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国際NGOプラン・インターナショナル、ガザで亡くなったパレスチナ人フォトジャーナリスト ファティマ・ハスネさんに深い哀悼の意

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国際NGOプラン・インターナショナル

国際NGOプラン・インターナショナル(所在地:東京都世田谷区 理事長:池上清子 以下、プラン)は、4月16日未明にガザで発生したイスラエル軍による空爆により、パレスチナ人フォトジャーナリストであり、プランのユースメンバーとして活動に参加していたファティマ・ハスネさん(24歳)が、ご家族とともに亡くなったとの悲報に、深い衝撃を受け、言葉を失っています。

才能あふれる写真家であり、プランの「She Leads」プログラムの元参加者であったファティマさんは、過去18カ月間、勇敢にもガザでの日常生活の様子を捉え、その作品はガーディアン紙をはじめとする多くのメディアで発表されてきました。

1月の一時停戦発表時には、彼女は将来に希望を抱き、婚約者との時間を心待ちにしており、「紛争が終わった後の人生を楽しみにしています。美しい日々が来ると信じています」と語っていました。

プランの国際人道支援ディレクターを務める医師のウニ・クリシュナンは、次のように述べています。

「ファティマは、プランの皆にとっての希望の光でした。紛争に立ち向かう彼女の恐れることのない報道と揺るぎない勇気を通して、世界は紛争の人道的コスト、そしてガザの人々の心を知ることができました。私たちはファティマを、力強い声の持ち主としてだけでなく、人生、芸術、そして何よりもガザの人々への愛に満ちた人物として知るようになりました。彼女のレガシーは永遠に私たちとともにあります。

紛争において彼女は並外れたレジリエンスを示し、日々の生存のための闘いの中でも、若者にとっての熱烈な大使でした。昨年彼女が書いた記事の中で、彼女は世界に問いかけました。『私たちもあなたたちと同じ人間ではないのですか?』この問いは、今も私たちの心に深く響いています。

ファティマの最新のプロジェクトでは、短期間の停戦中にガザの若い女性の一日を写真で記録しようとしていました。彼女は、「多くの子どもたちが、学校や遊び場にいるべき時に、年齢よりも重い荷物を背負っている」と書いています。また、「故郷に戻れることほどすばらしいことはない、たとえそのための旅が辛く、長く、困難であっても」とも述べていました。

プランは、この悲劇に深い悲しみを覚え、ご遺族、ご友人、そして愛するすべての方々に心からお悔やみを申し上げます。」

ファティマさんの活動についてはこちらから:

https://www.plan-international.jp/news/20231226_38054/

https://www.plan-international.jp/news/20231116_37823/

https://www.youtube.com/watch?v=WcC8NUeMvhg

175名以上のジャーナリストが犠牲に

2023年10月7日以降、ガザでは少なくとも175人のジャーナリストが命を落としています。ガザへの国際メディアの立ち入りが依然として制限されている中、現地のジャーナリストや一般のパレスチナの人々による記録は、今日のガザの現実を伝える上で非常に重要です。パレスチナ保健省によると、2023年10月7日以降、ガザでは15,613人の子どもと8,304人の女性を含む51,000人以上が亡くなっています。

ファティマさんのご逝去に心から哀悼の意を表すとともに、プランは、ガザにおける恒久的、即時的かつ無条件の停戦、封鎖の解除、人道支援従事者と救援物資の自由なアクセスを改めて強く求めます。

ファティマさんの勇気ある行動と彼女が伝えたかったメッセージを心に刻み、プランは今後も、紛争下で危機に瀕している子どもたちや人々のために、支援活動を続けてまいります。

出典:PR TIMES

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企業プレスリリース詳細へ (2025年4月21日 10時00分)

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