッフ＞

監督：ジュリアス・オナー

脚本：ロブ・エドワーズ、マルコム・スペルマン、ダラン・ムッソン、

ジュリアス・オナー、ピーター・グランツ

原案：ロブ・エドワーズ、マルコム・スペルマン、ダラン・ムッソン

製作：ケヴィン・ファイギ、ネイト・ムーア

製作総指揮：ルイス・デスポジート、チャールズ・ニューワース、

アンソニー・マッキー

共同製作：ミッチ・ベル、キアナ・F・デヴィッドソン

撮影監督：クレイマー・モーゲンソー

プロダクション・デザイナー：ラムジー・エイヴリー

編集：マシュー・シュミット、マドレーヌ・ギャヴィン

衣裳デザイナー：ガーシャ・フィリップス

音楽：ローラ・カープマン

＜キャスト＞(　)内は日本版声優

サム・ウィルソン／キャプテン・アメリカ：アンソニー・マッキー（溝端　淳平）

サディアス・ロス大統領：ハリソン・フォード（村井　國夫）

ホアキン・トレス：ダニー・ラミレス（布施川　一寛）

ルース・バット＝セラフ：シラ・ハース（潘　めぐみ）

サミュエル・スターンズ：ティム・ブレイク・ネルソン（森川　智之）

サイドワインダー：ジャンカルロ・エスポジート（広瀬　彰勇）

イザイア・ブラッドリー：カール・ランブリー（宝亀　克寿）

レイラ・テイラー：ゾシャ・ロークモア（松平　春香）

ベティ・ロス：リヴ・タイラー（甲斐田　裕子）

尾崎首相：平 岳大（平 岳大）